科目責任者 | 村瀬 華子 |
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担当者 | 村瀬 華子※ |
科目概要 | 2年 (2単位・選択) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻] 2年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻] 2年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻] 2年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 視覚機能療法学専攻] |
臨床心理学は精神障害だけでなく、身体障害、発達障害、知的障害など様々な障害を抱える人々のニーズを理解し、支援する学問である。心理支援の対象となる障害の特徴や症状を生物・心理・社会モデルに基づいて理解し、その支援方法について学ぶ。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の(PT)②③⑤,(OT)①,(ST)②④⑤,(OV)①②③④に関連する。
【教育内容】
身体障害、知的能力障害、発達障害、精神障害の特徴を生物・心理・社会モデルに基づいて解説する。
各種障害のための支援について説明する。
【教育方法】
授業形態:講義
この科目に関する連絡事項は授業時間内またはGoogle Classroomに掲載されます。オンデマンド授業もGoogle Classroomにて配信されます。Google Classroomの登録方法は初回授業にて説明されるので、速やかに登録してください。
授業の展開によって、授業計画には若干の変更があり得るので、指示をよく聞く・読むよう心がけてください。
【フィードバック】
授業内試験及び課題のフィードバックは試験終了後および課題期限後にGoogle Classroomにて行います。フィードバック公開時期は授業内またはGoogle Classroomにてお知らせします。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 オリエンテーション 障害とは | 授業内容、評価方法についての説明。 障害分類と障害の捉え方について解説する。 | 村瀬 華子 | 4/10② |
第2回 | 【オンデマンド】 障害児・者のための教育と福祉 | 障害児・者のための教育及び福祉システムについて解説する。 第12章の一部 | 村瀬 華子 | 4/11後日掲示 |
第3回 | 【対面】 身体障害:視覚障害,聴覚障害 | 視覚障害および聴覚障害の特徴と支援について解説する。 | 村瀬 華子 | 4/17② |
第4回 | 【対面】 発達障害:知的能力障害,ダウン症 | 知的能力障害及びダウン症の特徴と支援について解説する。 第25章 | 村瀬 華子 | 4/24② |
第5回 | 【対面】 発達障害:ADHD,学習障害 | ADHD,学習障害の特徴と支援について解説する。 第25章 | 村瀬 華子 | 5/8② |
第6回 | 【対面】 発達障害:自閉スペクトラム症 | 自閉スペクトラム症の特徴と支援について解説する。第25章 | 村瀬 華子 | 5/15② |
第7回 | 【対面】 精神障害とは | 精神障害の定義と分類方法について解説する。第15章(&第10章の一部) | 村瀬 華子 | 5/22② |
第8回 | 【対面】 授業内試験(中間):対象範囲第1回~第7回 感想課題1:提出期限5/31(土)23:59 | 試験範囲:第1回~第7回 | 村瀬 華子 | 5/29② |
第9回 | 【対面】 精神障害:うつ病関連(うつ病) | うつ病が起こるメカニズムとその特徴、介入法を解説する。第16章 | 村瀬 華子 | 6/5② |
第10回 | 【対面】 精神障害:うつ病関連(双極性障害) | 双極性障害が起こるメカニズムとその特徴、介入法を解説する。第17章 | 村瀬 華子 | 6/12② |
第11回 | 【対面】 精神障害:不安症関連(社交不安症) | 社交不安症が起こるメカニズムとその特徴、介入法を解説する。第18章(&第9章の一部) | 村瀬 華子 | 6/19② |
第12回 | 【対面】 精神障害:不安症関連(パニック症) | パニック症が起こるメカニズムとその特徴、介入法を解説する。第19章(&第9章の一部) | 村瀬 華子 | 6/26② |
第13回 | 【対面】 精神障害:不安症関連(心的外傷後ストレス障害) | 心的外傷後ストレス障害(PTSD)が起こるメカニズムとその特徴、介入法を解説する。第21章 | 村瀬 華子 | 7/3② |
第14回 | 【対面】 精神障害:統合失調症 | 統合失調症が起こるメカニズムとその特徴、介入法を解説する。第22章 | 村瀬 華子 | 7/10② |
第15回 | 【対面】 精神障害:嗜癖・依存症 感想課題2:提出期限7/13(日)23:59 | 嗜癖・依存症が起こるメカニズムとその特徴、介入法を解説する。第27章 | 村瀬 華子 | 7/10③ |
◆実務経験の授業への活用方法◆
教員は日米の医療・教育現場にて精神疾患や発達障害などを持つ子供から大人までを対象にアセスメントと心理療法を行なった経験を持つ。授業では実務経験から得た例を交えながら臨床心理学の理論や介入方法について説明する。
心理社会的支援の対象となる障害が起こるメカニズムとその支援について説明できる。
当事者の心理やニーズを理解、配慮した支援方法を説明できる。
試験 (計2回) 90% ※備考を参照
・授業内試験:5月29日(木),2限、対象範囲は第1回~第7回
・定期試験:定期試験期間(TBA)、対象範囲は第9回~第15回
感想課題 10% ※備考を参照
・1回目提出期限:5/31 (土)23:59
・2回目提出期限:7/13(日)23:59
授業時間外に必要な学習の時間:計60時間
教科書および資料を読み予習・復習をし、専門用語とその定義や質問をまとめること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 臨床心理学 | 丹野義彦・石垣琢磨・毛利伊吹・佐々木淳・杉山明子 | 有斐閣 |
参考書 | 障害児心理入門(第二版) | 井澤信三・小島道生 | ミネルヴァ書房 |
科目ナンバリングコード: (PT)PT201-SF22, (OT)OT201-SF12, (ST)ST201-SF22, (OV)OV201-SF11
【授業内試験について】
•授業内試験はシラバスに記載された日時に対面で行われます。試験範囲は第1回~第7回の授業内容。
•授業内試験の日時にやむおえない事情(忌引き、医師の診断書がある病気)ができた場合は、試験開始前までに教員に連絡し許可を得て、教員の指示に従ってください。試験開始前までに連絡がされなかった場合、許可が得られなかった場合は欠席とみなされます。
【定期試験について】
•定期試験は定期試験期間中に対面で行われます。試験範囲は第9回~第15回の授業内容。
•定期試験の日時にやむおえない事情(忌引き、医師の診断書がある病気)ができた場合は、医療衛生学部試験内規に従って、事務局及び教員に連絡し、事務局及び教員の指示に従ってください。医療衛生学部試験内規に従わなかった場合、または事務局及び教員から許可が得られなかった場合は欠席とみなされます。
【感想課題について】
• 授業で習ったトピックについての感想をGoogle Classroomからから提出していただきます。詳細は授業中に説明します。
【その他】
・オンデマンド授業およびフィードバックはGoogle Classroomにて行われるので、新学期開始時に伝えられるコードを使用してGoogle Classroomに登録すること。
• この科目では、私たちにとって身近な心の問題を扱うため、自分自身の辛い経験を思い出したり、周囲の人のことが心配になることがあるかもしれません。もし誰かに相談したい場合は学生相談室がサポートを提供しています: 学生相談室:https://www.kitasato-u.ac.jp/jp/campuslife/health_care/gakusou/index.html
・教科書が授業開始直前に改訂されるため、シラバスに記載された授業内容に若干の変更がある場合があります。その場合は授業中にお知らせしますが、ご了承ください。