科目責任者 | 高田 史男 |
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担当者 | 小寺 淳子※ |
科目概要 | 全学年 (1単位・自由) [全学科 全専攻] |
留学生を対象に、日常生活や学内でのコミュニケーションがスムーズに行えるよう日本語の基礎から学習する。
「言葉は文化」であることを踏まえ、日本語の表現や文法のバックグラウンドには日本の習慣や文化が色濃く影響していることを折に触れ意識させる。
「日本語Ⅱ」ではN2レベルの文法を学びながら「読む、聞く、話す、書く」を総合的に学習するとともに、JLPTN2対策のための練習問題 を行い、合格を目指す。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の(HS)②,(ML)①②,(CE)①③,(RT)①③④⑧,(PT)①②③④⑤,(OT)①,(ST)①,(OV)①③に関連する。
[教育内容]
前期で学んだことを踏まえ、初級レベルから中級レベルへの日本語にステップアップしていく。同時にJLPTN2出題形式の練習問題も行っていく。JLPT終了後は、敬語の使い方の練習をし、研究室や日本社会でのコミュニケーションを円滑にするための表現を学ぶ。
[教育方法]
教育効果向上のため、現地参加を基本とするが、遠隔地からの参加者についてはオンラインでの参加も可能とする。(対面ハイブリッド)
学習者が積極的に発話する機会を作り、日本語に対する苦手意識をなるべく取り除くようにする。
【フィードバックの方法】
学習内容に沿った課題については、授業中に模範解答の提示やフィードバックを行う。
宿題に関しては、間違いの多い課題に対しては次の時間にフィードバック、解説をする。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面・オンライン併用】 10.満員電車(2) | エッセーを読んで、筆者の考え方や感じ方が理解できる。 | 小寺 淳子 | 11/4 |
第2回 | 【対面・オンライン併用】 11.ラーメンの紹介 | 雑誌やインターネット上などの紹介記事を読んで理解できる。 | 小寺 淳子 | 11/6 |
第3回 | 【対面・オンライン併用】 12.ウォーキングシューズの開発(1) | 会議で説明したり、意見を言ったりできる。 | 小寺 淳子 | 11/11 |
第4回 | 【対面・オンライン併用】 12.ウォーキングシューズの開発(2) | 会議で説明したり、意見を言ったりできる。 | 小寺 淳子 | 11/13 |
第5回 | 【対面・オンライン併用】 13.人生の転機(1) | ストーリーの展開を追って読める。登場人物の心情が理解できる。 | 小寺 淳子 | 11/18 |
第6回 | 【対面・オンライン併用】 13.人生の転機(2) | ストーリーの展開を追って読める。登場人物の心情や決意表明などを理解できる。 | 小寺 淳子 | 11/20 |
第7回 | 【対面・オンライン併用】 14.オリンピックの開催について | 新聞のコラムや社説を読んで、筆者の説明と主張が理解できる。 | 小寺 淳子 | 11/25 |
第8回 | 【対面・オンライン併用】 JLPTN2対策 | JLPTN2の実践問題形式の練習 | 小寺 淳子 | 11/27 |
第9回 | 【対面・オンライン併用】 JLPTN2対策 | 〃 | 小寺 淳子 | 12/2 |
第10回 | 【対面・オンライン併用】 JLPTN2対策 | 〃 | 小寺 淳子 | 12/4 |
第11回 | 【対面・オンライン併用】 敬 語 | 敬語の種類(尊敬語・謙譲語・丁寧語)について理解する。 | 小寺 淳子 | 12/9 |
第12回 | 【対面・オンライン併用】 敬 語 | 尊敬表現について理解する。どのような時に尊敬表現を使うのか、理解できる。 | 小寺 淳子 | 12/11 |
第13回 | 【対面・オンライン併用】 敬 語 | 謙譲表現について理解する。どのような時に謙譲表現を使うのか、理解する。 | 小寺 淳子 | 12/16 |
第14回 | 【対面・オンライン併用】 敬 語 | 丁寧表現について理解する。どのような丁寧表現があり、どのような時につかうのかを理解できる。 | 小寺 淳子 | 1/6 |
第15回 | 【対面・オンライン併用】 敬 語(まとめ) | 日本語でのメールの書き方、電話の応答などが敬語を使ってできるようになる。 | 小寺 淳子 | 1/8 |
◆実務経験の授業への活用方法◆
日本語教師を20年以上しています。大学や大学院に進学する留学生を数多く指導してきた経験を活かし、現場で必要とされる日本語をお届けします。
場面別に相応しい表現を学び、それを使えるようになる。JLPTN2レベルの日本語力を身につける。
講義中の課題と宿題で評価する。講義中の課題40%、宿題60%
予習は困難だが、復習は宿題(プリント)などで随時学習項目の定着を図る。
語彙や漢字については、講義時間内で多くの時間をかけて取り扱うことはせず、学習者の自宅学習に期待する。
【授業外学習時間:15時間】
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | TRY!日本語能力試験N2 | ABK | アスク |
科目ナンバリングコード:(HS)HS402-FF20,(ML)ML402-FF20,(CE)CE402-FF20,(RT)RT402-FF20,(PT)PT402-FF20,(OT)OT402-FF20,(ST)ST402-FF20,(OV)OV402-FF20