Web Syllabus(講義概要)
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先端視機能検査学Advanced Orthoptics
科目責任者川守田 拓志
担当者川守田 拓志※, 大貫 二三恵※, 半田 知也※, 藤村 芙佐子※, 岩田 遥※, 干川 里絵※, パトリック クーレン※
科目概要2年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 視覚機能療法学専攻]

授業の目的

最近の医療技術の進歩に即した視能訓練士業務の変化や将来を見越した業務内容の拡張にも対応すべく、眼科視機能検査の変遷を含めた高い教養と実践的で高度な専門知識を身につける。変化する医療において柔軟な思考力と適応力を養う。

この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③④に関連する。

教育内容・教育方法・フィードバック

【教育内容】
 医療の変化に適応し、世界におけるエビデンスに基づく最新の知見、またデジタルトランスフォーメーションやAIを含む包括的な教育を行い、患者の課題に対処する知識や判断力、応用力を身につける。
 最新の眼科医療機器の原理と方法を理解できるように講義を進める。内容は、最新の収差・角膜形状解析装置、OCT、光学式眼軸長、眼内レンズ度数計算、視野、コントラスト感度・視力、について講義する。
 また、世界における近視や遠視の現状、老視の課題、最新の屈折矯正(眼鏡、コンタクトレンズ、眼内レンズ、屈折矯正手術)、健診、眼疲労・眼精疲労、視覚障がい、視覚が関わる社会問題、視覚の質に関わる先端の医療技術について講義する。

【教育方法】
授業形態:講義
講義形式:パワーポイントを使用する。

【フィードバック】
授業中に課題を与え、授業中に解答を検討する。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回【対面】
ガイダンス
年間授業計画、授業の進め方、目標と内容、予習と復習の仕方を確認する。川守田 拓志
9/10③
第2回【対面】
視覚の質を高める 視力・屈折
正確さと検査効率を踏まえた視力検査、屈折検査の方法を学ぶ干川 里絵
9/11⑤
第3回【対面】
視覚の質を高める コントラスト
コントラスト感度、コントラスト視力を学ぶ岩田 遥
9/17③
第4回【対面】
視覚の質を高める 健診
健診の現状を学ぶ藤村 芙佐子
9/24③
第5回【対面】
視覚の質を高める 眼鏡レンズ
先端の眼鏡レンズを学ぶ川守田 拓志
10/1③
第6回【対面】
視覚の質を高める コンタクトレンズ
先端のコンタクトレンズを学ぶ川守田 拓志
10/8③
第7回【対面】
視覚の質を高める 眼内レンズ
先端の眼内レンズの種類を学ぶ川守田 拓志
10/15③
第8回【対面】
視覚の質を高める 眼内レンズ度数計算式
先端の眼内レンズ度数計算式を学ぶ川守田 拓志
10/22③
第9回【対面】
視覚の質を高める 世界の現状と課題、先端技術
世界の屈折異常(近視、遠視、乱視)とその矯正、視覚の質向上につながる先端技術を学ぶ川守田 拓志
10/29③
第10回【対面】
特別講義 新しい視機能検査の社会実装
あたらしい視機能検査の発想と実装を学ぶ半田 知也
11/12③
第11回【対面】
特別講義 視覚障がい者へのアプローチ
視覚障がい者へのアプローチを学ぶ大貫 二三恵
川守田 拓志
11/19③
第12回【対面】
特別講義 眼科医療の変遷
眼科医療機器の変遷を学ぶパトリック クーレン
川守田 拓志
11/26③
第13回【対面】
特別講義 ビジュアルサイエンス
ビジュアルサイエンスを学ぶ川守田 拓志
12/11③④
第1回
項目
【対面】
ガイダンス
授業内容
年間授業計画、授業の進め方、目標と内容、予習と復習の仕方を確認する。
担当者
川守田 拓志
日時
9/10③
第2回
項目
【対面】
視覚の質を高める 視力・屈折
授業内容
正確さと検査効率を踏まえた視力検査、屈折検査の方法を学ぶ
担当者
干川 里絵
日時
9/11⑤
第3回
項目
【対面】
視覚の質を高める コントラスト
授業内容
コントラスト感度、コントラスト視力を学ぶ
担当者
岩田 遥
日時
9/17③
第4回
項目
【対面】
視覚の質を高める 健診
授業内容
健診の現状を学ぶ
担当者
藤村 芙佐子
日時
9/24③
第5回
項目
【対面】
視覚の質を高める 眼鏡レンズ
授業内容
先端の眼鏡レンズを学ぶ
担当者
川守田 拓志
日時
10/1③
第6回
項目
【対面】
視覚の質を高める コンタクトレンズ
授業内容
先端のコンタクトレンズを学ぶ
担当者
川守田 拓志
日時
10/8③
第7回
項目
【対面】
視覚の質を高める 眼内レンズ
授業内容
先端の眼内レンズの種類を学ぶ
担当者
川守田 拓志
日時
10/15③
第8回
項目
【対面】
視覚の質を高める 眼内レンズ度数計算式
授業内容
先端の眼内レンズ度数計算式を学ぶ
担当者
川守田 拓志
日時
10/22③
第9回
項目
【対面】
視覚の質を高める 世界の現状と課題、先端技術
授業内容
世界の屈折異常(近視、遠視、乱視)とその矯正、視覚の質向上につながる先端技術を学ぶ
担当者
川守田 拓志
日時
10/29③
第10回
項目
【対面】
特別講義 新しい視機能検査の社会実装
授業内容
あたらしい視機能検査の発想と実装を学ぶ
担当者
半田 知也
日時
11/12③
第11回
項目
【対面】
特別講義 視覚障がい者へのアプローチ
授業内容
視覚障がい者へのアプローチを学ぶ
担当者
大貫 二三恵
川守田 拓志
日時
11/19③
第12回
項目
【対面】
特別講義 眼科医療の変遷
授業内容
眼科医療機器の変遷を学ぶ
担当者
パトリック クーレン
川守田 拓志
日時
11/26③
第13回
項目
【対面】
特別講義 ビジュアルサイエンス
授業内容
ビジュアルサイエンスを学ぶ
担当者
川守田 拓志
日時
12/11③④

授業内容欄外

◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験や産業の最前線の情報を踏まえ、視能検査学の意義及び検査の実際と先端技術について解説する。

到達目標

 以下の項目につき、正確な結果を答申できる。1)視能検査学の最新知識、2)視覚の質に関する世界あるいは国内の現状と課題、など。

評価基準

 定期試験の結果(90%)とレポート(10%)から総合判定を行う。レポートは講義最終日にコメントする。

準備学習等(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習時間:19時間】
 基礎生理光学、生理光学、生理光学実習の基礎知識が必須であり、予め復習しておくこと。
 次回の授業範囲の用語について予習し、授業後には対応する教科書範囲を復習しておくこと。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書視能学 第3版小林 義治、ほか文光堂、2022
参考書Optics of the Human Eye: Second EditionAtchison DA, Smith GCRC Press 2023
参考書オクリスタ NO.64 日常診療で役立つ眼光学の知識川守田 拓志、ほか全日本病院出版会 2018
教科書
署名
視能学 第3版
著者・編者
小林 義治、ほか
発行所
文光堂、2022
参考書
署名
Optics of the Human Eye: Second Edition
著者・編者
Atchison DA, Smith G
発行所
CRC Press 2023
参考書
署名
オクリスタ NO.64 日常診療で役立つ眼光学の知識
著者・編者
川守田 拓志、ほか
発行所
全日本病院出版会 2018

備考・その他

科目ナンバリングコード: OV201-SF16