Web Syllabus(講義概要)
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病理学Pathology
科目責任者松本 俊英
担当者松本 俊英※, 高橋 博之※
科目概要2年 (2単位・必修) [医療工学科 診療放射線技術科学専攻]

授業の目的

病理学は病気を理解するための基礎となる学問であり、医療人として必要とされる病気の概念とその原因、それに附随する病変を理解する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③④⑤⑦に関連する。

教育内容・教育方法・フィードバック

【教育内容】
病理学総論として傷害因子に対する細胞・組織の基礎的病変を学び、さらに病理学各論では系統的に器官それぞれの主な病態について理解する。

【教育方法】
授業形態:講義
教科書および配布資料について、パワーポイントを使用した講義形式にて解説する。

【フィードバック】
Google formで小テストを実施し授業内容の理解を深める。正解と解説のほか、学生からの質問はメールおよびGoogle formにて受け付け、次回講義の際に解説する。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回【対面】
序論・細胞変性
病理学の概要と病因論・細胞傷害による変性、壊死、アポトーシスを理解する。松本 俊英
4/7②
第2回【対面】
炎症・免疫
炎症の原因・発現機序・分類を理解する。また、免疫機構を理解し、アレルギーや自己免疫疾患などの病態を学ぶ。高橋 博之
4/14④
第3回【対面】
循環障害
局所的な血液循環障害(充血、うっ血、血栓症、塞栓症、梗塞、出血)と、全身の循環障害(浮腫)にみられる病態を理解する。松本 俊英
4/21②
第4回【対面】
代謝障害
タンパク質、炭水化物、脂質などの代謝異常、その原因と疾患について理解する。松本 俊英
5/12②
第5回【対面】
遺伝子異常・老化
遺伝性疾患や染色体異常症について学ぶ。また、加齢に伴う人体の変化を理解する。松本 俊英
5/19②
第6回【対面】
腫瘍:総論
腫瘍の分類、良性・悪性の鑑別、進展・転移機構について理解する。松本 俊英
5/26②
第7回【対面】
循環器系疾患
心臓・血管の疾患・病変について理解する。松本 俊英
6/2②
第8回【対面】
呼吸器系疾患
呼吸器系の炎症性疾患・腫瘍の病態について理解する。松本 俊英
6/9②
第9回【対面】
感染症
病原体の感染経路と代表的な感染症を知る。高橋 博之
6/9④
第10回【対面】
脳・神経系疾患
頭部外傷、中枢神経の変性疾患の病態について理解する。松本 俊英
6/16②
第11回【対面】
消化器系疾患①:胃・腸
胃と腸の炎症性疾患・腫瘍性病変について理解する。松本 俊英
6/23②
第12回【対面】
消化器系疾患②:肝・胆・膵
肝臓・胆道・膵臓疾患の病態について理解する。松本 俊英
6/30②
第13回【対面】
生殖器系疾患
婦人科系疾患の病態について理解する。松本 俊英
7/7②
第14回【対面】
造血器・内分泌系疾患
造血器・内分泌系の病態について理解する。松本 俊英
7/14②
第15回【対面】
感覚器・運動器系疾患
感覚器・運動器系の病態について理解する。松本 俊英
7/14③
第1回
項目
【対面】
序論・細胞変性
授業内容
病理学の概要と病因論・細胞傷害による変性、壊死、アポトーシスを理解する。
担当者
松本 俊英
日時
4/7②
第2回
項目
【対面】
炎症・免疫
授業内容
炎症の原因・発現機序・分類を理解する。また、免疫機構を理解し、アレルギーや自己免疫疾患などの病態を学ぶ。
担当者
高橋 博之
日時
4/14④
第3回
項目
【対面】
循環障害
授業内容
局所的な血液循環障害(充血、うっ血、血栓症、塞栓症、梗塞、出血)と、全身の循環障害(浮腫)にみられる病態を理解する。
担当者
松本 俊英
日時
4/21②
第4回
項目
【対面】
感染症
授業内容
病原体の感染経路と代表的な感染症を知る。
担当者
高橋 博之
日時
6/9④
第5回
項目
【対面】
代謝障害
授業内容
タンパク質、炭水化物、脂質などの代謝異常、その原因と疾患について理解する。
担当者
松本 俊英
日時
5/12②
第6回
項目
【対面】
遺伝子異常・老化
授業内容
遺伝性疾患や染色体異常症について学ぶ。また、加齢に伴う人体の変化を理解する。
担当者
松本 俊英
日時
5/19②
第7回
項目
【対面】
腫瘍:総論
授業内容
腫瘍の分類、良性・悪性の鑑別、進展・転移機構について理解する。
担当者
松本 俊英
日時
5/26②
第8回
項目
【対面】
循環器系疾患
授業内容
心臓・血管の疾患・病変について理解する。
担当者
松本 俊英
日時
6/2②
第9回
項目
【対面】
呼吸器系疾患
授業内容
呼吸器系の炎症性疾患・腫瘍の病態について理解する。
担当者
松本 俊英
日時
6/9②
第10回
項目
【対面】
脳・神経系疾患
授業内容
頭部外傷、中枢神経の変性疾患の病態について理解する。
担当者
松本 俊英
日時
6/16②
第11回
項目
【対面】
消化器系疾患①:胃・腸
授業内容
胃と腸の炎症性疾患・腫瘍性病変について理解する。
担当者
松本 俊英
日時
6/23②
第12回
項目
【対面】
消化器系疾患②:肝・胆・膵
授業内容
肝臓・胆道・膵臓疾患の病態について理解する。
担当者
松本 俊英
日時
6/30②
第13回
項目
【対面】
生殖器系疾患
授業内容
婦人科系疾患の病態について理解する。
担当者
松本 俊英
日時
7/7②
第14回
項目
【対面】
造血器・内分泌系疾患
授業内容
造血器・内分泌系の病態について理解する。
担当者
松本 俊英
日時
7/14②
第15回
項目
【対面】
感覚器・運動器系疾患
授業内容
感覚器・運動器系の病態について理解する。
担当者
松本 俊英
日時
7/14③

授業内容欄外

◆実務経験の授業への活用方法◆
病院・研究機関等での経験を踏まえ、病理学的基礎知識が臨床的専門分野の礎となることを概説する。

到達目標

1)病理学の用語を正確に理解し、使いこなすことができる。
2)各種疾患の発症機構や病態について説明できる。
3)各種疾患の特徴的な臨床所見と病理所見を説明できる。

評価基準

定期試験(80%)、Google form内小テスト(10%)、受講態度(10%)を総合的に判断して評価する。

準備学習等(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習時間:60時間】
予習:事前に教科書を読んで授業内容の概要を把握しておく。
復習:配布プリントをもとに教科書でさらに深く理解する。
   小テストの結果をふまえ、疑問点を整理しておく。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書シンプル病理学 [第7版]笹野公伸、岡田保典、安井 弥 南江堂
参考書標準病理学 [第4版]坂本穆彦、北川昌伸、仁木利郎医学書院
参考書カラーで学べる病理学 [第3版]渡辺照男ヌーヴェルヒロカワ
参考書医療系学生のための病理学[第5版]中村仁志夫、石津明洋、田中伸哉、鬼島宏講談社
参考書標準理学療法学・作業療法学専門基礎分野 病理学[第5版]横井豊治、村雲芳樹、佐藤康晴医学書院
教科書
署名
シンプル病理学 [第7版]
著者・編者
笹野公伸、岡田保典、安井 弥
発行所
南江堂
参考書
署名
標準病理学 [第4版]
著者・編者
坂本穆彦、北川昌伸、仁木利郎
発行所
医学書院
参考書
署名
カラーで学べる病理学 [第3版]
著者・編者
渡辺照男
発行所
ヌーヴェルヒロカワ
参考書
署名
医療系学生のための病理学[第5版]
著者・編者
中村仁志夫、石津明洋、田中伸哉、鬼島宏
発行所
講談社
参考書
署名
標準理学療法学・作業療法学専門基礎分野 病理学[第5版]
著者・編者
横井豊治、村雲芳樹、佐藤康晴
発行所
医学書院

備考・その他

科目ナンバリングコード:RT201-SF08