科目責任者 | 横山 美佐子 |
---|---|
担当者 | 横山 美佐子※, 原 由紀※, 林 寛人※ |
科目概要 | 3年 (1単位・選択) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻] |
小児における医学モデル・社会モデルのなかの理学療法士の役割を理解する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の②③④⑤に関連する。
【教育内容】
小児分野の科学的根拠および社会モデルにおける理学療法の役割を学習する。
小児における各分野について講義・実習を通して学習する。
【教育方法】
授業形態:演習
パワーポイントを使用する。実習を通じて小児理学療法の理解を深める。
次回の授業で、課題の中の特徴的な見解や誤解についてコメントする。
【フィードバック】
前回の振り返り時に学生から質問を受け、全体にフィードバックを行うことで授業内容の理解を深める。学生からのメール等による質問には、直接メールでフィードバックを行うが、必要であれば次回講義の際に解説する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
---|---|---|---|---|
1〜3回 | 【対面】 オリエンテーション | コース紹介および小児理学療法の実際について医療・地域・教育・研究の現状を学ぶ。 | 横山 美佐子 | 9/5③④⑤ |
4・5回 | 【対面】 小児の言語療法 | 基本的な言語発達を理解し、小児に対する言語療法の実際を学ぶ。 | 原 由紀 | 9/12③④ |
6回 | 【対面】 小児のチーム医療 | 小児に対する医療・福祉・教育のチーム医療について学ぶ。 | 横山 美佐子 | 9/12⑤ |
7〜9回 | 【対面】 新生児集中治療室・小児集中治療室での理学療法(実習含) | チーム医療と小児の急性期医療の特徴と病態に即した理学療法プログラムと効果について講義(3限)と実習(4・5限)を行う。(呼吸理学療法含む) | 横山 美佐子 | 9/19③④⑤ |
10〜12回 | 【対面】 小児における世界の理学療法、地域での理学療法、理学療法の職域(臨床、アカデミア、企業) | 他国、地域での理学療法の違いを学ぶ。理学療法士が従事している現場の多様性を学ぶ。 | 林 寛人 | 9/26③④⑤ |
13〜15回 | 【対面】 小児の最新研究と発達性協調運動障害に対する理学療法(実習含) | 最新研究に関する講義(3限)と発達性協調運動障害に対する実習(4・5限)を行う。 | 横山 美佐子 | 10/10③④⑤ |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院や施設での臨床経験を踏まえ、小児理学療法の最新の研究や実践を概説し、実習も行う。
最新の知識の理解と応用能力の向上をはかることができる。
小児理学療法の対象児を評価する方法を知り、問題点に取り組むことができる。
レポート(50%)及び講義への参加態度(50%)を総合的に評価する。
【授業時間外に必要な学習の時間:18時間】
予習:事前に小児理学療法学および小児理学療法学実習の講義資料を読んでおくこと。あらかじめ授業の項目に関することを調べておくこと。
復習:講義時に配布したプリントと講義内容を復習して、ノートにまとめる。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | Crosslink 理学療法学テキスト 小児理学療法学 | 藪中良彦・木元稔・坂本仁編集 | メディカルビュー社 |
参考書 | PEDI リハビリテーションのための子どもの能力低下評価法 | 里宇明元・問川博之・近藤和泉翻訳 | 医歯薬出版 |
参考書 | GMFM粗大運動能力尺度 脳性麻痺児のための評価的尺度 | ダイアン・ラッセル著,近藤和泉・福田道隆・青山香翻訳 | 医学書院 |
科目ナンバリングコード: PT302-DE02