科目責任者 | 安藤 雅峻 |
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担当者 | 上出 直人※, 清水 忍※, 小倉 彩※, 安藤 雅峻※ |
科目概要 | 3年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻] |
地域で生活を送る高齢者に対して,適切なリハビリテーションを展開していくことができるようになるために,地域の高齢者が抱える課題の実際,地域の高齢者への支援の実際,地域の施設における理学療法士の役割,地域における多職種・多施設連携の実際について理解を深める.
この科目は学位授与方針(ディプロマポリシー)の①②③⑤に関連する.
【教育内容】
通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションなどの施設において,見学実習を通じて地域における高齢者への支援やリハビリテーションの実際について学ぶ.
【教育方法】
授業形態:実習
通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションなどの地域でリハビリテーションを提供している外部の施設において見学実習を行う.
事前学習で実習を臨むにあたって必要な事項を学ぶ.
実習後セミナーにおいて,実習で学んだ内容について発表・ディスカッションを通じて,体験した内容への理解を深めるとともに,学生同士で学んだ内容を共有することで関連知識の幅を広げる.
【フィードバック】
レポートへのフィードバックについては,google classroom経由で1か月以内を目処に行う.
発表に対してのフィードバックとしては,セミナーの中で講評を行う.
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 実習前ガイダンス | 実習の目的,内容,実習施設の概要,課題について説明する. | 安藤 雅峻 上出 直人 | 7/15⑤ |
第2~21回 ①~⑤ | 【対面】 見学・実習(※1) | 通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションなどの施設において見学実習を行い,地域の高齢者に対するリハビリテーションの実際を体験的に学ぶ. | 安藤 雅峻 上出 直人 小倉 彩 清水 忍 | ①②③④⑤ |
第22~26回 ①~⑤ | 【対面】 実習後セミナー(※2) | 見学実習を通じて学んだ内容について,グループでの発表・ディスカッションを行う. | 安藤 雅峻 上出 直人 | ①②③④⑤ |
(※1)2025年8月25日~8月29日のうち2日間および2026年1月19日~1月22日のうち2日間,計4日間の外部施設における見学実習を行う.実習日および実習施設については,後日決定する.
(※2)実習後セミナーは2026年1月23日(金)1~5限で実施する.
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院や施設での臨床経験を踏まえ,学生の臨床実習における指導および援助を行う.
・地域の高齢者が抱える課題の実際について説明することができる.
・地域の高齢者への支援(リハビリテーション)の実際について説明することができる.
・地域の施設における理学療法士の役割について説明することができる.
・地域における多職種・多施設連携の実際について説明することができる.
実習前ガイダンス,施設での実習,実習後セミナーにおける参加態度(規律の遵守,実習施設職員・利用者への礼儀,学びに対する積極的姿勢)(50%),レポート課題(50%)によって評価する.
レポートの内容は,実習前ガイダンスにて提示・説明する内容に沿って学んだ内容が記述され,さらに実習での体験を通じて学んだことについて自分の考えが論じられているかを評価基準とする.レポートについては,提出後1か月程度を目処にフィードバックを行う.
【実習時間外に必要な学習時間:6時間】
予習:事前に「老年理学療法学」,「老年理学療法学実習」,「地域理学療法学」における講義内容について復習をしておくこと.介護保険制度および実習施設の概要・役割について事前に調べておくこと.
復習:実習にて経験した内容や学んだ内容について記録し,整理しておくこと.
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | 地域理学療法学 第5版 | 牧田光代(編集) | 医学書院 |
参考書 | 地域リハビリテーション学テキスト 改訂第4版 | 備酒伸彦,他(編集) | 南江堂 |
参考書 | 地域リハビリテーション論 Ver.9 | 大田仁史(編集) | 三輪書店 |
科目ナンバリングコード:PT304-SS28