
| 科目責任者 | 渡邉 誠 |
|---|---|
| 担当者 | 渡邉 誠※ |
| 科目概要 | 3年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻] |
就労支援における作業療法の位置づけと役割,就労支援の評価方法および方法を理解する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。
【教育内容】
ジョブコーチ(職場適応援助者)の役割を学ぶ。
職業リハビリテーションに必要な評価のプロセスを説明し、演習を行う。
評価結果の解釈から支援計画作成までの進め方を学ぶ。
就労支援を実施するために必要な課題分析、職務分析について学ぶ。
職業リハビリテーションの実践において求められる面談・カウンセリング技能の演習を行う。
【教育方法】
授業形態:実習
講義形式:演習,グループ討議及び発表
【フィードバック】
次回以降の授業において課題で問われている内容および模範となる解答内容についてコメントする。
| 回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | ・職場適応援助者の制度と役割(訪問型と起業在籍型) | ・職場適応援助者の制度を説明する。 ・職場適応援助者に関する助成金制度を説明する。 ・訪問型および企業在籍型職場適応援助者の活用について説明する。 ・職場適応援助者による標準的な支援の流れを説明する。 ・支援者に求められる姿勢について説明する。 |
渡邉 誠 |
4/17③ |
| 第2回 | ・職場における雇用管理 | ・企業に対する障害者の雇用管理への支援を説明する。 ・障害者の雇用プロセスを説明する。 ・職務の選定及び創出について説明する。 ・企業に対する支援における留意事項について説明する。 |
渡邉 誠 |
4/24③ |
| 第3回 | ・職業リハビリテーションにおけるアセスメントの視点 | ・職業評価の目的、過程を説明する。 ・職業評価の方法を説明する。 ・職業評価の種類を説明する。 |
渡邉 誠 |
5/8③ |
| 第4回 |
職業リハビリテーション評価法② | ・VRT(職業レディネス・テスト)の概要、実施方法を理解する。 ・VRTを実施する。(演習) ・自らの職業興味を理解する。 |
渡邉 誠 |
5/15③ |
| 第5回 |
評価結果の解釈、課題抽出そして支援を考える | ・評価結果の解釈の背後にあるものを説明する。 ・支援計画を考える前のポイントを説明する。 ・対象者支援とは何かを説明する。 ・就業支援および生活支援を説明する。 |
渡邉 誠 |
5/22③ |
| 第6回 |
支援計画の策定をどのように進めるか | ・支援計画の策定までの進め方およびプランニングのステップを説明する。 ・支援計画の記載内容を説明する。 ・支援計画作成の時期を説明する。 |
渡邉 誠 |
5/29③ |
| 第7回 |
職場開拓と調整方法 | ・ハローワークの活用について説明する。 ・重度障害がある人の職場開拓について説明する。 |
渡邉 誠 |
6/5③ |
| 第8回 |
障害特性と職業的課題①(身体障害領域) | ・各身体障害の概要を説明する。 ・脊髄損傷の事例より就労支援までの流れを説明する。 |
渡邉 誠 |
6/12③ |
| 第9回 |
障害特性と職業的課題③(知的・発達障害領域) | ・知的障害、発達障害の概要を説明する。 ・職業的課題を説明する。 ・雇用対策上の位置付けを説明する。 ・就労支援のポイントを説明する。 |
渡邉 誠 |
6/19③ |
| 第10回 |
援助技術として求められる分析 | ・分析とは何かについて説明する。 ・環境の構造化について説明する。 ・職務を課題分析する。 ・課題分析作成の留意点を説明する。 |
渡邉 誠 |
6/26③ |
| 第11回 |
課題分析とインストラクション | ・課題分析をもとに、作業改善の提案方法を理解する。(演習) | 渡邉 誠 |
7/3③ |
| 第12回 |
事業所での支援方法② (支援記録の作成) |
・支援記録を作成する意義を説明する。 ・支援記録の作成する時期を説明する。 ・個別支援計画の記載内容を説明する。 |
渡邉 誠 |
9/4③ |
| 第13回 | 事業所での支援方法③ (支援の流れ) |
・就労支援の流れを理解する。 ・事例より就労移行支援を考える。(演習) |
渡邉 誠 |
9/11③ |
| 第14回 | 面談・カウンセリングによる解決方法① (クライアントの背景) |
・クライアントの背景にあるものを検討する。(演習) ・信頼関係の構築について説明する。 |
渡邉 誠 |
9/18③ |
| 第15・16回 | 面談・カウンセリングによる解決方法② (クライアントとの共有) |
・意味の共有について説明する。 ・相手から話を聞き出す。(演習) ・環境設定について説明する。 ・基本技法について説明する。 |
渡邉 誠 |
9/25③④ |
| 第17・18回 | マイクロカウンセリング(演習) | ・基本技法をもとにカウンセリング演習を行う。 ・相談事例をもとに会話分析を行う。 |
渡邉 誠 |
10/9③④ |
| 第19・20回 | 地域におけるネットワーク構築 | ・ネットワークの意義について説明する。 ・社会資源について説明する。 ・ネットワークの構築、維持について説明する。 ・作業療法と就労支援について説明する。 ・まとめを行う。 |
渡邉 誠 |
10/16③④ |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、職業リハビリテーションの場面で用いられる評価技法(質問紙法など)の演習を行う。
また、就労支援の具体的実践について、事例を通して解説する。
・生活における職業、就業の意義が理解できる。
・職業リハビリテーションに関連する評価方法を適切に選択し、実施することができる。
・障害者に就労ニーズに適する支援方法を模索することができる。
・就労支援の理論に基づいた支援計画を立案することができる。
・障害に応じた配慮事項を説明することができる。
・就労支援を実施するために必要な課題分析、職務分析を実施することができる。
・職業リハビリテーションの実践において求められる面談・カウンセリング技能を習得する。
・職業支援における作業療法士の役割とその実践の意義について説明することができる。
課題レポート(90%)、受講態度(10%)にて評価を行う(*課題レポートは提出期限を厳守すること)。
【授業時間外に必要な学習時間: 15 時間】
・準備として、授業資料や教科書にて対象者の疾患特性などを理解しておくこと。
・基礎作業学で実施した分析方法を復習しておくこと。
・障害者雇用に関する資料を新聞、各種メディアのものを読み、ファイルしておくこと。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 就労支援の作業療法ー基礎から臨床実践までー | 中村俊彦、建木 健、藤田さより(編著) | 医歯薬出版株式会社 |
| 教科書 | 授業にて講義資料を配布します。 | ||
| 参考書 | 職業リハビリテーション入門 | 平賀昭信、岩瀬義昭(編集) | 協同医書出版社 |
| 参考書 | 重度障害者の就労支援のためのジョブコーチ実践マニュアル | 小川 浩、志賀利一、梅永雄二、藤村 出 | エンパワメント研究所 |
| 参考書 | 講義内でも参考図書を紹介します。 |
科目ナンバリングコード: OT304-SS23