科目責任者 | 佐野 肇 |
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担当者 | 佐野 肇※, 東川 麻里※, 原 由紀※, 秦 若菜※, 村上 健※, 市川 勝※, 水戸 陽子※, 上岡 清乃※, 澤田 拓也※, 研究委員 |
科目概要 | 4年 (4単位・必修) [リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻] |
言語聴覚療法学の各臨床領域を研究的な観点で捉え直し、学術的な検討の基礎を学ぶことを通じて、言語聴覚士として生涯学習に取り組む基礎的な素養を身につける
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の②⑤に関連する。
【教育内容】
言語聴覚療法学の専門領域の中から研究テーマを設定し、関連する重要な学術論文を読み、抄読レポートを作成する
この過程で、研究テーマの選び方、関連する文献検索の方法と実際、文献の読み方、論文の書き方、プレゼンテーションの方法を学ぶ
【教育方法】
授業形態:その他(卒業研究科目)
パワーポイントを用いた講義、PCを用いた文献検索の演習を行う。その後、学術論文の検索および読解を実践させレポートを作成させる。
【フィードバック】
研究テーマおよびレポートは各段階で評価しフィードバックを行い最終レポートの作成へと導く。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【オンデマンド】 研究倫理 | 研究活動における不正行為への対応等に関するガイドラインについて学ぶ。 | 研究委員 | 4/2後日掲示 |
第2回 | 【対面】 オリエンテーション | 卒業研究の進め方について概要を理解する。 | 佐野 肇 | 4/8① |
第3回 | 【対面】 臨床研究概論 | クリニカルクエスチョンをもつための視点、先行研究を検索し適切な抄録レポートを作成する意義等、研究的観点の基礎を学ぶ。 | 佐野 肇 | 4/8② |
第4~6回 | 【対面】 テーマの設定 | 研究テーマを選ぶために、文献を検索し、先行研究に関して概要を把握する。 | 佐野 肇 東川 麻里 原 由紀 村上 健 秦 若菜 市川 勝 水戸 陽子 上岡 清乃 澤田 拓也 | 4/8③④⑤ |
第7回 | 【対面】 文献の読み方 | 学術論文の基本的な構成を知り、批判的な観点で読み込むための方法を学ぶ。 | 佐野 肇 | 4/9① |
第8回 | 【対面】 研究法基礎 | 研究法の種類、研究法の基礎を学ぶ。 | 佐野 肇 | 4/9② |
第9~11回 | 【対面】 文献の選定 | 抄読レポート作成の準備として、研究テーマに沿った重要な先行文献を複数抽出する。 | 佐野 肇 東川 麻里 原 由紀 村上 健 秦 若菜 市川 勝 水戸 陽子 上岡 清乃 澤田 拓也 | 4/9③④⑤ |
第12~16回 | 【対面】 文献を読み込む | 研究テーマに沿って抽出した複数の学術論文を読み、概要を捉える。 | 佐野 肇 東川 麻里 原 由紀 村上 健 秦 若菜 市川 勝 水戸 陽子 上岡 清乃 澤田 拓也 | 4/10①②③④⑤ |
第17~43回 | 【対面】 課題レポートの作成と発表準備 | 最重要論文について課題レポートを作成し、口頭発表の準備を行う。 | 佐野 肇 東川 麻里 原 由紀 村上 健 秦 若菜 市川 勝 水戸 陽子 上岡 清乃 澤田 拓也 | 4/11①②③④⑤ 4/14①②③④⑤ 4/15①②③④⑤ 4/17③④⑤ 4/18①②③④⑤ 4/21①②③④ |
第44~48回 | 【対面】 課題レポートの報告・口頭試問 | 課題レポートに関してプレゼンテーションを行い、指導教員より指導を受ける。 | 佐野 肇 東川 麻里 原 由紀 村上 健 秦 若菜 市川 勝 水戸 陽子 上岡 清乃 澤田 拓也 | 4/23①②③④⑤ |
第49~51回 | 【対面】 課題レポートの修正 | 指導の結果を基にレポートを修正し完成する。 | 佐野 肇 東川 麻里 原 由紀 村上 健 秦 若菜 市川 勝 水戸 陽子 上岡 清乃 澤田 拓也 | 5/7③④⑤ |
第52~53回 | 【対面】 課題レポートの完成 | 指導の結果を基にレポートを修正し完成する。 | 市川 勝 佐野 肇 秦 若菜 原 由紀 東川 麻里 村上 健 水戸 陽子 上岡 清乃 澤田 拓也 | 5/8③④ |
第54~56回 | 【対面】 最終セミナーの準備 | 卒業研究全体を振り返り、研究成果発表の準備をする。 | 佐野 肇 東川 麻里 原 由紀 村上 健 秦 若菜 市川 勝 水戸 陽子 上岡 清乃 澤田 拓也 | 11/10③④⑤ |
第57~60回 | 【対面】 最終セミナー | 卒業研究全体を振り返り、研究における重要事項を確認し、成果を共有する | 佐野 肇 東川 麻里 原 由紀 村上 健 秦 若菜 市川 勝 水戸 陽子 上岡 清乃 澤田 拓也 | 11/25①②③④ |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、担当者ごとに各専門領域について実践的な観点から研究指導する。
研究テーマに応じて適切な学術論文を選択し、その評価ができる
選択した学術論文について分かり易いプレゼンテーションができる
研究テーマとその論文の内容の関係を整理し今後の研究の方向について考察ことができる
段階的に課される課題の実施状況(10%)、抄読レポートの内容(40%)、プレゼンテーション・口頭試問の成績(40%)、セミナーへの参加状況(10%)を総合して評価する
【授業時間外に必要な学習時間:60時間】
文献の読解およびレポート作成、口頭試問の発表準備は授業時間外にも行う。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | 特言語障害の研究入門 -はじめての研究、そして発表まで- | 伊藤元信 | 協同医書出版社 |
参考書 | 研究の育て方 -ゴールとプロセスの「見える化」- | 近藤克則 | 医学書院 |
科目ナンバリングコード: ST505-SS16