科目責任者 | 原 由紀 |
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担当者 | 佐野 肇※, 東川 麻里※, 原 由紀※, 秦 若菜※, 村上 健※, 市川 勝※, 水戸 陽子※, 上岡 清乃※, 澤田 拓也※ |
科目概要 | 4年 (12単位・必修) [リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻] |
言語聴覚障害に関する基礎的な知識・技術をもとに、臨床の現場で、指導者の指示に従って、言語臨床を実践し、言語聴覚士として必要な態度・知識・技術を身に付ける。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③④に関連する。
【教育内容】
各学生が2つの実習施設に出向き、臨床実習指導者のもと、対象児者の評価から治療にいたる言語聴覚療法を学び、実践する。
対象児者・家族・他職種のスタッフに対して、職業人としての適切な態度を学び、実践する。
【教育方法】
授業形態:実習
2施設において総合的な臨床実習を行う。開始前にガイダンス、準備セミナーを実施し、臨床実習終了後には、報告セミナーを行う。
【フィードバック】
臨床実習中は、実習指導者によるフィードバックが適宜行われる。実習終了後、担当教員からのフィードバックを行う。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1~3回 | 【対面】 オリエンテーション | 臨床実習の目的を理解し、必要な準備を行う | 原 由紀 | 4/16①②③ |
4~5回 | 【対面】 事前準備セミナー1 報告書・レポートの作成 | 報告書の書き方、レポート作成などについて学ぶ | 東川 麻里 | 4/16④⑤ |
6~10回 | 【対面】 事前準備セミナー2失語症例見学記録の作成 | 失語症ビデオ見学・見学記録の書き方復習 ・フィードバック | 秦 若菜 | 4/24①②③④⑤ |
11~30回 | 【対面】 事前準備セミナー3症例見学レポート作成 | グループに分かれて、ビデオ見学・レポート作成・フィードバック | 原 由紀 東川 麻里 佐野 肇 秦 若菜 村上 健 市川 勝 水戸 陽子 上岡 清乃 澤田 拓也 | 4/25①②③④後日掲示 |
31~180回 | 【対面】 臨床実習(前期) | 臨床実習指導者のもと,臨床場面における実習を通じ、対象児者との接し方、評価計画立案と実施、訓練・支援計画の立案と実施、報告書の作成について学習する。 | 原 由紀 東川 麻里 村上 健 市川 勝 秦 若菜 上岡 清乃 澤田 拓也 | 5/26後日掲示 |
181~182回 | 【対面】 前期臨床実習報告会 | 臨床実習で学んだ内容を報告する | 原 由紀 東川 麻里 村上 健 市川 勝 秦 若菜 佐野 肇 上岡 清乃 澤田 拓也 | 7/22①② |
183~332回 | 【対面】 臨床実習(後期) | 臨床実習指導者のもと,臨床場面における実習を通じ、対象児者との接し方、評価計画立案と実施、訓練・支援計画の立案と実施、報告書の作成について学習する。 | 秦 若菜 原 由紀 東川 麻里 村上 健 水戸 陽子 市川 勝 上岡 清乃 澤田 拓也 | 7/29後日掲示 |
333~334回 | 【対面】 後期臨床実習報告会 | 臨床実習で学んだ内容を報告する | 佐野 肇 秦 若菜 市川 勝 原 由紀 東川 麻里 水戸 陽子 村上 健 上岡 清乃 澤田 拓也 | 9/24①②調整 |
2025年5月19日~9月21日までの期間中、6週を1クールとし、2クールの臨床実習を実施する予定。
それ以前にオリエンテーション、臨床実習準備セミナーを実施する
臨床実習報告会は前後期2回実施する
◆実務経験の授業への活用方法◆
医師、言語聴覚士としての多様な臨床経験を踏まえ、各担当者が領域を分担し実践的な実習指導を行う。
1)実習生としての態度と姿勢
(1) 実習に臨むにあたり職業人としての態度・マナーを保ち行動できる
(2) 実習に主体的かつ積極的に取り組むことができる
(3) 自己を客観的にとらえ、自らを振り返る姿勢をもつことができる
2)実習内容(技能・知識)
(1) 対象児者および家族に適切なコミュニケーションスキルを用いることができる
(2) 指導者が行う臨床の状況を理解し、適切に行動できる
(3) 臨床場面を適切に観察・記録し、理解できる
(4) 評価の計画を立案し、実施できる
(5) 評価を統合できる
(6) 評価診断に基づき、訓練・指導・支援計画の立案ができる
(7) 典型的例に対し、基本的な言語治療(訓練・指導・支援)が実施できる
(8) 症例のサマリ / 報告書の作成や発表ができる
(9) 他職種連携、および医療安全管理の理解ができる
大学指定の評価用紙を用いて評価する。
前期臨床実習評価(45%)、後期臨床実習評価(45%)と、最終提出物(日誌、レポートなど)ならびに報告会の内容(10%)を総合して評価する。
【授業時間外に必要な学習の時間: 39 時間】
予習:3年次までに学習した全ての知識を整理し、活用できるようにしておく。
基本的な検査法等を扱えるように準備し、習熟しておく。
典型的な症例についての評価の立案と実施、訓練の立案と実施ができるようにしておく。
臨床実習先について、事前に調査し、必要な準備をしておく。
復習:臨床場面で持った疑問について、これまでに学んだ資料・教科書・文献等を用いて調べる。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | 言語聴覚士のための臨床実習テキスト 小児編 | 深浦順一・内山千鶴子 編著 | 建帛社 |
参考書 | 言語聴覚士のための臨床実習テキスト 成人編 | 深浦順一・藤田郁代 編著 | 建帛社 |
科目ナンバリングコード: ST304-CP07