科目責任者 | 内藤 由紀子 |
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担当者 | 内藤 由紀子※, 篠原 暁子※ |
科目概要 | 2・3・4年 (2単位・選択) [保健衛生学科 環境保健学コース, 臨床心理学コース] |
●3学年臨床心理学コースの学生のうち「心理実習Ⅰ」の受講を希望する学生がこの科目を履修する場合は、「心理実習Ⅰ」の学外見学日程の選択肢が少なくなる場合がある。
●4学年臨床心理学コースの学生のうち「心理実習Ⅱ」の受講を希望する学生がこの科目を履修する場合は、「心理実習Ⅱ」の学外見学日程の選択肢が少なくなる場合がある。
●この科目を履修する場合は、「生化学」の単位を習得済みであることが望ましい。
一次予防につながる食生活を実践できるようになるため、併せて食品衛生監視員としての専門性を身につけるために、異なる世代・生活環境の人々の健康維持・増進につながる栄養の知識を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の②④(環境)、②③(環境)に関連する。
【教育内容】
健康の確保・増進並びに疾病時と予防における栄養の知識とその実践をライフステージを通して学ぶ。
【教育方法】
授業形態:講義
パワーポイントを利用する。
【フィードバック】
小テスト等で理解度を確認した場合、必要に応じて講義の中で解説する。学生からの質問等に対応する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 栄養学概論 | 栄養学の体系と基礎を解説する。 | 内藤 由紀子 | 9/3② |
第2回 | 【対面】 食品と栄養素 | 食品に含まれる栄養素とその意義について解説する。 | 篠原 暁子 | 9/3③ |
第3回 | 【対面】 調理と食品科学 | 調理、加工による栄養素の変化の知識と応用について解説する。 | 篠原 暁子 | 9/10② |
第4回 | 【対面】 栄養素と代謝 | 食品・栄養素の摂取、消費とその代謝および生理作用について概説する。 | 篠原 暁子 | 9/17② |
第5回 | 【対面】 健康と栄養1/三大栄養素 | 生体の機能における3大栄養素の役割について概説する。 | 篠原 暁子 | 9/24② |
第6回 | 【対面】 健康と栄養2/過剰症・欠乏症 | 過剰症、欠乏症について概説する。 | 篠原 暁子 | 10/1② |
第7回 | 【対面】 疾病と栄養療法 | 栄養アセスメントについて概説する。 | 篠原 暁子 | 10/8② |
第8回 | 【対面】 乳幼児、学齢期の栄養 | 発達段階における栄養の重要性、小児栄養について概説する。 | 篠原 暁子 | 10/15② |
第9回 | 【対面】 成人・中高年の栄養と生活習慣病の予防検診・保健指導 | 成人・中高年の生活習慣病予防における栄養の重要性について概説する。 | 篠原 暁子 | 10/22② |
第10回 | 【対面】 老年期の栄養 | 老年期の栄養、健康老人になるには、健康寿命について概説する。 | 篠原 暁子 | 10/29② |
第11回 | 【対面】 栄養教育、栄養指導、食育 | 栄養教育、栄養指導の実践について概説する。 | 篠原 暁子 | 11/12② |
第12回 | 【対面】 ウエイトコントロール | 適切な体重管理の基礎知識について概説する。 | 篠原 暁子 | 11/19② |
第13回 | 【対面】 スポーツと栄養 | スポーツにおける栄養の知識について概説する。 | 篠原 暁子 | 11/26② |
第14回 | 【対面】 労働者の栄養 | 熱中症、VDT作業、重量物運搬などの健康影響における栄養面からの予防・回復について概説する。 | 篠原 暁子 | 12/3② |
第15回 | 【対面】 栄養と検査 | 栄養状態と検査について解説する。 | 内藤 由紀子 | 12/10② |
◆実務経験の授業への活用方法◆
研究機関での研究経験を踏まえ、食品と栄養、および食環境の重要性について概説する。
食品衛生監視員、食品衛生管理者としてだけでなく、自分や周囲の人々の健康増進に必要となる栄養学の基礎知識と、それを疾病予防・健康増進につなげる実践知識を修得し、説明できる。
定期試験(95%)および受講態度(5%)により評価する。
【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
教科書を利用して講義内容の予習を行う。講義資料および教科書を用いて講義内容を復習し、理解を深める。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | よくわかる専門基礎講座栄養学第5版 | 津田とみ | 金原出版株式会社 |
参考書 | 栄養科学イラストレイテッド基礎栄養学第4版 | 田地陽一 | 羊土社 |
科目ナンバリングコード:HS201-EP13