Web Syllabus(講義概要)
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精神保健作業療法学実習Practice of Occupational Therapy for Mental Health Field
科目責任者坂本 豊美
担当者坂本 豊美※, 小亀 晶子※
科目概要3年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻]

授業の目的

精神保健領域の作業療法で使われる作業や活動に関する技術と技法を学び、評価-立案-実施の基礎技能を習得する。
精神科作業療法を実施する際の注意事項を覚える。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。

教育内容・教育方法・フィードバック

【教育内容】
・レクリエーション(理論、立案、実施)、SST概説、WRAP演習,行動評価、作業面接、作業障害と援助技法
・行動学習に基づいた治療技術 構成的―投影的作業
・学外での体験実習およびセミナー

【教育方法】
授業形態:実習
・各自投影的作業を行い、学生間で解釈を試みる.
・レクレーション,SST,WRAPの演習を行う.
・学外施設で3日間の体験実習を行い、記録をもとににセミナーを行う.

【フィードバック】
・レポートへの添削指導
・演習後の指導
・実習での指導者からの指導

授業内容

項目授業内容担当者日時
1回【対面】
1.授業説明
2.体験実習について
3.作業面接演習
 人生グラフ
 風景構成法
 一般作業面接
1.授業概要につい
2.体験実習について,日程,心構え,実習方法,その他注意事項について.
3.精神科領域で活用される作業面接について,種目の演習を行い,実施方法,注意点につて学ぶ.
坂本 豊美
9/3③
2回【対面】
視聴覚教材を用いての評価演習
観察評価演習
DVD「模擬事例を通して精神科作業療法をまなぶ」を視聴しての観察演習
坂本 豊美
9/10③
3・4回【対面】
①病院及び地域サービスでの事例報告及び検討
②地域で用いられる援助技法について
 ・WRAP,SST体験
①病院及び地域サービスでの事例報告を聴講し,検討会を行う.
②小グループでWRAP,SSTの実際を体験する
坂本 豊美
小亀 晶子
9/17③④
5・6回【対面】
当事者との交流1(ー当事者の体験談:医療の体験,日常の生活での困難,問題などー)
地域で自立的生活をされている当事者の方々に来学していただき,体験談,普段の活動について聴講する
【次回レクリエーションのための話し合い,準備】
坂本 豊美
9/24③④
7・8回【対面】
①当事者との交流2(ー施設でのリハビリテーションプログラム演習,レクリエーション体験ー)
地域で自立的生活をされている当事者の方々に来学していただき,普段のプログラムの模擬体験,交流の場面を持つ.
レクリエーション実施
坂本 豊美
10/1③④
9〜28回【対面】
体験実習
施設での作業療法やDCでのプログラム場面への対象者との参加を通して,治療場面を体験する.
記録の作成.
現場職員からの指導.
坂本 豊美
10/27①②③④⑤
10/28①②③④⑤
10/29①②③④⑤
10/30①②③④⑤
29・30回【対面】
体験実習・振り返りセミナー
1.セミナーでの実習報告
2.体験の相互の共有
3.グループディスカッションによる体験の確認
坂本 豊美
小亀 晶子
11/4③④
1回
項目
【対面】
1.授業説明
2.体験実習について
3.作業面接演習
 人生グラフ
 風景構成法
 一般作業面接
授業内容
1.授業概要につい
2.体験実習について,日程,心構え,実習方法,その他注意事項について.
3.精神科領域で活用される作業面接について,種目の演習を行い,実施方法,注意点につて学ぶ.
担当者
坂本 豊美
日時
9/3③
2回
項目
【対面】
視聴覚教材を用いての評価演習
授業内容
観察評価演習
DVD「模擬事例を通して精神科作業療法をまなぶ」を視聴しての観察演習
担当者
坂本 豊美
日時
9/10③
3・4回
項目
【対面】
①病院及び地域サービスでの事例報告及び検討
②地域で用いられる援助技法について
 ・WRAP,SST体験
授業内容
①病院及び地域サービスでの事例報告を聴講し,検討会を行う.
②小グループでWRAP,SSTの実際を体験する
担当者
坂本 豊美
小亀 晶子
日時
9/17③④
5・6回
項目
【対面】
当事者との交流1(ー当事者の体験談:医療の体験,日常の生活での困難,問題などー)
授業内容
地域で自立的生活をされている当事者の方々に来学していただき,体験談,普段の活動について聴講する
【次回レクリエーションのための話し合い,準備】
担当者
坂本 豊美
日時
9/24③④
7・8回
項目
【対面】
①当事者との交流2(ー施設でのリハビリテーションプログラム演習,レクリエーション体験ー)
授業内容
地域で自立的生活をされている当事者の方々に来学していただき,普段のプログラムの模擬体験,交流の場面を持つ.
レクリエーション実施
担当者
坂本 豊美
日時
10/1③④
9〜28回
項目
【対面】
体験実習
授業内容
施設での作業療法やDCでのプログラム場面への対象者との参加を通して,治療場面を体験する.
記録の作成.
現場職員からの指導.
担当者
坂本 豊美
日時
10/27①②③④⑤
10/28①②③④⑤
10/29①②③④⑤
10/30①②③④⑤
29・30回
項目
【対面】
体験実習・振り返りセミナー
授業内容
1.セミナーでの実習報告
2.体験の相互の共有
3.グループディスカッションによる体験の確認
担当者
坂本 豊美
小亀 晶子
日時
11/4③④

授業内容欄外

◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、精神科作業療法および関連する領域で現在標準的に用いられている評価技法、治療技法について演習を通して実際的使い方、その結果の解釈について授業を行う。

到達目標

 精神保健領域でのレクリエーション活動の基本的立案、実施が行えるようになる。
 集団に関する基礎的観点について述べられるようになる。
 代表的定型評価について説明、実施できる。
 作業活動を用いての評価・治療の視点を持ち、実際の臨床場面を知る。
 作業療法実施時の注意事項が言える。
 精神科作業療法の主な対象疾患の疾患特性,障害特性,標準的治療の概要が述べられるようになる.

評価基準

 講義内レポート課題:25%
 実習課題の遂行状況:25%
 定期試験     :50%

準備学習等(予習・復習)

 精神保健作業療法学の内容を確認する。
 基礎作業学(実習)の作業分析を確認する。
 臨床心理学の投影的技法について確認する。
 精神医学について、基礎項目を確認する。
 自己の特性を把握し、様々な自己の表現方法を検討する。
 臨床での接遇について確認する。
 【受講のための準備の時間は授業内に設定する】

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書精神保健作業療法学に同じ
参考書人と作業・作業活動(第2版)山根 寛三輪書店
参考書人と集団・場山根 寛三輪書店
参考書レクリエーション(改定第2版)
寺山久美子監修三輪書店
教科書
署名
精神保健作業療法学に同じ
著者・編者
発行所
参考書
署名
人と作業・作業活動(第2版)
著者・編者
山根 寛
発行所
三輪書店
参考書
署名
人と集団・場
著者・編者
山根 寛
発行所
三輪書店
参考書
署名
レクリエーション(改定第2版)
著者・編者
寺山久美子監修
発行所
三輪書店

備考・その他

科目ナンバリングコード: OT304-SS13