
| 科目責任者 | 村石 浩 |
|---|---|
| 担当者 | 村石 浩, 長谷川 智之, 鍵谷 豪※, 橋本 成世※, 成田 亮介※, 林 達也※ |
| 科目概要 | 2年 (1単位・必修) [医療工学科 診療放射線技術科学専攻] |
広範多岐にわたる放射線計測機器の中から基本となる放射線測定器を選び、その特徴・特性及び放射線のもたらす現象を理解する。また、放射線による障害防止のために、医療用放射線施設に必要な防護、管理技術及び放射線の安全取扱法について習得する。更に、放射線管理学・計測学分野に関わる診療放射線技師、及び第1種放射線取扱主任者国家試験問題レベルの基礎について理解する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③④⑤⑦に関連する。
【教育内容】
各種線量計の諸特性、半価層、実効エネルギー、エネルギースペクトル等の測定技術について学び、測定原理・方法、放射線計測回路、放射線量の単位、放射線の特性、測定データの取扱いなどを体験的に習得する。また、個人被ばく線量の測定、空間線量率の測定、放射線の遮蔽実験等を通じて、放射線管理学の実際について学ぶ。
【教育方法】
授業形態:実習・実技
グループに分かれて実習。提出課題の解説は、第21~22回(総論)で行う。
【フィードバック】
提出課題の解説は、最後の「総論」で行う。
| 回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
|---|---|---|---|---|
| 第1~2回 | 実習ガイダンス | 実習の概要、機器取り扱い、RI取り扱い、及び関係法規について解説する。 | 担当者全員 |
9/24③④ |
| 第3~4回 | モンテカルロシミュレーション | モンテカルロ法による放射線と物質との相互作用(光子、電子、陽電子、中性子)について学ぶ。 | 担当者全員 |
10/1③④ |
| 第5~6回 | 半価層と実効エネルギー | 電離箱線量計の特性、及び半価層と実効エネルギーについて学ぶ。 | 担当者全員 |
10/8③④ |
| 第7~8回 | γ線スペクトロメトリ | NaI(Tl)シンチレーション検出器によるγ線スペクトロメータ、及び高純度Ge半導体検出器の特性、γ線エネルギースペクトル、核種同定法について学ぶ。 | 担当者全員 |
10/15③④ |
| 第9~10回 | 空間線量率の測定 | GMサーベイメータ、及びシンチレーションサーベイメータの使用法と校正について学ぶ。 | 担当者全員 |
10/22③④ |
| 第11~12回 | 個人線量計の測定・評価 | 半導体式ポケット線量計の使用法と校正について学ぶ。 | 担当者全員 |
10/29③④ |
| 第13~14回 | X線発生装置周辺での空間線量率測定 | 蛍光ガラス線量計を用いて、X線管からの漏えい線量、及び被写体からの散乱線量の測定について学ぶ。 | 担当者全員 |
11/5③④ |
| 第15~16回 | 天然放射能測定 | 液体シンチレーションカウンタ―の特性、及びカリウム40からのβ線測定について学ぶ。 | 担当者全員 |
11/12③④ |
| 第17~18回 | γ線の吸収と遮蔽 | NaI(Tl)シンチレーションカウンタの特性、及び各種遮蔽材の半価層の測定法について学ぶ。 | 担当者全員 |
11/19③④ |
| 第19~20回 | 放射線安全管理の理論と実際 | 放射線管理の実際について学ぶ。また、実習データをもとに再検討、及び演習を行う。 | 担当者全員 |
11/26③④ |
| 第21~22回 | 総論、実習試験 | 量子イメージング学について学び、最後に実習試験を行う。 | 担当者全員 |
12/3③④ |
※講義の実施方法は状況により変更する場合があります。
◆実務経験の授業への活用方法◆
臨床経験及び研究所における高度な放射線・放射性同位元素の医学利用及び研究経験並びに安全管理の経験を踏まえて、放射線の管理技術及び安全取扱法の実習を行う。
放射線の検出や放射能、放射線量の測定方法について説明できる。
放射線管理学の実践的内容について説明できる。
受講態度(30%)、及び提出課題(70%)により総合的に評価する。
実習時間外に必要な学習の時間:12時間
2RT前期「放射線管理学」、及び「放射線計測学Ⅰ」の指定教科書を一読し、講義内容を復習しておくこと。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | プリント配布 | ||
| 参考書 | アイソトープ手帳 | 日本アイソトープ協会 | 丸善 |
| 参考書 | 放射線計測ハンドブック | 阪井英次 他 | 日刊工業新聞社 |
科目ナンバリングコード: RT304-SS10