科目責任者 | 内藤 由紀子 |
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担当者 | 内藤 由紀子※, 飯塚 佳子, 片桐 裕史 |
科目概要 | 2年 (2単位・必修) [保健衛生学科 環境保健学コース] 2・3・4年 (2単位・選択) [保健衛生学科 臨床心理学コース] |
●3学年臨床心理学コースの学生は、必修科目と同時開講のため、2025年度は履修できない。
●4学年臨床心理学コースの学生のうち「心理実習Ⅱ」の受講を希望する学生がこの科目を履修する場合は、「心理実習Ⅱ」の学外見学日程の選択肢が少なくなる場合がある。
ヒトの病気の予防や健康の保持・増進に必要な科学的知識や技術を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の②③に関連する。
【教育内容】
ヒトの健康に関与する生活環境、食の安全および感染症対策について学ぶ。
【教育方法】
授業形態:講義
パワーポイントを利用する。
【フィードバック】
小テスト等で理解度を確認した場合、必要に応じて講義の中で解説する。学生からの質問等に対応する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 健康科学 | 健康科学の概念を解説する。 | 内藤 由紀子 | 9/3④ |
第2回 | 【対面】 健康と疾病の概念 | 農医連携の役割と効果について解説する。 | 内藤 由紀子 | 9/3⑤ |
第3回 | 【対面】 環境衛生 | 環境と健康の観点から、地球規模の環境汚染問題、典型7公害、室内環境および関連法規について解説する。 | 飯塚 佳子 | 9/22③ |
第4回 | 【対面】 母子保健 | 母子保健法、児童福祉法、母子保護法について解説する。 | 飯塚 佳子 | 9/29③ |
第5回 | 【対面】 学校保健 | 学校教育法、学校保健安全法、学校安全について解説する。 | 飯塚 佳子 | 10/6③ |
第6回 | 【対面】 産業保健1(関連法規) | 労働安全衛生法、労働基準法、作業環境管理について解説する。 | 内藤 由紀子 | 10/20② |
第7回 | 【対面】 産業保健2(職業病) | 化学的および物理的因子と職業病について解説する。 | 内藤 由紀子 | 10/20③ |
第8回 | 【対面】 感染症①概説 | 感染経路と疫学について解説する。 | 内藤 由紀子 | 10/27② |
第9回 | 【対面】 感染症②各論 | 感染症の分類と対策を理解し、最近の動向について解説する。 | 内藤 由紀子 | 10/27③ |
第10回 | 【対面】 食中毒 | 食中毒の概念と動向について解説する。 | 片桐 裕史 | 11/10② |
第11回 | 【対面】 食のリスク管理 | リスク管理の観点からみた食の安全の考え方を解説する。 | 片桐 裕史 | 11/17② |
第12回 | 【対面】 精神保健 | 精神保健福祉法、精神保健対策について解説する。 | 片桐 裕史 | 12/1② |
第13回 | 【対面】 生活習慣病1(動向) | 生活習慣病とは何か、その動向、健康日本21について解説する。 | 片桐 裕史 | 12/8② |
第14回 | 【対面】 生活習慣病2(各論) | 悪性新生物、高血圧症、脳血管疾患、心疾患、糖尿病などの動向および予防について解説する。 | 片桐 裕史 | 12/15② |
第15回 | 【対面】 国民栄養 | 健康増進法、日本人の食事摂取基準について解説する。 | 内藤 由紀子 | 12/22② |
◆実務経験の授業への活用方法◆
研究機関、公的機関での経験を踏まえ、食品の安全性試験、QOL向上のための身体・栄養活動の概要を説明する。
ヒトの健康は、周囲の環境や食等に左右されることを理解し、疾病予防および健康の保持増進について国際的な取り組みも含めて説明することができる。
定期試験(95%)および受講態度(5%)により評価する。
【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
教科書を利用して講義内容の予習を行う。講義資料および教科書を用いて講義内容を復習し、理解を深める。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | シンプル衛生公衆衛生学 | 鈴木庄亮、久道 茂監修 辻 一郎、小山 洋編集 | 南江堂 |
参考書 | (なし) |
科目ナンバリングコード: HS201-SS02