科目責任者 | 浅川 賢 |
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担当者 | 浅川 賢※ |
科目概要 | 2年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 視覚機能療法学専攻] |
視能訓練士に必要な薬理学の基礎概念を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③④に関連する。
【教育内容】
眼科検査や診療、視能矯正に用いられる薬物(主に点眼薬)の作用機序や効果、副作用について学ぶ。
【教育方法】
授業形態:講義
独自の資料とパワーポイントを使用した講義形式とし、重要項目を明確にした教育方法を展開する。
【フィードバック】
課題レポートは、第8回にて返却し、内容の解説を行う。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 薬理学の概要 | 薬物の動態、適用経路、有害作用、法令、処方、アドヒアランス、バリア、メラニン色素と親和性、受容体、用量反応関係を修得する。 | 浅川 賢 | 5/12② |
第2回 | 【対面】 眼科検査に関連する薬物(1)〜 麻酔薬・眼精疲労治療薬・瞳孔薬について | 麻酔薬、眼精疲労治療薬、瞳孔薬の概要(作用機序・適応・副作用・禁忌)を修得する。 | 浅川 賢 | 5/19② |
第3回 | 【対面】 眼科検査に関連する薬物(2)〜 診断薬・検査用薬剤・手術用薬剤について | 診断薬、検査用薬剤、手術用薬剤の概要(作用機序・適応・副作用・禁忌)を修得する。 | 浅川 賢 | 5/26② |
第4回 | 【対面】 眼科診療に関連する薬物(1)〜 抗菌薬・抗真菌薬・抗ウィルス薬・ 抗アレルギー薬について | 抗菌薬、抗真菌薬、抗ウィルス薬、抗アレルギー薬の概要(作用機序・適応・副作用・禁忌)を 修得する。 | 浅川 賢 | 6/2② |
第5回 | 【対面】 眼科診療に関連する薬物(2)〜 抗白内障薬・抗緑内障薬について | 抗白内障薬、抗緑内障薬の概要(作用機序・ 適応・副作用・禁忌)を修得する。 | 浅川 賢 | 6/9② |
第6回 | 【対面】 眼科診療に関連する薬物(3)〜 ステロイド薬・非ステロイド薬・免疫 抑制薬・角膜保護薬について | ステロイド薬、非ステロイド薬、免疫抑制薬、 角膜保護薬の概要(作用機序・適応・副作用・禁忌)を修得する。 | 浅川 賢 | 6/16② |
第7回 | 【対面】 視能矯正に関連する薬物 | 調節麻痺薬、抗コリンエステラーゼ薬の概要 (作用機序・適応・副作用・禁忌)を修得する。 | 浅川 賢 | 6/23② |
第8回 | 【対面】 点眼薬の管理と扱い方 まとめ | 点眼薬の管理と扱い方を修得する。 課題レポートの解説を行う。 講義のまとめを行う。 | 浅川 賢 | 6/30② |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験をふまえて、実際のケースを紹介して薬物の適切な使用を指導する。
薬物を安全かつ有効に使用するために、目的と注意点(副作用・禁忌)について具体的に説明できる。
定期試験(90%)、課題レポート(10%)により評価する。
【授業時間外に必要な学習時間:29時間】
[予習]
・参考書(ページは随時連絡)を読んで、要点や疑問点をまとめておくこと。
[復習]
・学習した内容をふまえて、予習の要点や疑問点を整理し、知識を深めること。
・課題レポートは、国家試験の出題傾向をもとに作成してあるので、国家試験の対策として活用すること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 毎回、資料を配布する。 | ||
参考書 | 眼科薬剤クイックリファランス(第2版) | 大橋裕一、他 編 | 南江堂 |
参考書 | 点眼薬クリニカルブック(第2版) | 庄司 純、他 編 | 金原出版 |
科目ナンバリングコード:OV301-SS14