科目責任者 | 前場 洋佑 |
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担当者 | 前場 洋佑※ |
科目概要 | 2年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻] |
・作業療法士が地域にて活動するために必要な知識や課題を理解する。
・地域社会との関係性において障害がある方を捉える視点を身につける。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。
【教育内容】
・事例検討、グループワークを通して、対象者や地域での実践を深く理解する。
・学外見学を通し障害を持つ方及び障害を持つ恐れのある方に対して、作業療法が果たすべき役割について考えていく。
【教育方法】
・授業形態:実習
・グループワーク、発表を行う
【フィードバック】
・授業始めの10分間で,前回内容の振り返りを行う.
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1〜5回 | 【対面】 施設見学① (ハンセン病資料館) | ハンセン病についての理解を深める。施設収容の歴史を施設見学を通して学ぶ。 | 前場 洋佑 | 6/20①②③④⑤ |
6・7回 | 【対面】 地域における作業療法 | 地域における作業療法の役割、領域について学ぶ | 前場 洋佑 | 6/27③④ |
8・9回 | 【対面】 赤十字および国際人道法 (非常勤講師) | 赤十字の歴史と活動から世界の紛争実態と国際人道法を学ぶ。 | 前場 洋佑 | 7/4③④未定 |
10・11回 | 【対面】 社会資源 | エコマップの作成を通して社会資源について学ぶ | 前場 洋佑 | 9/2③④ |
12・13回 | 【対面】 高齢者の地域生活について | 高齢者の地域生活について学ぶ。 | 前場 洋佑 | 9/9③④ |
14・15回 | 【対面】 精神疾患がある方の地域生活 | 精神疾患がある方の地域生活について学ぶ | 前場 洋佑 | 9/16③④ |
16・17回 | 【対面】 終末期のケア、そして死を考える | アドバンス・ケア・プランニングの考えを用いて、地域における終末期のケアについて考える。 | 前場 洋佑 | 9/30③④ |
18・19回 | 【対面】 地域を診る視点 | 地域診断についてグループワークを通して考える | 前場 洋佑 | 10/7③④ |
20・21回 | 【対面】 健康と地域社会 | 健康と地域社会との関連について考える | 前場 洋佑 | 10/14③④ |
22〜24回 | 【対面】 フィールドワーク〜学外実習〜 | 学外実習を通して,高齢者の生活環境について学ぶ | 前場 洋佑 | 10/20①②③ |
25〜27回 | 【対面】フィールドワーク〜発表〜 | 高齢者の生活環境について発表を通して学びを深める | 前場 洋佑 | 10/21③④⑤ |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院や地域での臨床経験を踏まえ、地域医療やその歴史について指導する。
・作業療法士が地域で活動をする際の対象者、領域や必要な支援のあり方について説明できる。
・個人モデルと社会モデルの違いを理解し、説明することができる。
・地域の社会資源を知り、障害がある方の地域生活やまちづくりについて説明することができる。
定期試験(50%)、グループワークへの参加態度(30%)、提出課題(20%)にて総合的に評価する。
【授業時間外に必要な学習時間:4.5時間】
・教科書、配布資料をよく読んで予習・復習を行うこと。
・授業で取り上げるテーマと自分の暮らしている地域社会とを照らし合わせながら取り組んむこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 地域作業療法学 第3版 | 大熊明 加藤朋子編 | 医学書院 |
参考書 | 地域リハビリテーション論 Ver.8 | 大田仁史編 | 三輪書店 |
科目ナンバリングコード: OT304-SS09