Web Syllabus(講義概要)
トップへ戻る 前のページへ戻る
公衆衛生学II(実習含)Public Health II (Practice included)
科目責任者内藤 由紀子
担当者内藤 由紀子※, 片桐 裕史
科目概要3年 (1単位・必修) [医療検査学科]

授業の目的

個人や人間集団の健康を保持するために、人間と人間を取りまく環境、即ち生態系を基盤とした健康を理解する。さらに、地域・職域・教育の場における集団の健康管理の意義・組織・予防対策ならびに健康保持増進に関する包括的知識を講義および実習を通して修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。

教育内容・教育方法・フィードバック

【教育内容】
 人間集団を取りまく生活環境と健康、健康障害発生の因果関係および対人保健活動を通した健康の保持増進について学ぶ。実習では、生活環境・労働環境と健康のかかわりを理解するための環境測定および疾病発症・予防について学ぶ。

【教育方法】
 授業形態:講義、実習(演習)
 講義:パワーポイントを用いる(第1〜3、8、12および13回)。
 実習:講義形式で実習内容を解説したのち(第4回)、実習(演習)を行う(第5〜7回および第9〜11回)。
    各日の実習終了時、班ごとにワークシートを見ながら行う質疑応答および実習試験(別途設定)で理解度を確認する。

【フィードバック】
 学生からの要望・質問に適宜対応する。

授業内容

項目授業内容担当者日時
1回【対面】
生活環境1(大気環境、地球環境)
大気環境(環境基本法・大気の環境基準・大気汚染など)および地球環境(地球温暖化・酸性雨など)について解説する。内藤 由紀子
4/15①
2回【対面】
生活環境2(室内環境、廃棄物)
室内環境(室内換気・温熱指標など)および廃棄物(産業廃棄物など)について解説する。片桐 裕史
4/22①
3回【対面】
生活環境3(上水、下水、水質環境)
浄水の水源、浄水法、水道法による水質基準、上水道普及率、下水処理法、下水道普及率、水洗化率、水質汚濁の指標、環境基本法、水質汚濁に係る環境基準について解説する。片桐 裕史
5/13①
4回【対面】
実習(ガイダンス)
実習の概要を説明し、機器の準備等を行う。内藤 由紀子
片桐 裕史
5/20①
5〜7回【対面】
実習(生活・作業環境の把握と健康影響評価①室内環境)
室内環境測定の意義、方法および原理を理解し、実習(演習)を行う。内藤 由紀子
片桐 裕史
5/20③④⑤
5/21③④⑤
8回【対面】
感染症の疫学
感染成立の要因(病因・感染経路・宿主)、感染症の動向、感染防止対策(感染症法、消毒滅菌、予防接種、結核・感染症サーベイランス)について解説する。片桐 裕史
5/27①
9〜11回【対面】
実習(生活・作業環境の把握と健康影響評価②有害物質分析)
有害物質の分析の方法および原理を理解し、実習(演習)を行う。内藤 由紀子
片桐 裕史
5/27③④⑤
5/28③④⑤
12回【対面】
食品衛生1(栄養摂取)
食品衛生法、食品化学、栄養摂取量、栄養欠乏と過剰について解説する。内藤 由紀子
6/3①
13回【対面】
食品衛生2(食中毒)
食中毒の疫学、細菌性・ウイルス性・自然毒などによる食中毒について解説する。内藤 由紀子
6/10①
1回
項目
【対面】
生活環境1(大気環境、地球環境)
授業内容
大気環境(環境基本法・大気の環境基準・大気汚染など)および地球環境(地球温暖化・酸性雨など)について解説する。
担当者
内藤 由紀子
日時
4/15①
2回
項目
【対面】
生活環境2(室内環境、廃棄物)
授業内容
室内環境(室内換気・温熱指標など)および廃棄物(産業廃棄物など)について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
4/22①
3回
項目
【対面】
生活環境3(上水、下水、水質環境)
授業内容
浄水の水源、浄水法、水道法による水質基準、上水道普及率、下水処理法、下水道普及率、水洗化率、水質汚濁の指標、環境基本法、水質汚濁に係る環境基準について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
5/13①
4回
項目
【対面】
実習(ガイダンス)
授業内容
実習の概要を説明し、機器の準備等を行う。
担当者
内藤 由紀子
片桐 裕史
日時
5/20①
5〜7回
項目
【対面】
実習(生活・作業環境の把握と健康影響評価①室内環境)
授業内容
室内環境測定の意義、方法および原理を理解し、実習(演習)を行う。
担当者
内藤 由紀子
片桐 裕史
日時
5/20③④⑤
5/21③④⑤
8回
項目
【対面】
感染症の疫学
授業内容
感染成立の要因(病因・感染経路・宿主)、感染症の動向、感染防止対策(感染症法、消毒滅菌、予防接種、結核・感染症サーベイランス)について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
5/27①
9〜11回
項目
【対面】
実習(生活・作業環境の把握と健康影響評価②有害物質分析)
授業内容
有害物質の分析の方法および原理を理解し、実習(演習)を行う。
担当者
内藤 由紀子
片桐 裕史
日時
5/27③④⑤
5/28③④⑤
12回
項目
【対面】
食品衛生1(栄養摂取)
授業内容
食品衛生法、食品化学、栄養摂取量、栄養欠乏と過剰について解説する。
担当者
内藤 由紀子
日時
6/3①
13回
項目
【対面】
食品衛生2(食中毒)
授業内容
食中毒の疫学、細菌性・ウイルス性・自然毒などによる食中毒について解説する。
担当者
内藤 由紀子
日時
6/10①

授業内容欄外

◆実務経験の授業への活用方法◆
研究機関での生活習慣病予防研究活動の経験を踏まえ概説する。

5〜7回および9〜11回の実習は、A、Bクラスに分かれて別日に実施する。日程は次の通りである。5〜7回:Aクラス(5/20)、Bクラス(5/21)、9〜11回:Aクラス(5/28)、Bクラス(5/27)

到達目標

人間集団を取りまく環境が健康の保持増進に影響を与えることを理解し、適切な環境の保持と予防医学の重要性を説明できる。

評価基準

講義および実習の理解度を総合的に評価する(それぞれ50%)。講義に関しては、定期試験で評価する。実習に関しては、班単位の評価(レポート)および個人評価(実習態度および実習試験)を行う(実習試験日は別途設定)。

準備学習等(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習時間: 22.5時間】
2年次公衆衛生学Iの教科書および本科目の教科書を利用して講義内容の予習を行う。講義資料および教科書を用いて講義内容を復習し、理解を深める。実習に関しては、開始後に配布される実習書と併せて実習内容および操作方法を理解する。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書国民衛生の動向 2024/2025年版(一財)厚生労働統計協会(一財)厚生労働統計協会
教科書公衆衛生学実習(教員より配布)北里大学医療衛生学部公衆衛生学研究室編
参考書最新臨床検査学講座 公衆衛生学(2年次「公衆衛生学I」の教科書)照屋浩司、河村堅医歯薬出版
教科書
署名
国民衛生の動向 2024/2025年版
著者・編者
(一財)厚生労働統計協会
発行所
(一財)厚生労働統計協会
教科書
署名
公衆衛生学実習(教員より配布)
著者・編者
北里大学医療衛生学部公衆衛生学研究室編
発行所
参考書
署名
最新臨床検査学講座 公衆衛生学(2年次「公衆衛生学I」の教科書)
著者・編者
照屋浩司、河村堅
発行所
医歯薬出版

備考・その他

科目ナンバリングコード: ML204-SF11