科目責任者 | 髙橋 香代子 |
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担当者 | 髙橋 香代子※, 渡邉 誠※, 今井 忠則※, 福田 倫也, 天野 暁※, 幅田 智也※, 坂本 豊美※, 河村 晃依※, 前場 洋佑※, 山本 恵利香※ |
科目概要 | 3年 (4単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻] |
1.専門職種として望ましい行動を理解することができる。
2.作業療法評価の過程を理解することができる。
3.作業療法を実施する過程を理解することができる。
4.記録・報告ができる。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③④⑤に関連する。
【教育内容】
臨床実習は、これまで培ってきた医療専門職種としての態度および大学で学んできた知識と技術を臨床における作業療法体験を通して再学習し、統合する過程となります。学生は臨床実習指導者の指導のもとに、作業療法士として必要な知識と技術を学習していきます。
【教育方法】
授業形態:実習および演習
・実習前プログラムとして、これまで学習した内容の統合を行います。
・身体障害,精神保健のいずれかの領域で4週間の臨地実習を行います。
・臨地実習後は、実習後セミナー(演習)にて事例報告を行います。
【フィードバック】
実習前プログラムでの課題について次回の講義にて解説を行います。
実習期間中は施設にて実習指導者より適宜、指導を通じてフィードバックがあります。また、臨床実習全体として実習後のセミナーにて振り返り、フィードバックを行います。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1 | 【対面】 オリエンテーション | 臨床実習Ⅲの概要説明を行う ポートフォリオの作成方法を説明する 自らの「キャリア」として、作業療法士になることについて考える | 髙橋 香代子 渡邉 誠 山本 恵利香 | 5/28③ |
2 | 【対面】 実習前プログラム① | 事例報告に参加し、報告の実施方法を理解する | 髙橋 香代子 渡邉 誠 山本 恵利香 | 6/2② |
3 | 【対面】 実習前プログラム② (オリエンテーション) | 姿勢分析の目的、方法を理解する | 髙橋 香代子 渡邉 誠 山本 恵利香 | 9/9③ |
4・5 | 【対面】 実習前プログラム③ (クリニカルリーズニング,コミュニケーション基礎技法の理解)[演習] | クリニカルリーズニングやコミュニケーションの基礎技法を理解する | 髙橋 香代子 渡邉 誠 山本 恵利香 | 9/16③④ |
6・7 | 【対面】 実習前プログラム④ (リスクマネジメントや診療記録の理解)[演習] | リスクマネジメントの内容や感染症対策の重要性を理解する 記録について説明しSOAPの書き方を理解する | 髙橋 香代子 渡邉 誠 山本 恵利香 | 9/30③④ |
8・9 | 【対面】 実習前プログラム⑤ (観察場面からの評価と記録)[演習] | 観察場面(ADL)から評価を行い記録する | 髙橋 香代子 渡邉 誠 山本 恵利香 | 10/7③④ |
10・11 | 【対面】 実習前プログラム⑥ (OSCEの実施)[演習] | 1〜9までに学んだ作業療法の過程を理解し,模擬症例に対してOSCEを実施する | 髙橋 香代子 渡邉 誠 山本 恵利香 | 10/14③④ |
12・13 | 【対面】 実習前プログラム⑦ (治療場面の記録,プログラム立案)[演習] | 治療場面の記録を行い,プログラム立案を実施する | 髙橋 香代子 渡邉 誠 山本 恵利香 | 10/21③④ |
14 | 【対面】 実習前プログラム⑧ (臨地実習オリエンテーション) | オリエンテーションを実施する | 髙橋 香代子 渡邉 誠 山本 恵利香 | 11/4② |
15~109 | 臨地実習 | 臨床での実習を通じ、対象者との接し方、評価計画の立て方、評価の実施方法、全体像の統合方法、目標設定の方法について学習する 日程:11月17日〜12月12日 | 髙橋 香代子 渡邉 誠 今井 忠則 福田 倫也 天野 暁 幅田 智也 坂本 豊美 河村 晃依 前場 洋佑 山本 恵利香 | 11/17 |
110・111 | 実習後セミナー | 事例報告を行う プログラム立案の方法を説明する | 髙橋 香代子 渡邉 誠 山本 恵利香 | 12/15①② |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、作業療法の臨床的思考や職業倫理、接遇などに関して学生に伝える。
1.対象者との接し方を理解する。
2.評価計画の立て方を理解する。
3.評価の実施方法を理解する。
4.全体像をまとめる方法を理解する。
5.目標を設定する方法を理解する。
6.治療・支援を計画する方法を理解する。
7.事例報告書の作成方法を理解する。
実習前プログラム(20%)、臨地実習の遂行状況(40%)、学内セミナー(事例報告、プログラム立案)(20%)、ポートフォリオ(20%)の総合評価(100%)とする。
臨床実習Ⅲの手引きを熟読し、内容を理解しておくこと。
講義、演習、実習で行った内容・配布資料は適切にノートし、ポートフォリオ作成を行うこと。
【授業時間外に必要な学習時間】
臨地実習期間中の実習ノート・ケースレポート等の作成:21時間
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 臨床実習Ⅲの手引き | 北里大学医療衛生学部作業療法学専攻 | 北里大学医療衛生学部作業療法学専攻 |
参考書 | これまで使用した教科書を確認し、まとめを行うこと。 |
科目ナンバリングコード: OT304-CP03