
| 科目責任者 | 川島 麗 |
|---|---|
| 担当者 | 川島 麗※, 市川 尊文※, 前川 達則, 玉木 竣※ |
| 科目概要 | 2年 (2単位・必修) [保健衛生学科 環境保健学コース] 2・3・4年 (2単位・選択) [保健衛生学科 臨床心理学コース] |
●3 学年臨床心理学コースの学生は、必修科目と同時開講のため、2026 年度は履修できない。
生命現象の分子基盤を理解するために、体構成成分としての糖質・脂質・アミノ酸・タンパク質・核酸の代謝がどのように行われるのかについて概説できるようになることを目的とする。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。
【教育内容】
生化学は、人体の構造と機能及び疾病の成り立ちに関連する分野の科目であり、生命現象を分子レベルで理解しようとする学問である。生体成分である糖質、脂質、タンパク質・アミノ酸及び核酸の構造と性質について学ぶ。そして物質代謝を成立させる上で必要な酵素の分類と性質、酵素反応速度論と酵素活性の調節について理解し、生体内での具体的な糖質の代謝、脂質の代謝、タンパク質の分解とアミノ酸の代謝、核酸の代謝についての知識を身につける。
【教育方法】
授業形態:講義
講義形式、教科書および配布資料についてパワーポイントを用いて解説する。講義後に課題を課し、その後解説を行う。
【フィードバック】
各回の最後に課題を課し、その後解説を行う。
| 回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | はじめに | 生化学序論として生体元素および細胞の多様性について学ぶ。 | 川島 麗 |
4/13④ |
| 第2回 | 糖質(1)糖質の構造と機能 | 糖質の分類と構造および役割について学ぶ。 | 市川 尊文 |
4/20④ |
| 第3回 | 糖質(2)糖質の代謝 | 糖質の吸収および解糖系、クエン酸回路、電子伝達系によるATP産生機構について理解を深める。 | 市川 尊文 |
4/27④ |
| 第4回 | タンパク質(1)アミノ酸・タンパク質の構造と機能 | アミノ酸の分類と構造および役割について学ぶ。 | 玉木 竣 |
5/11④ |
| 第5回 | タンパク質(2)アミノ酸・タンパク質の代謝 | タンパク質の体内動態、タンパク質の分解と代謝経路について理解を深める。 | 玉木 竣 |
5/18④ |
| 第6回 | 脂質(1)脂質の構造と機能 | 脂質の分類と構造および役割について学ぶ。 | 前川 達則 |
5/25④ |
| 第7回 | 脂質(2)脂質の代謝 | 脂質の吸収および脂質の分解と生成、脂質の生体内輸送について理解を深める。 | 前川 達則 |
6/1④ |
| 第8回 | 核酸(1)核酸の構造と代謝 | 核酸の分類および生成と分解について学ぶ。 | 川島 麗 |
6/8④ |
| 第9回 | 【オンデマンド】 核酸(2)核酸の機能 |
DNA複製機構について理解を深める。 | 川島 麗 |
6/8 |
| 第10回 | 【オンデマンド】 核酸(3)核酸の役割 |
遺伝子発現機構について理解を深める。 | 川島 麗 |
6/8 |
| 第11回 | 酵素による体内調節システム | 酵素の特徴と性質および酵素反応速度論と酵素阻害について学ぶ。 | 玉木 竣 |
6/15④ |
| 第12回 | ビタミンによる体内調節システム | ビタミンの種類と機能および疾患との関わりについて学ぶ。 | 前川 達則 |
6/22④ |
| 第13回 | ホルモンによる体内調節システム | ホルモンの種類と機能および疾患との関わりについて学ぶ。 | 玉木 竣 |
6/29④ |
| 第14回 | 生体防御機構の仕組み | 生体免疫の生化学的特徴および獲得免疫を中心とした免疫反応の機序について学ぶ。 | 川島 麗 |
7/6④ |
| 第15回 | まとめ | これまでの講義内容を総括し、基礎的生化学、臓器間の代謝のつながりおよび疾患生化学の総合的理解を深める。 | 川島 麗 |
7/13④ |
オンデマンドの講義日は、公開予定日を表示しています。
◆実務経験の授業への活用方法◆
研究所での研究経験や病院での臨床経験を踏まえ、生化学を基礎とするライフサイエンス領域の研究成果が人体を理解する上でどのように役立っているか概説する。
1)体構成成分としての糖質の機能を構造・性質に基づき説明できる。
2)体構成成分としての脂質の機能を構造・性質に基づき説明できる。
3)体構成成分としてのアミノ酸とタンパク質の機能を構造・性質に基づき説明できる。
4)体構成成分としての核酸の機能を構造・性質に基づき説明できる。
5)酵素の機能、補酵素の機能、酵素活性の調節機構について説明できる。
6)解糖、クエン酸回路、電子伝達系と酸化的リン酸化について説明できる。
7)脂肪酸の合成、伸長、不飽和化の経路と β-酸化、ケトン体の合成・分解経路について説明できる。
8)トリアシルグリセロールの合成経路・分解経路、および複合脂質の合成経路について説明できる。
9)アミノ酸(非必須)の合成経路、アミノ酸の分解経路(アミノ基転移反応と尿素回路)について説明できる。
10)ヌクレオチドの合成、分解、再利用の経路について説明できる。
定期試験(90%)と授業への参加態度(10%)を総合して評価する。
【授業時間外に必要な学習時間:60時間】
参考書等を利用して講義内容の予習を行い、授業で学習した内容をより深く理解するため配布資料をもとに復習を行う。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 資料を配布する。 | ||
| 参考書 | シンプル生化学 改訂第7版 | 林 典夫、廣野治子 | 南江堂 |
| 参考書 | 臨床検査学講座 生化学 | 原 諭吉、岡村直道、大城 聡 | 医歯薬出版 |
| 参考書 | 臨床検査技術学8 生化学 | 菅野剛史、松田信義 | 医学書院 |
| 参考書 | ハーパー生化学 | 上代淑人 | 丸善 |
| 参考書 | マッキー生化学 | 市川厚 | 化学同人 |
科目ナンバリングコード:HS201-SF09