
| 科目責任者 | 高橋 博之 |
|---|---|
| 担当者 | 高橋 博之※, 松本 俊英※ |
| 科目概要 | 2年 (1単位・必修) [医療検査学科] |
病理学は疾病を理解する上で基礎となる科目である。病理学Ⅰでは総論として、多くの臓器に生じる共通の病態について、用語の正確な意味、疾病の発症機構、病理所見を理解する。
病理所見を正確に判断するために必要な特殊染色や免疫染色などの病理検査を知る。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。
【教育内容】
疾病を発症機構別に分けてそれぞれの病態を理解する。また、その病態の代表的な疾患について、それらの病理・臨床所見を学ぶ。
【教育方法】
授業形態:講義
パワーポイントを使用した講義形式。講義後、google classroomで復習用の小テストを行う。
【フィードバック】
Google Classroom のフィードバック機能を用いて、随時質問に対応する。
| 回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 病理学の意義 細胞傷害 |
はじめに病理学の概略や、臨床検査技師として病理学を学ぶ意義について職業倫理や守秘義務の重要性を含めて解説する。次いで、細胞傷害による変性、壊死、アポトーシスを理解する。 | 高橋 博之 |
4/9① |
| 第2回 | 修復 | 再生、創傷治癒(肉芽組織、瘢痕組織)による機能回復機序を理解する。 | 高橋 博之 |
4/16① |
| 第3回 | 代謝障害1(アミロイドーシス、黄疸) | アミロイドーシスと黄疸を理解する。 | 高橋 博之 |
4/23① |
| 第4回 | 代謝障害2(糖尿病、鉄と銅の代謝異常) | 糖尿病や鉄と銅の代謝異常を理解する。 | 高橋 博之 |
5/7① |
| 第5回 | 循環障害 | 局所の循環障害(出血、充血、血栓症、塞栓症、梗塞の定義、原因、病態)と全身性の循環障害(浮腫、側副循環、ショックの定義、原因、病態)を解説する。 | 高橋 博之 |
5/14① |
| 第6回 | 炎症、感染症(微生物学) | 急性炎症、慢性炎症、肉芽腫性炎の定義、原因、代表的な疾患を解説する。感染症の分類、病原体によって生じる特徴的な病理学的変化について説明する。 | 高橋 博之 |
5/21① |
| 第7回 | 免疫異常 | 免疫機構を理解し、アレルギーや自己免疫疾患などの病態や病理学的変化を学ぶ。 | 高橋 博之 |
5/28① |
| 第8回 | 腫瘍 | 腫瘍発生の要因、進展と転移機構、良性・悪性腫瘍の鑑別について理解する。 | 松本 俊英 |
6/4① |
| 第9回 | 遺伝性疾患および小児病理 | 染色体異常による先天異常(ダウン症候群、エドワード症候群、クラインフェルター症候群、ターナー症候群、猫泣き症候群)について解説する。また、小児腫瘍の代表的疾患である神経芽腫、肝芽腫、ウィルムス腫瘍について、その病理肉眼・組織所見を示説する。 | 高橋 博之 |
6/11① |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院・研究機関等での経験を踏まえ、疾病の発症機構、病態、病理所見を概説する。
1) 病理学の用語を正確に理解し、使いこなすことができる。
2) 重要疾患の発症機構、病態を説明できる。
3) 重要疾患の病理所見や臨床所見を説明できる。
1)定期試験(90%) 2)受講態度(小テストの取り組みなど)(10%)、等を総合的に判断して評価する。
シラバスに記載されている講義内容の範囲の教科書を読み予習を行い、教科書と配布資料やgoogle classroomの課題で復習を行う(予習復習に計27時間)。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 臨床検査学講座 病理学/病理検査学 | 松原修、他編 | 医歯薬出版 |
| 参考書 | シンプル病理学 [第8版] | 笹野公伸、他編 | 南江堂 |
| 参考書 | 病理学 [第5版] 標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 |
横井豊治 監修、村雲芳樹、他編 | 医学書院 |
科目ナンバリングコード: ML201-SF16