科目責任者 | 神谷 和孝 |
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担当者 | 神谷 和孝※, 岩田 遥※ |
科目概要 | 3年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 視覚機能療法学専攻] |
眼科医療チームの一員として、臨床現場で必要な眼疾患の知識を身につける。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③④に関連する。
【教育内容】
視能訓練士として、接することの多い疾患や今後増加するであろう疾患(治療法)を重点的に学び、各疾患の病態
と治療法を習得する。
【教育方法】
授業形態:講義
講義形式、パワーポイントを使用する。小テストの内容を適宜解説する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 網膜・硝子体疾患(1)検査 | 網膜・硝子体疾患の検査法、糖尿病網膜症、高血圧・動脈硬化について学ぶ。 | 神谷 和孝 | 4/18① |
第2回 | 【対面】 網膜・硝子体疾患(2)黄斑疾患 | 黄斑疾患の診断と治療について学ぶ。 | 神谷 和孝 | 4/25① |
第3回 | 【対面】 網膜・硝子体疾患(3)治療 | 網膜剥離、硝子体手術について学ぶ。 | 神谷 和孝 | 5/9① |
第4回 | 【対面】 網膜硝子体疾患まとめ | 網膜・硝子体疾患に関する小テストを行う。 | 神谷 和孝 | 5/16① |
第5回 | 【対面】 水晶体疾患(1)検査 | 白内障の原因と分類、検査法について学ぶ。 | 神谷 和孝 | 5/23① |
第6回 | 【対面】 水晶体疾患(2)手術 | 白内障手術と眼内レンズについて学ぶ。 | 神谷 和孝 | 5/30① |
第7回 | 【対面】 水晶体疾患(3)屈折矯正手術 | 代表的な屈折矯正手術について学ぶ。 | 神谷 和孝 | 6/6① |
第8回 | 【対面】 緑内障(1)検査 | 房水と眼圧について学ぶ。また、眼底検査と視野検査について習得する。 | 神谷 和孝 | 6/13① |
第9回 | 【対面】 緑内障(2)治療 | 緑内障の薬物治療や手術について学ぶ。 | 神谷 和孝 | 6/20① |
第10回 | 【対面】 水晶体疾患、緑内障まとめ | 水晶体疾患、緑内障に関する小テストを行う。 | 神谷 和孝 | 6/27① |
第11回 | 【対面】 視神経疾患 | 視路の解剖と検査法、視神経疾患について学ぶ。 | 神谷 和孝 | 6/27② |
第12回 | 【対面】 眼窩疾患 | 眼窩の構造と眼窩疾患について学ぶ。 | 神谷 和孝 | 7/4① |
第13回 | 【対面】 全身疾患と眼外傷 | 眼科に関係のある遺伝・代謝異常と眼外傷について学ぶ。 | 神谷 和孝 | 7/4② |
第14回 | 【対面】 視神経、眼窩、全身疾患と眼外傷まとめ | 視神経、眼窩、全身疾患と眼外傷に関する小テストを行う。 | 神谷 和孝 | 7/11① |
第15回 | 【対面】 視野検査実習 | 静的視野計と動的視野計の実習講義により習得する。 | 岩田 遥 | 7/11② |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、眼の解剖・構造と眼科疾患との関連性や治療について概説する。
一般眼科疾患に習熟し、患者への対応・指導ができる。
小テスト(60%)+定期試験(40%)により評価
【授業時間外に必要な学習時間:60時間】
予習:該当する項目について教科書できちんと予習しておくこと。
復習:臨床の現場で用いられる用語・疾患名はこれまでなじみがないものが多い。
毎回の授業内容の復習を行い、用語・疾患名に理解を深めることが大切である。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 現代の眼科学(改訂第13版) | 所敬 | 金原出版 |
参考書 | 標準眼科学(第14版) | 中澤満 | 医学書院 |
科目ナンバリングコード:OV301-SS19