Web Syllabus(講義概要)
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医療ケア安全管理学Standard for Safety and Medical Care
科目責任者藤井 清孝
担当者古平 聡※, 小林 こず恵※, 藤井 清孝※, 鍵谷 豪※, 中山 栄純※, 渡部 麻衣子※, 荒井 康夫※, 小椋 正道※
科目概要3年 (2単位・必修) [医療工学科 臨床工学専攻]

授業の目的

 臨床工学技士として熟知すべき医療倫理とケア、および関連法令等の基礎的知識を身につける。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。

教育内容・教育方法・フィードバック

【教育内容】
 医の倫理、看護の概念と感染予防、臨床工学技士法と業務指針、医療機器等に係わる法令・指針等について学ぶ。

【教育方法】
 授業形態:講義
 対面:パワーポイントや板書、配布資料を用いた講義。Google Classroom利用[情報周知、修正資料のダウンロード(基本資料は印刷配布)]。
【フィードバック】
 講義後の質問は、その場または電子メールにて返答する。また、講義後の質問やレポート内容から全体への再説明が必要と判断された内容に関しては、次回講義またはGoogle Classroom経由で情報を周知・共有する。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回【対面】
ガイダンス
講義の全体像と進め方を説明する。医療従事者として知っておくべき法の基礎を学んだ後、臨床工学技士の役割と関連する法令・指針等について概説する。藤井 清孝
4/15②
第2回【対面】
関係法規 その1
(医療政策の変遷)
医療法について学んだ後、その改正の推移を通して医療政策の変遷について学ぶ。藤井 清孝
4/22②
第3回【対面】
関係法規 その2
(医療安全に関する法)
医療安全に関する法、特に医療機器に関連する法(医療法、医薬品医療機器等法)について学ぶ。藤井 清孝
5/13②
第4回【対面】
関係法規 その3
(医療・福祉関連職種に関する法)
医療法および医療関連職種資格制度、福祉関連職種資格制度について学んだ後、チーム医療との関わりについて概説する。藤井 清孝
5/20②
第5回【対面】
看護・その他 その1
(看護の概念)
看護の概念について学ぶ。中山 栄純
5/27②
第6回【対面】
看護・その他 その2
(感染予防)
感染予防の基礎およびスタンダードプリコーションについて学ぶ。小椋 正道
6/3②
第7回【対面】
関係法規 その4
(医療機器関連設備など)
高圧ガス保安法、不具合報告および医療機器や病院設備などに関連する各種通知について学ぶ。古平 聡
6/10②
第8回【対面】
医療(診療)情報
医療(診療)情報に関連する法規、カルテ記載、患者情報セキュリティについて学ぶ。荒井 康夫
6/17②
第9回【対面】
関係法規 その5
(医療機器製造販売業者との関わり)
PL法、医療機器安全管理責任者、立ち会い規制などについて学ぶ。古平 聡
6/24①
第10回
【対面】
臨床工学技士法 その1
(全体像)
臨床工学技士法の歴史、免許、業務範囲、遵守事項等について学ぶ。小林 こず恵
6/24②
第11回【対面】
関連法規 その6
(放射線関連法規)
放射線の生体への影響と放射線関連法規の基礎について学ぶ。鍵谷 豪
7/1①
第12回【対面】
臨床工学技士法 その2
(基本業務指針)
臨床工学技士の基本業務指針などについて学ぶ。小林 こず恵
7/1②
第13・14回
【対面】
生命倫理
医の倫理について学ぶ。 渡部 麻衣子
7/8①②
第15回【対面】
まとめ
第1回~第14回で学んだ内容について振り返りを行い、知識をまとめる。藤井 清孝
7/15②
第1回
項目
【対面】
ガイダンス
授業内容
講義の全体像と進め方を説明する。医療従事者として知っておくべき法の基礎を学んだ後、臨床工学技士の役割と関連する法令・指針等について概説する。
担当者
藤井 清孝
日時
4/15②
第2回
項目
【対面】
関係法規 その1
(医療政策の変遷)
授業内容
医療法について学んだ後、その改正の推移を通して医療政策の変遷について学ぶ。
担当者
藤井 清孝
日時
4/22②
第3回
項目
【対面】
関係法規 その2
(医療安全に関する法)
授業内容
医療安全に関する法、特に医療機器に関連する法(医療法、医薬品医療機器等法)について学ぶ。
担当者
藤井 清孝
日時
5/13②
第4回
項目
【対面】
関係法規 その3
(医療・福祉関連職種に関する法)
授業内容
医療法および医療関連職種資格制度、福祉関連職種資格制度について学んだ後、チーム医療との関わりについて概説する。
担当者
藤井 清孝
日時
5/20②
第5回
項目
【対面】
看護・その他 その1
(看護の概念)
授業内容
看護の概念について学ぶ。
担当者
中山 栄純
日時
5/27②
第6回
項目
【対面】
看護・その他 その2
(感染予防)
授業内容
感染予防の基礎およびスタンダードプリコーションについて学ぶ。
担当者
小椋 正道
日時
6/3②
第7回
項目
【対面】
関係法規 その4
(医療機器関連設備など)
授業内容
高圧ガス保安法、不具合報告および医療機器や病院設備などに関連する各種通知について学ぶ。
担当者
古平 聡
日時
6/10②
第8回
項目
【対面】
医療(診療)情報
授業内容
医療(診療)情報に関連する法規、カルテ記載、患者情報セキュリティについて学ぶ。
担当者
荒井 康夫
日時
6/17②
第9回
項目
【対面】
関係法規 その5
(医療機器製造販売業者との関わり)
授業内容
PL法、医療機器安全管理責任者、立ち会い規制などについて学ぶ。
担当者
古平 聡
日時
6/24①
第10回
項目
【対面】
臨床工学技士法 その1
(全体像)
授業内容
臨床工学技士法の歴史、免許、業務範囲、遵守事項等について学ぶ。
担当者
小林 こず恵
日時
6/24②
第11回
項目
【対面】
関連法規 その6
(放射線関連法規)
授業内容
放射線の生体への影響と放射線関連法規の基礎について学ぶ。
担当者
鍵谷 豪
日時
7/1①
第12回
項目
【対面】
臨床工学技士法 その2
(基本業務指針)
授業内容
臨床工学技士の基本業務指針などについて学ぶ。
担当者
小林 こず恵
日時
7/1②
第13・14回
項目
【対面】
生命倫理
授業内容
医の倫理について学ぶ。
担当者
渡部 麻衣子
日時
7/8①②
第15回
項目
【対面】
まとめ
授業内容
第1回~第14回で学んだ内容について振り返りを行い、知識をまとめる。
担当者
藤井 清孝
日時
7/15②

授業内容欄外

※講義は火曜日の2限目が基本、一部の講義は1限あるいは1限目・2限目の連続講義の予定。

◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、医療安全の法的な位置づけ等について解説を行う。

到達目標

1.医療倫理の理解に基づき、事例について正しく判断できる。
2.臨床工学技士に係わる看護の概念の理解と、感染予防に基づいて行動できる。
3.臨床工学技士関連法令や基準、指針等について説明できる。

評価基準

レポート(10%)定期試験試験(90%)により評価を行う。
※レポートの提出は必須とする。

準備学習等(予習・復習)

【授業時間外に必要な学風の時間:60時間】
予習:予習は教科書を中心に、報道やインターネット等で該当する内容について情報収集を行うこと。
復習:学習内容について振り返りを行い、教科書や報道、インターネット等で関連する知識の習得に努めること。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書担当者から資料を配付する。
教科書臨床工学講座 関係法規日本臨床工学技士教育施設協議会医歯薬出版
教科書MEの基礎知識と安全管理日本生体医工学会ME技術教育委員会南江堂
参考書臨床工学技士標準テキスト小野哲章、峰島三千男、堀川宗之、渡辺敏金原出版
参考書臨床工学講座 医用機器安全管理学:3年次の「機器安全管理学」でも使用する。篠原一彦、出渕靖志医歯薬出版
参考書公衆衛生がみえる医療情報科学研究所メディックメディア
教科書
署名
担当者から資料を配付する。
著者・編者
発行所
教科書
署名
臨床工学講座 関係法規
著者・編者
日本臨床工学技士教育施設協議会
発行所
医歯薬出版
教科書
署名
MEの基礎知識と安全管理
著者・編者
日本生体医工学会ME技術教育委員会
発行所
南江堂
参考書
署名
臨床工学技士標準テキスト
著者・編者
小野哲章、峰島三千男、堀川宗之、渡辺敏
発行所
金原出版
参考書
署名
臨床工学講座 医用機器安全管理学:3年次の「機器安全管理学」でも使用する。
著者・編者
篠原一彦、出渕靖志
発行所
医歯薬出版
参考書
署名
公衆衛生がみえる
著者・編者
医療情報科学研究所
発行所
メディックメディア

備考・その他

科目ナンバリングコード:CE301-SS30