
| 科目責任者 | 市川 勝 |
|---|---|
| 担当者 | 市川 勝※, 福田 倫也※, 東川 麻里※, 秦 若菜※, 上岡 清乃※, 澤田 拓也※ |
| 科目概要 | 2年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻] |
医療・介護・福祉・教育領域における言語聴覚士の役割を理解し、障害児・者や高齢者の地域生活を支援するための知識と技術を学ぶ。また、見学実習を通して、地域を支える医療機関や施設で働く専門職の役割を学び、地域共生社会に貢献できる人材の養成を図る。言語聴覚障害学の基礎科目、専門基礎科目を総合的に理解する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③④に関連する。
【教育内容】
・地域リハビリテーションならびに地域言語聴覚療法学の基本理念と、地域で暮らす人々に対する言語聴覚士の役割を理解する。
・対象者の生活を支える医療・介護・福祉・教育などの多様な領域の制度や社会資源に関する知識を習得する。
・地域共生社会において、対象者や家族、多職種と円滑に連携・協働し、チームの一因として支援を実践するためのコミュニケーション能力を習得する。
・地域言語聴覚療法学と基礎科目・専門基礎科目のつながりを理解する。
【教育方法】
・授業形態:演習
・パワーポイント、配布資料、動画を使用した講義形式で行う。適宜、グループワークを行う。臨床場面の見学実習を行う。
・小テストはGoogle Classroomを用いて、授業内で実施する。
【フィードバック】
・小テストは、回答締切後の講義で解説を行う。
・第1回~第10回までに提出されたレポートは第16回までに返却し、内容の解説を行う。第11回~第16回のレポートは1月上旬までに返却する。感想文は返却しない。
・学生からのメール等による質問には、Google Classroom上、あるいは次回講義の際にフィードバックを行う。
| 回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
|---|---|---|---|---|
| 1回 | 地域言語聴覚療法および地域リハビリテーションの概念 | 地域言語聴覚療法学ならびに地域リハビリテーションの概念を学ぶ。当科目で行う実習の位置づけについて解説する。 | 市川 勝 |
9/2② |
| 2回 | 地域で出会う神経疾患の病態(1)中枢性麻痺、反射など |
随意運動の伝導路とその障害について理解を深める。運動麻痺の見方、反射のみかたを学ぶ。 | 福田 倫也 |
9/7④ |
| 3回 | 地域言語聴覚療法学と専門基礎科目のつながり(1)専門基礎科目について【実習】 | 地域言語聴覚療法学と基礎科目・専門基礎科目との関連性を学ぶ。 | 東川 麻里 秦 若菜 澤田 拓也 上岡 清乃 市川 勝 |
9/8③ |
| 4回 | 地域で出会う神経疾患の病態(2)錐体外路症状、パーキンソン病など | 錐体外路とその障害について理解を深める。パーキンソン病について学ぶ。 | 福田 倫也 |
9/14④ |
| 5回 | 地域言語聴覚療法学と専門基礎科目のつながり(2)専門基礎科目の学び方について【実習】 | 国家試験の過去問を通じて、地域言語聴覚療法学を理解するために必要となる基礎科目および専門基礎科目について理解を深める。 | 秦 若菜 上岡 清乃 澤田 拓也 市川 勝 |
9/15③ |
| 6回 | 地域言語聴覚療法の実践に必要な社会保障制度や社会資源の知識(1):国際生活機能分類(ICF)の理解と活用 | 国際生活機能分類(ICF)の基本的な概念を理解するとともに、特に背景因子(環境因子・個人因子)の捉え方について学ぶ。 | 市川 勝 |
10/7③ |
| 7回 | 地域言語聴覚療法の実践に必要な社会保障制度や社会資源の知識(2):社会保障制度の理解 | 社会保険・社会福祉・公的扶助・保健医療など日本の社会保障制度の概要について学ぶ。 | 市川 勝 |
10/14③ |
| 8回 | 地域言語聴覚療法の実践に必要な社会保障制度や社会資源の知識(3):関連職種や人的資源の理解 | 地域を支える様々な立場の職種や人の役割を理解し、協働するための方法を学ぶ。 | 市川 勝 |
10/21③ |
| 9回 | 見学実習(1)各種見学実習のオリエンテーション【実習】 | 病院見学実習の目的や内容を理解する。 | 市川 勝 |
10/28③ |
| 10回 | コミュニケーション実習【実習】 | 専門職としての対人コミュニケーションにおける基本的なスキルや留意点について実習を通して学ぶ。 | 秦 若菜 |
11/4③ |
| 11・12回 | 見学実習(2)患者支援部門【実習】 | 地域の中核医療機関である北里大学病院におけるMSWの仕事と言語聴覚士との連携の在り方について学ぶ。 | 市川 勝 上岡 清乃 澤田 拓也 |
11/18③④ |
| 13・14回 | 見学実習(3)ST部門【実習】 | 地域の中核医療機関である北里大学病院言語聴覚療法部門で見学実習を行う。 | 市川 勝 上岡 清乃 澤田 拓也 |
11/20①②③④⑤ 12/4①②③④⑤ |
| 15・16回 | 見学実習(4)PTOT部門【実習】 | 地域の中核医療機関である北里大学病院言語聴覚療法部門で見学実習を行う。 | 市川 勝 上岡 清乃 澤田 拓也 |
11/30①② 12/7①② 12/14①② |
※11月20日①~⑤、12月4日①~⑤のうち2コマ出席
※11月30日①②、12月7日①②、12月14日①②のうち2コマ出席
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院や施設での勤務や行政・地域の関係機関との協働事業の経験を基に、地域の障害児・者や高齢者の生活を支援するために必要な事項について解説する。
1.地域言語聴覚療法の歴史的・社会的背景を説明できる。
2.地域で生活する障害児・者や高齢者の支援に関連する医学的知識や社会保障制度に関する知識、その他各種サービスについて具体的に説明することができる。
3.地域において協働する様々な職種の職務内容や役割を説明できる。
4.地域の医療機関における言語聴覚士や関連職種の臨床を見学し、それぞれの役割を説明できる。
5.言語聴覚療法学に関連する基礎科目、専門基礎科目の知識を説明できる。
授業・実習への参加態度(グループディスカッションでの発言や実習における発表等を含む)・小テスト・レポート(40%)、定期試験(60%)で評価する。
レポートは授業の出欠席によらず、全て提出すること。
本科目は、大学病院における実践的な学びを含むため、対象者の安全確保や専門職としての倫理観の修得、ならびに知識技術の整理が不可欠である。そのため、以下の全プログラムへの出席を単位認定の必須条件とする。
・事前オリエンテーション(第9回)
・学内実習(第10回)
・大学病院での実習(第11~16回)
これらのプログラムは、相互に連続した内容であり、一つでも欠落した場合には実習目的を達成できないと判断し、原則として単位を認定しない。なお、正当な理由による欠席については、欠席後1週間以内に欠席届(学生便覧を参照のこと)を提出することで、代替の課題を課す等の措置を検討する場合がある。
【授業時間外に必要な学習の時間:18時間】
予習:言語聴覚障害を持つ方に関する著書を1冊以上読んでおく。ボランティア活動などに積極的に参加し、高齢者や子ども、言語聴覚障害のある方とコミュニケーションをとる機会を持つ。
復習:授業での配布資料を見直し、理解を深めること。授業内容に関連する国家試験問題の過去問を解き、出題傾向に関する理解を深めること。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 言語聴覚士テキスト 第4版 | 大森孝一・永井知代子・深浦順一・渡邉修 編 | 医歯薬出版 |
| 参考書 | 見て覚える!社会福祉士国試ナビ2025 | いとう総研資格取得支援センター 編 | 中央法規 |
科目ナンバリングコード:ST302-CP01