科目責任者 | 浅川 賢 |
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担当者 | 榊原 七重※, 藤村 芙佐子※, 浅川 賢※ |
科目概要 | 1年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 視覚機能療法学専攻] |
視能訓練士に必要な解剖学や病理学、薬理学、疾病学、視能矯正学の基礎概念を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③④に関連する。
【教育内容】
視覚機能療法学の基礎となる内容をパワーポイントや板書、プリントにて解説し、2年次以降の専門科目の意義について学ぶ。
【教育方法】
授業形態:講義
教材に写真や動画を多用した講義形式とし、専門科目を修得する楽しさが伝わるような教育方法を展開する。
【フィードバック】
課題レポートは、第15回にて返却し、内容の解説を行う。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 視能訓練士の役割 | 眼科臨床における視能訓練士の役割を理解する。 | 浅川 賢 | 9/8② |
第2回 | 【対面】 視器解剖(1)~ 膜・筋について | 外膜、中膜、内膜、内眼筋、外眼筋の基本的な形態と 機能を修得する。 | 浅川 賢 | 9/10① |
第3回 | 【対面】 視能矯正(1)~ 視覚発達について | 視覚発達の概要を修得する。 | 榊原 七重 | 9/17① |
第4回 | 【対面】 視器解剖(2)~ 内容物・付属器について | 内容物、付属器の基本的な形態と機能を修得する。 | 浅川 賢 | 9/22② |
第5回 | 【対面】 視能矯正(2)~ 眼球運動について | 眼球運動の概要を修得する。 | 藤村 芙佐子 | 9/24① |
第6回 | 【対面】 視器解剖(3)~ 視覚路・高次視覚領域に ついて | 膝状体視覚路、非膝状体視覚路、高次視覚領域の概要を修得する。 | 浅川 賢 | 9/29② |
第7回 | 【対面】 視能矯正(3)~ 眼位について | 眼位の概要を修得する。 | 藤村 芙佐子 | 10/1① |
第8回 | 【対面】 眼病理(1)~ 主に病原体・循環障害に ついて | 炎症、免疫、感染、循環障害の概要を修得する。 | 浅川 賢 | 10/6② |
第9回 | 【対面】 視能矯正(4)~ 両眼視機能について | 両眼視機能の概要を修得する。 | 榊原 七重 | 10/8① |
第10回 | 【対面】 眼病理(2)~ 主に形態変化・機能異常について | 退行性病変、腫瘍、先天異常、代謝異常の概要を修得する。 | 浅川 賢 | 10/10⑤ |
第11回 | 【対面】 眼疾病(1)~ 前眼部の病態について | 眼瞼、涙器、結膜、角膜、強膜、水晶体の代表的な病態を修得する。 | 浅川 賢 | 10/15① |
第12回 | 【対面】 眼疾病(2)~ 後眼部の病態・全身病との関連について | ぶどう膜、網膜、硝子体、眼窩、視神経、眼外傷の代表的な病態、全身病と眼の関連を修得する。 | 浅川 賢 | 10/17⑤ |
第13回 | 【対面】 眼薬理(1)~ 眼科検査の点眼薬について | 眼科検査に必要な点眼薬の概要を修得する。 | 浅川 賢 | 10/20② |
第14回 | 【対面】 眼薬理(2)~ 視能矯正の点眼薬について | 視能矯正に必要な点眼薬の概要を修得する。 | 浅川 賢 | 10/22① |
第15回 | 【対面】 まとめ | 課題レポートの解説を行う。 講義のまとめを行う。 | 浅川 賢 | 10/27② |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験をふまえて、眼科臨床で必要とされる視器の解剖や病理、薬理、疾病、視能矯正の基礎概念を指導する。
修得した基礎知識をふまえて、2年次以降の専門科目の意義について討議できる。
定期試験(80%)、課題レポート(20%)により評価する。
【授業時間外に必要な学習時間:60時間】
[予習]
・参考書(ページは随時連絡)を読んで、要点や疑問点をまとめておくこと。
[復習]
・学習した内容をふまえて、予習の要点や疑問点を整理し、知識を深めること。
・課題レポートは、2年次以降に履修する視器解剖・病理学や眼科薬理学、眼科学、神経眼科学、視能矯正学の基礎概念をまとめてあるので、それらの科目の予習として活用すること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 毎回、資料を配付する。 | ||
参考書 | 視能学(第3版) | 丸尾敏夫、他 編 | 文光堂 |
参考書 | 病気がみえる vol.12 眼科 | 医療情報科学研究所 編 | メディックメディア |
科目ナンバリングコード: OV201-SS02