Web Syllabus(講義概要)
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検査機器学Introduction to Laboratory Apparatus
科目責任者黒崎 祥史
担当者石井 直仁※, 黒崎 祥史※, 井本 明美※, 佐藤 隆司※, 中村 正樹※, 藤村 善行※, 篠原 亮太※
科目概要3年 (1単位・必修) [医療検査学科]

授業の目的

 将来の臨床検査業務を担うために、最新の検査機器事情に触れ、装置の構造と基本原理を理解し、得られる臨床検査データを正しく評価できる能力を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。

教育内容・教育方法・フィードバック

【教育内容】
臨床検査全般に渡って使用される機器の原理・構造と使い方、臨床実習で使用する検査系統別機器の種類と構造及 びその原理を知り、最新検査機器開発のコンセプトやその性能と限界について理解する。

【教育方法】
授業形態:講義
対面講義形式で行い、教科書および配布資料についてパワーポイントやオーバーヘッドプロジェクターを使用して解説する。

【フィードバック】
講義の終了時に10分間程度で演習問題や小テストを実施し、解説することで講義内容の振り返りを行う。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回【対面】
共通機器の原理と使用方法①(周辺器具・装置)②(測光装置・分光光度計)
周辺器具・装置(秤量・遠心分離装置)の特徴、原理、分析法を学ぶ。測光装置(分光光度計)の特徴、原理、分析法を学ぶ。黒崎 祥史
9/2②
第2回【対面】
共通機器の原理と使用方法③(測光装置・その他)④(純水製造装置)
測光装置(光電光度計、炎光光度計、原子吸光光度計)の特徴、原理、分析法を学ぶ。前処理装置、純水製造装置の特徴、原理、分析法を学ぶ。石井 直仁
9/9②
第3回【対面】
共通機器の原理と使用方法⑤(分離分析)
分離分析装置(電気泳動装置、クロマトグラフィ)の特徴、原理、分析法を学ぶ。黒崎 祥史
9/16②
第4回【対面】
共通機器の原理と使用方法⑥(電気化学装置)
各種臨床検査で使用する機器の原理・使用方法①(生理検査)
電気化学装置の特徴、原理、分析法を学ぶ。
生理検査機器の特徴、原理、分析法を学ぶ。
石井 直仁
9/30②
第5回【対面】
共通機器の原理と使用方法⑦(顕微鏡)
各種臨床検査で使用する機器の原理・使用方法② (病理)
顕微鏡装置、病理検査機器の特徴、原理、分析法を学ぶ。井本 明美
10/7②
第6回【対面】
各種臨床検査で使用する機器の原理・使用方法③(微生物)
微生物検査機器の特徴、原理、分析法を学ぶ。中村 正樹
10/9②
第7回【対面】
各種臨床検査で使用する機器の原理・使用方法④(臨床化学)
臨床化学検査機器(自動分析、 超微量分析)の特徴、原理、分析法を学ぶ。藤村 善行
10/14②
第8回【対面】
各種臨床検査で使用する機器の原理・使用方法⑤(遺伝子検査)
遺伝子検査機器の特徴、原理、分析法を学ぶ。井本 明美
10/16②
第9回
【対面】
各種臨床検査で使用する機器の原理・使用方法⑥(免疫)
免疫化学検査機器の特徴、原理、分析法を学ぶ。篠原 亮太
10/21②
第10回【対面】
各種臨床検査で使用する機器の原理・使用方法⑦(血液検査)
血液検査機器の特徴、原理、分析法を学ぶ。佐藤 隆司
10/23②
第1回
項目
【対面】
共通機器の原理と使用方法①(周辺器具・装置)②(測光装置・分光光度計)
授業内容
周辺器具・装置(秤量・遠心分離装置)の特徴、原理、分析法を学ぶ。測光装置(分光光度計)の特徴、原理、分析法を学ぶ。
担当者
黒崎 祥史
日時
9/2②
第2回
項目
【対面】
共通機器の原理と使用方法③(測光装置・その他)④(純水製造装置)
授業内容
測光装置(光電光度計、炎光光度計、原子吸光光度計)の特徴、原理、分析法を学ぶ。前処理装置、純水製造装置の特徴、原理、分析法を学ぶ。
担当者
石井 直仁
日時
9/9②
第3回
項目
【対面】
共通機器の原理と使用方法⑤(分離分析)
授業内容
分離分析装置(電気泳動装置、クロマトグラフィ)の特徴、原理、分析法を学ぶ。
担当者
黒崎 祥史
日時
9/16②
第4回
項目
【対面】
共通機器の原理と使用方法⑥(電気化学装置)
各種臨床検査で使用する機器の原理・使用方法①(生理検査)
授業内容
電気化学装置の特徴、原理、分析法を学ぶ。
生理検査機器の特徴、原理、分析法を学ぶ。
担当者
石井 直仁
日時
9/30②
第5回
項目
【対面】
共通機器の原理と使用方法⑦(顕微鏡)
各種臨床検査で使用する機器の原理・使用方法② (病理)
授業内容
顕微鏡装置、病理検査機器の特徴、原理、分析法を学ぶ。
担当者
井本 明美
日時
10/7②
第6回
項目
【対面】
各種臨床検査で使用する機器の原理・使用方法③(微生物)
授業内容
微生物検査機器の特徴、原理、分析法を学ぶ。
担当者
中村 正樹
日時
10/9②
第7回
項目
【対面】
各種臨床検査で使用する機器の原理・使用方法④(臨床化学)
授業内容
臨床化学検査機器(自動分析、 超微量分析)の特徴、原理、分析法を学ぶ。
担当者
藤村 善行
日時
10/14②
第8回
項目
【対面】
各種臨床検査で使用する機器の原理・使用方法⑤(遺伝子検査)
授業内容
遺伝子検査機器の特徴、原理、分析法を学ぶ。
担当者
井本 明美
日時
10/16②
第9回
項目
【対面】
各種臨床検査で使用する機器の原理・使用方法⑥(免疫)
授業内容
免疫化学検査機器の特徴、原理、分析法を学ぶ。
担当者
篠原 亮太
日時
10/21②
第10回
項目
【対面】
各種臨床検査で使用する機器の原理・使用方法⑦(血液検査)
授業内容
血液検査機器の特徴、原理、分析法を学ぶ。
担当者
佐藤 隆司
日時
10/23②

授業内容欄外

◆実務経験の授業への活用方法◆
臨床検査技師としての医用機器使用や研究者としての研究機器使用の経験を踏まえ、検査機器学の意義及び実際の臨床検査でどのように展開されるのかを概説する。

到達目標

機器の適応や性能について充分な知識を修得する。具体的には以下の通りである。
1)検査機器の基本原理について説明ができる。
2)検査機器の使用上の注意について説明できる。
3)検査項目に応じて検査機器を分類できる。

評価基準

受講態度(課題、演習問題、小テスト含、5%)と定期試験成績(95%)で総合的に評価する。

準備学習等(予習・復習)

予習:臨床検査に関わる各教科の教科書にて、各種分析機器について調べる。復習:個人ノート(講義内容)、配布資料、臨床検査機器の教科書を相対させ確認する。また、臨床検査に関わる各教科の教科書にて各種分析機器について確認し、各種疾患と検査項目・使用機器の関係を横断的に理解する。学習で得られた知識は、病院での「臨床実習」に繋がる。
【授業時間外に必要な学習の時間:25時間】

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書最新臨床検査学講座 検査機器総論三村邦裕、山藤 賢 編医歯薬出版
参考書標準臨床検査学 検査機器総論・検査管理総論横田浩充、大久保滋夫 編医学書院
教科書
署名
最新臨床検査学講座 検査機器総論
著者・編者
三村邦裕、山藤 賢 編
発行所
医歯薬出版
参考書
署名
標準臨床検査学 検査機器総論・検査管理総論
著者・編者
横田浩充、大久保滋夫 編
発行所
医学書院

備考・その他

科目ナンバリングコード: ML301-SS27