科目責任者 | 守田 憲崇 |
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担当者 | 守田 憲崇※ |
科目概要 | 1年 (1単位・必修) [保健衛生学科 環境保健学コース, 臨床心理学コース] |
コンピュータの基本知識を習得し、コンピュータとインターネットを①大学での学習のために基本的な情報処理手段としてレポート作成、データ処理に活用できる能力を身につけること、②環境・食・労働・こころと健康の関係分野における、企業・行政等においても総合的なマネジメントを行うために必要な情報処理手段として活用できる能力を身につけることを目的とする。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①に関連する。
【教育内容】
コンピュータの基本操作、文書作成用ソフトウェア、表計算ソフトウェア、プレゼンテーション用ソフトウェア、HTMLプログラミング(Web文書作成)、コンピュータの動作原理、コンピュータ内でのデータ表現、コンピュータネットワークと電子メール、情報セキュリティについて学習する。
【教育方法】
授業形態:演習
Google Classroom上に作成したクラスにおいて授業資料の配布、課題提出、確認テストを実施する。
文書作成用ソフトウェア、表計算ソフトウェア、プレゼンテーション用ソフトウェアとして、Microsoft Office(Word, Excel, PowerPointのインストール版)を使用した演習を行う。
達成度確認のために、課題作成や確認テストを解いてもらう。作成した課題は電子ファイル形式で提出をしてもらう。課題内容は、適宜、授業内で指示する。
連絡は、対面授業でのアナウンスに加えて電子メール(学生メール)を使用して行う。
【フィードバック】
課題や確認テストは提出時、もしくは提出後の授業内で解説を行い、不足している知識に対するフィードバックを行う。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1 | 【対面】 イントロダクション パソコンからの学生メールとGoogle Diveの利用方法 日本語入力システム | 授業の進め方を説明する。 パソコンから学生メールとGoogle Diveを利用する方法について学ぶ。(入学時ガイダンスで周知される学生メールアカウントとそのパスワード、kidsアカウントとそのパスワードを利用するので確認しておくこと。) 日本語入力システム(IME)の使い方について学ぶ。 | 守田 憲崇 | 4/9⑤ |
2 | 【対面】 文書作成(1) ・書式設定(ページ設定) | 文書作成用ソフトウェア(Microsoft Word)による書式設定(ページ設定)方法について学ぶ。 | 守田 憲崇 | 4/16⑤ |
3 | 【対面】 文書作成(2) ・インデント ・タブ | 文書作成用ソフトウェア(Microsoft Word)による「インデント」と「タブ」の動きについて学ぶ。 | 守田 憲崇 | 4/23⑤ |
4 | 【対面】 文書作成(3) ・オブジェクトと文字列の折り返し ・表 | 文書作成用ソフトウェア(Microsoft Word)による「オブジェクトと文字列の折り返し」の設定方法と「表」の作成方法について学ぶ。 | 守田 憲崇 | 5/7⑤ |
5 | 【対面】 表計算ソフトウェア(1) ・セルの基本的な操作方法 | 表計算ソフトウェア(Microsoft Excel)の使い方(1):セルの基本的な操作方法について学ぶ。 | 守田 憲崇 | 5/14⑤ |
6 | 【対面】 表計算ソフトウェア(2) ・四則演算 ・組み込み関数 | 表計算ソフトウェア(Microsoft Excel)の使い方(2):「四則演算」、「組み込み関数」を用いたデータ処理方法について学ぶ。 | 守田 憲崇 | 5/21⑤ |
7 | 【対面】 表計算ソフトウェア(3) ・表 ・グラフ | 表計算ソフトウェア(Microsoft Excel)の使い方(3):「表」と「グラフ」の作成方法について学ぶ。 | 守田 憲崇 | 5/28⑤ |
8 | 【対面】 プレゼンテーション(1) ・スライド作成 ・オブジェクト ・プレゼンテーション動画 | コンピュータによるプレゼンテーション(1):Microsoft PowerPointを利用したスライドの作成方法、オブジェクトの操作方法、プレゼンテーション動画の作成方法について学ぶ。 | 守田 憲崇 | 6/4⑤ |
9 | 【対面】 コンピュータの動作原理 ・ハードウェア ・OS コンピュータ内でのデータ表現 ・2進数と16進数 ・浮動小数点 ・文字コード ・RGB | コンピュータの動作原理(ハードウェア、OS)について学ぶ。 コンピュータ内での数の表現方法(2進数、16進数、浮動小数点表記)、文字表現方法(文字コード)、色表現方法(RGB)について学ぶ。 | 守田 憲崇 | 6/11⑤ |
10 | 【対面】 コンピュータネットワーク ・ネットワークアドレス ・ネットワークコマンド 電子メール | コンピュータネットワークの仕組みについて学ぶ。 電子メールの仕組みについて学ぶ。 | 守田 憲崇 | 6/18⑤ |
11 | 【対面】 情報セキュリティ | 情報セキュリティについて基礎事項と対策方法について学ぶ。 | 守田 憲崇 | 6/25⑤ |
12 | 【対面】 HTML(1) ・HTML言語による文書構造化 ・HTML文書の作成方法 (段落、要素のグループ化、文字の装飾) | Web文書の作成(1):HTMLファイルの作成方法、HTML言語を用いて文書を構造化したHTML文書の作成方法について学ぶ。 | 守田 憲崇 | 7/2⑤ |
13 | 【対面】 HTML(2) ・HTMLタグの詳細 (リンク、表の挿入、画像の表示) | Web文書の作成(2):Web文書の機能(リンク、表の挿入、画像の表示)について学ぶ。 | 守田 憲崇 | 7/9⑤ |
14 | 【対面】 HTML(3) ・Canvas, SVGによる座標を利用した図形描写方法 | Web文書の作成(3):Canvas, SVGによる座標を利用した図形描写方法について学ぶ。 | 守田 憲崇 | 7/16⑤ |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、コンピュータとインターネットによる情報処理技術を学ぶ意義及び実際の臨床現場でどのような情報処理知識と技術が必要かを概説する。
1.Wordにより文書作成ができる。(*技能)
2.Excelにより計算とグラフの作成ができる。(*技能)
3.PowerPointによるプレゼンテーションができる。(*技能)
4.HTML言語によりWeb文書を作成することができる。(*技能)
5.コンピュータの動作原理、コンピュータ内でのデータ表現、コンピュータネットワークと電子メール、情報セキュリティ分野における基本的な用語と仕組みを理解し、説明することができる。(*知識・理解)
下記1から5の項目に関する達成度を確認する課題作成(70%)、確認テスト(30%)により評価する。
1.Wordによる文書作成
2.Excelによるデータ処理
3.PowerPointによるプレゼンテーション作成
4.HTMLによるWeb文書作成
5.コンピュータの動作原理、コンピュータ内でのデータ表現、コンピュータネットワークと電子メール、情報セキュリティ分野に関する知識
【課題・確認テストフィードバック】
課題および確認テストの内容の解説は、提出時、もしくは提出後の授業時間内に行う。
*この科目の予習・復習を含めた授業時間外に必要な学習時間は、17時間である。
*予習は、授業内容の項目に記載されているキーワードについてインターネット検索をかけて授業予定内容について基礎的事項を調査し、要点をA4用紙1枚以内にまとめ、疑問点を明らかにしておくこと。
*授業コンテンツにはMicrosoft Office(Word, Excel, PowerPointのインストール版)を使用した演習内容が含まれるため、自習用に実行できる環境を用意すること。Web版にない機能を利用するためインストール版を用意すること。
*Microsoft Office(Word, Excel, Power Point)は、大学が提供しているOffice365を使用することができる。大学が提供しているOffice365を利用する場合は、各自で自分のパソコンにインストールし使用可能としておくこと。
*復習は、授業内容についてノート、配布資料などにより概要をA4用紙1枚以内にまとめること。
*授業中に与えられた課題を完成できなかったときは、次回までに完成させること。
*授業を欠席した場合は、欠席した回の授業内容を次回までに担当教員に確認し、自習しておくこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | (なし) |
科目ナンバリングコード:(環)(心) HS102-GI11