| 科目責任者 | 内藤 由紀子 |
|---|---|
| 担当者 | 内藤 由紀子※, 片桐 裕史 |
| 科目概要 | ２年 （１単位・必修） [保健衛生学科 環境保健学コース] |
人間集団の健康の保持・増進活動を推進するに当たり、地域住民、職域集団上の健康に関する問題点を把握するために必要な公衆衛生学的知識を修得する。さらに、健康に関する問題点をどのように人間集団にフィードバックさせるか、すなわち人間集団への保健教育の方法を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の②④に関連する。
【教育内容】
グループ毎に保健教育の知識や技術に関するテーマを選択し、教育対象者を想定した上でテーマの内容を討論する。スライドを用いた教育資料を作成・発表する。各グループの発表作品について、全員で総合的に議論する。
【教育方法】
授業形態：実習・実技
チュートリアル方式。講義形式で実習内容を解説したのち、学生たちはグループワークを行う。その成果をグループ毎にプレゼンテーションし、全員で内容に関する質疑応答を行う（アクティブラーニング）。
【フィードバック】
グループワーク中、教員はファシリテータの役目を維持しつつ、学生の質問等に対して適宜対応する。発表会におけるディスカッション内で、必要なアドバイスをする。
| 回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
|---|---|---|---|---|
| 1～15回 | 【対面】 チュートリアル方式による 健康教育１（資料作成作業） | グループ毎に公衆衛生に関する保健教育のテーマを決める。教育対象を考慮した情報調査や議論を行い、健康教育資料を作成する。中間発表会でこの作品の発表・討論を行う（グループワーク）。 | 内藤 由紀子 片桐 裕史 | 10/22③④⑤ 10/23③④⑤ 10/28③④⑤ 10/29③④⑤ 10/30③④⑤ |
| 16～24回 | 【対面】 チュートリアル方式による 健康教育２（資料改良作業） | 中間発表会でのコメントや意見をもとに、情報の再調査や討論を行い、健康教育資料を完成させる（グループワーク）。 | 内藤 由紀子 片桐 裕史 | 11/4③④⑤ 11/6③④⑤ 11/11③④⑤ |
| 25～27回 | 【対面】 最終発表会 | 最終発表会で作品を発表し、討論を行う（グループワーク）。 | 内藤 由紀子 片桐 裕史 | 11/12③④⑤ |
◆実務経験の授業への活用方法◆
公的機関等での経験を踏まえ、地域・職域集団における健康に関する課題について概説する。
保健教育資料の作成・発表を通して、人間集団の健康の保持増進に必要な知識および技術を習得し、予防医学の重要性を説明できる。
班単位の評価（作成した教育資料およびプレゼンテーション、70％）および個人評価（実習態度および討論内容、30％）により総合的に評価する。
【授業時間外に必要な学習の時間： 4.5 時間】
実習前に公衆衛生学Iおよび食品衛生学の教科書を参考書として予習し、実習開始後に配布される実習書と併せて実習内容および目的を理解する。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 公衆衛生学実習（教員より配布） | 北里大学医療衛生学部公衆衛生学研究室編 | — |
| 参考書 | シンプル衛生公衆衛生学（「公衆衛生学I」の教科書） | 鈴木庄亮、久道茂監修 辻一郎、小山洋編集 | 南江堂 |
| 参考書 | 新食品衛生学要説2024年版 | 廣末トシ子、安達修一 編 | 医歯薬出版 |
科目ナンバリングコード： HS204-EP01