Web Syllabus(講義概要)
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健康食品学Health Food Science
科目責任者内藤 由紀子
担当者内藤 由紀子※, 片桐 裕史
科目概要2・3・4年 (2単位・選択) [保健衛生学科 環境保健学コース, 臨床心理学コース]

授業の目的

●この科目を履修する場合は、「食品衛生学」の単位を修得済みであること。
●2学年環境保健学コースの学生は、履修条件を満たせないため、2025年度は履修できない。
●2学年臨床心理学コースの学生は、履修条件を満たせないため、2025年度は履修できない。
●3学年臨床心理学コースの学生は、必修科目と同時開講のため、2025年度は履修できない。

 健康食品の理解および有効活用に必要となる、食の安全性、栄養、病態解析、医薬品との相互作用、法律等の知識を修得する。これは、一般社団法人 日本食品安全協会が実施する「健康食品管理士認定試験」の合格に相当するレベルである。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の②④(環境)、②③(心理)に関連する。

教育内容・教育方法・フィードバック

【教育内容】
 正しい健康食品情報を発信するために必要な知識について、一般社団法人 日本食品安全協会が発行する2種類の教科書(食の機能と健康の科学および健康食品管理士認定試験のための問題解説集)を用いて学び、その理解度を小テストで確認する。

【教育方法】
 授業形態:講義
 パワーポイントを利用する。第3、5、7、9、11、13および14回に、前講義項目内容を出題範囲(第14回のみ、出題範囲は第13、14回講義の内容)とした小テストを、第15回に、全体を範囲としたテストを実施する。

【フィードバック】
 必要に応じて、小テストの解説を適宜実施する。また、学生からの質問等に対応する。 

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回【対面】
保健機能食品総論①概要
食品の機能と健康、健康食品情報の問題などについて学ぶ。内藤 由紀子
4/21③
第2回【対面】
保健機能食品総論②制度
食保健機能食品制度、健康食品の現状と問題点などについて学ぶ。内藤 由紀子
4/21④
第3回【対面】
保健機能食品各論①栄養素
食品中のビタミンやミネラルに関する栄養機能と食品中の非栄養素成分について学ぶ。片桐 裕史
4/28③
第4回【対面】
保健機能食品各論②機能性素材
栄養機能食品、特定保健用食品、民間で使用されている機能性素材について学ぶ。片桐 裕史
4/28④
第5回【対面】
医薬品と食品の相互作用①概論
医薬品と食品、薬物相互作用の分類、薬物動態学・薬力学についての概論を学ぶ。片桐 裕史
5/12③
第6回【対面】
医薬品と食品の相互作用②各論
医薬品と食品、薬物相互作用の分類、薬物動態学・薬力学についての各論を学ぶ。片桐 裕史
5/12④
第7回【対面】
病態解析と臨床検査①総論
臨床検査の役割や疾病予防について学ぶ。内藤 由紀子
5/19③
第8回【対面】
病態解析と臨床検査②臨床検査
生活習慣病、血液疾患等の各種疾患と臨床検査について学ぶ。内藤 由紀子
5/19④
第9回【対面】
病態と栄養管理①概論
栄養と栄養素、摂食と消化吸収などについて学ぶ。内藤 由紀子
5/26③
第10回【対面】
病態と栄養管理②各論
病態別の栄養管理および疾患予防について学ぶ。内藤 由紀子
5/26④
第11回【対面】
食品の表示①概論
食品表示法で規定された食品表示の概論を学ぶ。片桐 裕史
6/2③
第12回【対面】
食品の表示②各論
食品表示法で規定された食品表示の具体例等について学ぶ。片桐 裕史
6/2④
第13回【対面】
食品の安全性
食の安全に関する科学的なリスク評価を学び、一般消費者に対するリスクコミュニケーションについて学ぶ。片桐 裕史
6/9③
第14回【対面】
リスクコミュニケーション
リスクコミュニケーション、関連法規および具体例について学ぶ。片桐 裕史
6/9④
第15回【対面】
まとめ
第1回〜第14回の内容に関する総合演習を行い、その理解度を評価する。内藤 由紀子
6/16③
第1回
項目
【対面】
保健機能食品総論①概要
授業内容
食品の機能と健康、健康食品情報の問題などについて学ぶ。
担当者
内藤 由紀子
日時
4/21③
第2回
項目
【対面】
保健機能食品総論②制度
授業内容
食保健機能食品制度、健康食品の現状と問題点などについて学ぶ。
担当者
内藤 由紀子
日時
4/21④
第3回
項目
【対面】
保健機能食品各論①栄養素
授業内容
食品中のビタミンやミネラルに関する栄養機能と食品中の非栄養素成分について学ぶ。
担当者
片桐 裕史
日時
4/28③
第4回
項目
【対面】
保健機能食品各論②機能性素材
授業内容
栄養機能食品、特定保健用食品、民間で使用されている機能性素材について学ぶ。
担当者
片桐 裕史
日時
4/28④
第5回
項目
【対面】
医薬品と食品の相互作用①概論
授業内容
医薬品と食品、薬物相互作用の分類、薬物動態学・薬力学についての概論を学ぶ。
担当者
片桐 裕史
日時
5/12③
第6回
項目
【対面】
医薬品と食品の相互作用②各論
授業内容
医薬品と食品、薬物相互作用の分類、薬物動態学・薬力学についての各論を学ぶ。
担当者
片桐 裕史
日時
5/12④
第7回
項目
【対面】
病態解析と臨床検査①総論
授業内容
臨床検査の役割や疾病予防について学ぶ。
担当者
内藤 由紀子
日時
5/19③
第8回
項目
【対面】
病態解析と臨床検査②臨床検査
授業内容
生活習慣病、血液疾患等の各種疾患と臨床検査について学ぶ。
担当者
内藤 由紀子
日時
5/19④
第9回
項目
【対面】
病態と栄養管理①概論
授業内容
栄養と栄養素、摂食と消化吸収などについて学ぶ。
担当者
内藤 由紀子
日時
5/26③
第10回
項目
【対面】
病態と栄養管理②各論
授業内容
病態別の栄養管理および疾患予防について学ぶ。
担当者
内藤 由紀子
日時
5/26④
第11回
項目
【対面】
食品の表示①概論
授業内容
食品表示法で規定された食品表示の概論を学ぶ。
担当者
片桐 裕史
日時
6/2③
第12回
項目
【対面】
食品の表示②各論
授業内容
食品表示法で規定された食品表示の具体例等について学ぶ。
担当者
片桐 裕史
日時
6/2④
第13回
項目
【対面】
食品の安全性
授業内容
食の安全に関する科学的なリスク評価を学び、一般消費者に対するリスクコミュニケーションについて学ぶ。
担当者
片桐 裕史
日時
6/9③
第14回
項目
【対面】
リスクコミュニケーション
授業内容
リスクコミュニケーション、関連法規および具体例について学ぶ。
担当者
片桐 裕史
日時
6/9④
第15回
項目
【対面】
まとめ
授業内容
第1回〜第14回の内容に関する総合演習を行い、その理解度を評価する。
担当者
内藤 由紀子
日時
6/16③

授業内容欄外

◆実務経験の授業への活用方法◆
研究機関での経験を踏まえ、食品成分の機能解析を概説する。

到達目標

 健康食品の理解・有効活用およびおよび食の安全確保に必要な知識を修得し、これらを説明することができる。

評価基準

 講義内で行う小テスト(95%)および受講態度(5%)によって評価する。

準備学習等(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】 
教科書「食の機能と健康の科学」を利用して講義内容の予習を行う。講義資料および教科書を用いて講義内容の理解を深め、教科書「健康食品管理士認定試験のための問題解説集」を用いて理解度を確認する。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書食の機能と健康の科学平野和行、長村洋一 監修一般社団法人 日本食品安全協会
教科書第5版 健康食品管理士認定試験のための問題解説集加藤亮二、長村洋一 編著一般社団法人 日本食品安全協会
参考書(なし)
教科書
署名
食の機能と健康の科学
著者・編者
平野和行、長村洋一 監修
発行所
一般社団法人 日本食品安全協会
教科書
署名
第5版 健康食品管理士認定試験のための問題解説集
著者・編者
加藤亮二、長村洋一 編著
発行所
一般社団法人 日本食品安全協会
参考書
署名
(なし)
著者・編者
発行所

備考・その他

科目ナンバリングコード:HS301-EP16