
| 科目責任者 | 河村 晃依 |
|---|---|
| 担当者 | 河村 晃依※, 髙橋 香代子※, 山本 恵利香※, 島津 渡 |
| 科目概要 | 3年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻] |
本授業の目的は「生活活動学」で学習した概念、視点を演習形式でさらに理解を深めることにある。作業療法実践において生活の「自律」は重要な課題となる。その実践のために求められる生活支援の手法を具体的に理解し、実践する能力を獲得することを目指している。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。
【教育内容】
・起居,移動、移乗動作の評価、支援方法を学ぶ。
・日常生活活動の各動作(食事、トイレ、入浴、整容、更衣)の評価、支援方法を学ぶ。
・コミュニケーション支援機器の現状及び操作方法を学ぶ。
・自助具の作成・適応のプロセスについて学ぶ。
・事例(疾患別)の評価結果に基づいたADL・IADLアプローチを学ぶ。
・ADL支援の実技試験を行う。
【教育方法】
授業形態:実習
配布資料をもとに、演習形式で実技指導を行う。
演習については、その都度内容の解説・ポイントを説明、実施内容に対しフィードバックを行う。
【フィードバック】
授業終了前に、内容の振り返りとポイント解説を行う。
実技指導においては、その都度実演を含めて助言する。
発表後は学生間での意見交換を行い、その内容を踏まえて教員からコメントする。
課題レポートは、提出後にコメントを付記し返却する。
| 回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
|---|---|---|---|---|
| 第1・2回 |
・起居動作、移乗動作を考える[演習] | ・起居動作の観察、分析方法を学ぶ。 ・移乗動作の観察、分析方法を学ぶ。 ・BI、F.I.Mにおける評価方法を理解する。 ・起居動作、移乗動作の介助方法を学ぶ。 |
河村 晃依 山本 恵利香 |
5/15①② |
| 第3・4回 | ・移動動作を考える(歩行,車いす移動)[演習] | ・移動動作の観察、分析方法を学ぶ。 ・BI、F.I.Mにおける評価方法を理解する。 ・移動動作の介助方法を学ぶ。 |
河村 晃依 山本 恵利香 |
5/19①② |
| 第5・6回 | ・食事動作を考える[演習] | ・食事動作の観察、分析方法を学ぶ。 ・BI、F.I.Mにおける評価方法を理解する。 ・食事動作の介助、支援方法を学ぶ。 |
河村 晃依 山本 恵利香 |
6/5①② |
| 第7・8回 | ・トイレ動作を考える[演習] | ・トイレ動作の観察、分析方法を学ぶ。 ・BI、F.I.Mにおける評価方法を理解する。 ・トイレ動作の介助、支援方法を学ぶ。 |
河村 晃依 山本 恵利香 |
6/12①② |
| 第9・10回 | ・入浴動作を考える[演習] | ・入浴動作の観察、分析方法を学ぶ。 ・BI、F.I.Mにおける評価方法を理解する。 ・入浴動作の介助、支援方法を学ぶ。 |
河村 晃依 山本 恵利香 |
6/19①② |
| 第11・12回 | ・更衣動作を考える[演習] | ・更衣動作の観察、分析方法を学ぶ。 ・BI、F.I.Mにおける評価方法を理解する。 ・更衣動作の介助、支援方法を学ぶ。 |
河村 晃依 山本 恵利香 |
6/26①② |
| 第13回 | ・整容動作を考える[演習] | ・整容動作の観察、分析方法を学ぶ。 ・BI、F.I.Mにおける評価方法を理解する。 ・整容動作の介助、支援方法を学ぶ。 |
河村 晃依 山本 恵利香 |
7/3① |
| 第14回 | ・IADLを考える[演習] | IADL(調理・洗濯)の観察、分析方法を学ぶ。 ・BI、F.I.Mにおける評価方法を理解する。 ・IADLの介助、支援方法を学ぶ。 |
河村 晃依 山本 恵利香 |
7/3② |
| 第15・16回 | 実技試験[起居,移動,移乗動作] | ・起居,移動,移乗動作の実技試験を実施する。 | 河村 晃依 山本 恵利香 |
7/13②③ 7/13④⑤ |
| 第17・18回 | 自助具を活用したアプローチ[演習] | ・自助具の目的,種類,導入の流れについて学ぶ。 ・自助具作成法を学ぶ。 ・事例に適した自助具の作成と適合評価。 |
河村 晃依 山本 恵利香 |
9/11①② |
| 第19・20回 | 当事者の視点:高次脳機能障害 就労を含む様々な生活活動の工夫 |
・高次脳機能障害当事者の生活活動における困難点や工夫。 ・就労場面における困難点や工夫。 ・生活活動を支える支援者にとって大切なこと。 |
島津 渡 河村 晃依 |
9/18①② |
| 第21・22回 | コミュニケーションの支援[演習] | ・コミュニケーション支援の現状を学ぶ。 ・コミュニケーション支援機器の操作を理解する。 |
髙橋 香代子 山本 恵利香 |
9/25①② |
| 第23・24回 | 疾患別アプローチ:ALS[演習] | ・ALSに対するADL・IADLアプローチについて検討する。 ・生活・人生の視点に立って寄り添う支援とは。 ・当事者、そして家族の視点を捉え、専門職としての役割を検討する。 |
山本 恵利香 河村 晃依 |
10/9①② |
| 第25・26回 | 生活活動・就労活動の実際①[演習] | ・Work_With_モノリスの当事者の方々の生活活動・就労活動の実際を知る。 ・動作や活動の観察および聞き取りから生活活動の現状や課題を知る。 ・生活活動の評価・支援における円滑な専門職としてのコミュニケーションを身につける。 |
河村 晃依 山本 恵利香 |
10/20③④ |
| 第27・28回 | 生活活動・就労活動の実際②[演習] | ・当事者の生活活動に関する評価内容について、グループ討論およびまとめを行う。 ・グループでケース発表を行う。 |
山本 恵利香 河村 晃依 |
10/23①② |
◆実務経験の授業への活用方法◆
介護老人保健施設および医療機関での臨床経験を踏まえ,生活活動の評価で用いられる技法(観察,介助,指導方法)について実習を中心に行い,対象者の生活を考える視点について作業療法士の臨床思考に基づき説明する.
・基本動作、移乗動作の評価、支援方法を理解し、実施することができる。
・日常生活活動の各動作(食事、トイレ、入浴、整容、更衣)の評価、支援方法を理解し、実施することができる。
・コミュニケーション支援機器の現状及び操作方法を理解し、実施することができる。
・自助具作成のプロセスおよび作成法を理解し、実施することができる。
・事例の評価結果に基づいたADL・IADLアプローチのプロセスを理解することができる。
・参加につながるADL支援の能力を養うことができる。
実技試験(30%)、課題レポート(30%)、提出物・実習参加状況・発表内容(40%)により総合的評価を行う。
授業時間外に必要な学習時間:3時間
本科目は「生活活動学」の内容を理解した上で行う授業であるため、「生活活動学」で実施した内容の理解を復習しておくこと。
演習時の服装は、動きやすく実習にふさわしい服装で参加すること。
*実技が多いので、身体的な負担が大きい場合には事前に連絡をお願いします。演習内容を状況に応じて設定します。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 日常生活活動学(ADL)−改訂第2版 (作業療法学ゴールド・マスター・テキスト) | 木之瀬隆 編 長﨑重信 監修 | メジカルビュー社 |
| 教科書 | 脳卒中の機能評価 -SIASとFIM 基礎編- | 千野直一 他 | 金原出版 |
| 参考書 | 作業療法学全書第11巻 作業療法技術学3 日常生活活動 改訂第3版 | 酒井ひとみ 編 | 協同医書出版 |
| 参考書 | 新版 日常生活活動(ADL)第2版-評価と支援の実際- | 伊藤利之 江藤文夫 編 | 医歯薬出版 |
| 参考書 | ADLとその周辺 -評価・指導・介護の実際- | 伊藤利之 鎌倉矩子 | 医学書院 |
科目ナンバリングコード: OT304-SS19