Web Syllabus(講義概要)
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神経・生理心理学Neuro- and Physiological Psychology
科目責任者田ヶ谷 浩邦
担当者田ヶ谷 浩邦※
科目概要2年 (2単位・必修) [保健衛生学科 臨床心理学コース]

授業の目的

目的
1.脳神経系の構造および機能を理解する
2.記憶、感情等の生理学的反応の機序について理解する
3.高次脳機能障害の概要について理解する
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の2年(心理)②④、3年②に関連する。

教育内容・教育方法・フィードバック

【教育内容】
ヒトの精神機能の基礎である、神経活動、神経伝達、神経系構造と役割の分担について、理解する。この上で、精神活動である感覚処理、記憶・学習、感情などの機序について理解する。これを踏まえて、中枢神経系の どの部位の障害がどのような高次脳機能障害を引き起こすのか理解する。

【教育方法】
授業形態:対面講義.Google Classroomを活用し,資料配付,資料の訂正版の配付,復習用小テストをおこなう.
【フィードバック】
次回講義の際にGoogle classroomで課した復習用小テストの解説を行う.

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回【対面】
神経細胞の興奮
神経細胞の構造、静止電位、活動電位とその伝達を学 ぶ田ヶ谷 浩邦
4/16①
第2回【対面】
ニューロン間の情報伝達
シナプスの構造、神経伝達物質、シナプス後電位を学 ぶ田ヶ谷 浩邦
4/18⑤
第3回【対面】
神経系の構造1;中枢神経系
中枢神経系の発達と構造を学ぶ田ヶ谷 浩邦
4/23①
第4回【対面】
神経系の構造2:末梢神経系 と自律神経系
末梢神経系と自律神経系の構造を学ぶ田ヶ谷 浩邦
5/7①
第5回【対面】
視覚1 視覚系の構造、網膜での視覚情報処理
視覚系の構造、網膜での視覚情報処理を学ぶ田ヶ谷 浩邦
5/14①
第6回【対面】
視覚2 視覚連合野の役割
視覚連合野の役割を学ぶ田ヶ谷 浩邦
5/21①
第7回【対面】
聴覚、身体感覚、化学感覚
聴覚、前庭感覚、体性感覚、味覚、嗅覚:構造と知覚情 報分析を学ぶ田ヶ谷 浩邦
5/28①
第8回【対面】
運動の制御
筋収縮、反射性制御、脳による運動制御を学ぶ田ヶ谷 浩邦
6/4①
第9回【対面】
睡眠と概日リズム
睡眠と概日リズムの中枢、生理、睡眠障害を学ぶ田ヶ谷 浩邦
6/11①
第10回【対面】
情動
反応パターンとしての情動、情動のコミュニケーションを 学ぶ田ヶ谷 浩邦
6/18①
第11回【対面】
食物摂取と生殖行動
飲水行動、摂食行動、生殖行動の制御を学ぶ田ヶ谷 浩邦
6/25①
第12回【対面】
学習と記憶
シナプス可塑性、古典的条件づけ、オペラント条件づけ の神経学的メカニズムを学ぶ田ヶ谷 浩邦
7/2①
第13回【対面】
コミュニケーション
発声と言語理解のメカニズム、失語、読字と書字の障害 を学ぶ田ヶ谷 浩邦
7/4③
第14回【対面】
脳神経疾患
脳神経疾患による症状・所見とその神経生理学的背景 を学ぶ田ヶ谷 浩邦
7/4④
第15回【対面】
精神疾患
精神疾患による症状・所見とその神経生理学的背景を 学ぶ田ヶ谷 浩邦
7/9①
第1回
項目
【対面】
神経細胞の興奮
授業内容
神経細胞の構造、静止電位、活動電位とその伝達を学 ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
4/16①
第2回
項目
【対面】
ニューロン間の情報伝達
授業内容
シナプスの構造、神経伝達物質、シナプス後電位を学 ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
4/18⑤
第3回
項目
【対面】
神経系の構造1;中枢神経系
授業内容
中枢神経系の発達と構造を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
4/23①
第4回
項目
【対面】
神経系の構造2:末梢神経系 と自律神経系
授業内容
末梢神経系と自律神経系の構造を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
5/7①
第5回
項目
【対面】
視覚1 視覚系の構造、網膜での視覚情報処理
授業内容
視覚系の構造、網膜での視覚情報処理を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
5/14①
第6回
項目
【対面】
視覚2 視覚連合野の役割
授業内容
視覚連合野の役割を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
5/21①
第7回
項目
【対面】
聴覚、身体感覚、化学感覚
授業内容
聴覚、前庭感覚、体性感覚、味覚、嗅覚:構造と知覚情 報分析を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
5/28①
第8回
項目
【対面】
運動の制御
授業内容
筋収縮、反射性制御、脳による運動制御を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
6/4①
第9回
項目
【対面】
睡眠と概日リズム
授業内容
睡眠と概日リズムの中枢、生理、睡眠障害を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
6/11①
第10回
項目
【対面】
情動
授業内容
反応パターンとしての情動、情動のコミュニケーションを 学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
6/18①
第11回
項目
【対面】
食物摂取と生殖行動
授業内容
飲水行動、摂食行動、生殖行動の制御を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
6/25①
第12回
項目
【対面】
学習と記憶
授業内容
シナプス可塑性、古典的条件づけ、オペラント条件づけ の神経学的メカニズムを学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
7/2①
第13回
項目
【対面】
コミュニケーション
授業内容
発声と言語理解のメカニズム、失語、読字と書字の障害 を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
7/4③
第14回
項目
【対面】
脳神経疾患
授業内容
脳神経疾患による症状・所見とその神経生理学的背景 を学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
7/4④
第15回
項目
【対面】
精神疾患
授業内容
精神疾患による症状・所見とその神経生理学的背景を 学ぶ
担当者
田ヶ谷 浩邦
日時
7/9①

授業内容欄外

◆実務経験の授業への活用方法◆
精神科医,神経生理学研究者としての経験を活用して神経生理心理学について解説する.

到達目標

1.神経細胞の興奮と伝達、脳神経系の構造および機能について説明できる
2.記憶、感情等の生理学的反応の機序について説明できる
3.高次脳機能障害の概要について、例を挙げて説明できる

評価基準

定期試験(100%),フィードバックは医療衛生学部「成績評価に関する取扱」に従って行う.

準備学習等(予習・復習)

2単位認定のため予習・復習には60時間が必要である.
これまで履修した解剖学、組織学、生理学、病理学など関連する科目の復習をしておくこと。参考書などを読み予 習しておくこと

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書プリント等
参考書第4版 カールソン神経科学テキスト 脳と行動NR Carlson(著)
泰羅 雅登, 中村 克樹 (監修, 翻訳)
丸善出版
教科書
署名
プリント等
著者・編者
発行所
参考書
署名
第4版 カールソン神経科学テキスト 脳と行動
著者・編者
NR Carlson(著)
泰羅 雅登, 中村 克樹 (監修, 翻訳)
発行所
丸善出版

備考・その他

科目ナンバリングコード: 2年(環) HS201-SS0709、3年 HS201-CP07
Google Classroomを利用する