科目責任者 | 古平 聡 |
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担当者 | 古平 聡※, 藤井 清孝※, 小俣 利幸※, 倉本 真紀子※, 折田 祥悟※, 佐々木 健※, 寺田 直正※, 東條 圭一※, 藤井 正実※, 白井 敦史※, 木下 春奈※, 早速 慎吾※, 佐藤 栄治※, 立野 聡※, 大島 弘之※, 武田 章数※, 中村 恭子※, 海老根 智代※, 棟方 伸一※, 遠藤 留美子※, 菊池 敬※, 秦 博文※, 稲田 龍司※, 伊藤 寛泰※, 石郷岡 美加子※, 濱田 恭※, 銀川 美沙紀※, 木原 将人※, 井上 雄貴※, 益田 直弥※, 谷口 陽子※ |
科目概要 | 4年 (6単位・必修) [医療工学科 臨床工学専攻] |
臨床工学技士の行う業務等について臨床現場の実習により、学内で学んだことを再認識すると同時に、 関連業務についての実践的な技術を修得する。また、関連する他職種との協働業務の見学や参加を通じて「臨床工学技士の役割」や「医療安全」や「チーム医療」についての知識や技術を身につける。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。
【教育内容】
臨床工学技士が行う業務および臨床工学に関連する部門について、実践的な知識と技術を修得するとともに、医療安全管理や多職種との関わりやチーム医療について学ぶ。
1.医療機器の保守点検業務
2.血液浄化療法業務
3.人工心肺業務および手術室業務
4.心臓カテーテル室業務
5.ICU・CCUおよび救命救急センター業務
6.高気圧酸素治療業務
7.人工呼吸療法関連業務
8.臨床工学技士業務に関連する検査および治療の実際(臨床検査部、放射線部)
9.チーム医療として学ぶべき看護業務の実際(看護部)
【教育方法】
授業形態:実習・実技
臨床工学技士の指導のもとで臨床工学技士関連業務の見学および実習をローテーションで行う。
【フィードバック】
実習後の質問は、その場または翌日の実習時、電子メール等にて返答する。また、実習後の質問やレポート内容から全体への説明が必要と判断された内容に関しては、次回講義またはMoodle経由で情報を周知・共有する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1-5回 | 【対面】 ①ガイダンス ②個別実習前実技確認 | ①実習の目的、課題(デイリーレポート等)について学ぶ。 実習に臨むにあたって必要な事項を学ぶ(各業務の具体的な業務内容、職業倫理、実習施設の服務規程、実習中の健康管理など)。 ②臨床実習で行われる機器の指示確認や準備・指示確認、チェックリストを用いた点検等の実技確認を実施する。 | 東條 圭一 藤井 正実 立野 聡 早速 慎吾 益田 直弥 | |
第6-45回 | 【対面】 保守点検・機器管理業務(病棟・手術室) | 各種医療機器の保守点検の実際(システム、点検技術)病棟・手術室における生命維持装置や各種治療機器、生体情報モニタ、各種デバイス等の巡回点検の実際について学ぶ。 | 東條 圭一 藤井 正実 立野 聡 早速 慎吾 益田 直弥 | |
第46-85回 | 【対面】 血液浄化療法業務 | 血液浄化療法業務、アフェレーシス業務、各種医療機器の操作と保守点検等業務の実際について学ぶ(大学病院、相模原協同病院、相模野病院、森下記念病院、東芝林間病院)。 | 白井 敦史 佐藤 栄治 井上 雄貴 小俣 利幸 折田 祥悟 倉本 真紀子 木原 将人 | |
第86-105回 | 【対面】 集中治療・救命救急業務 | 集中治療室および救命救急センター等での治療業務および生命維持管理装置や各種モニタ装置等の操作と保守の実際について学ぶ。 | 木下 春奈 銀川 美沙紀 中村 恭子 | |
第106-115回 | 【対面】 高気圧酸素治療業務 | 高気圧酸素療法の治療の実際について学ぶ(横浜労災病院、昭和大学藤が丘病院)。 | 佐々木 健 寺田 直正 | |
第116-135回 | 【対面】 人工心肺業務 | 開心術における人工心肺業務・補助循環業務、各種医療機器の操作と保守点検等業務の実際について学ぶ。 | 大島 弘之 | |
第136-155回 | 【対面】 心臓カテーテル(IVR)業務 | 心臓カテーテル検査および治療業務、各種医療機器の操作と保守点検業務の実際について学ぶ。 | 武田 章数 | |
第156-160回 | 【対面】 臨床検査部業務 | 呼吸および循環業務に関連する心電図、心臓超音波、呼吸機能の生理検査等の実際について学ぶ。 | 棟方 伸一 遠藤 留美子 石郷岡 美加子 濱田 恭 | |
第161-165回 | 【対面】 診療放射線部業務 | CT・MR検査および放射線治療の実際について学ぶ。 | 菊池 敬 秦 博文 稲田 龍司 伊藤 寛泰 | |
第166-170回 | 【対面】 看護部業務 | 病棟における看護業務の実際について学ぶ。 | 谷口 陽子 | |
第171-175回 | 【対面】 ①実習終了後セミナー(まとめ) ②報告討論会 | 臨床実習で学び得た臨床工学技士が行う業務および臨床工学に関連する部門ごとの実践的な知識や技術を振り返り、自己評価を行いつつ自身の学習到達度のまとめを行うとともに、医療安全管理や多職種との関わりやチーム医療について実習指導者とディスカッションする。 | 古平 聡 藤井 清孝 海老根 智代 |
※病院内実習期間は4月10日(月)から7月14日(金)までの予定。各部所をローテーションで実施する。
(最終的な必須単位取得まで学内実習を班ごとに実施する) 7/17~7/23は予備日。
※血液浄化療法業務は大学病院および学外施設(相模原市内4施設)で、高気圧酸素療法は横浜労災病院、昭和大学藤が丘病院で実施する。
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、臨床実習として実際の医療現場で臨床工学技士関連業務の指導を行う。
1.臨床工学技士が行う業務を臨床の場で見ることにより、生命維持管理装置を中心とした医療機器や操作等に関する実践的な知識と技術を修得できる。
2.臨床工学技士関連業務での他職種との関わり、チーム医療の認識と必要性について理解し、説明できる。
評価は下記の条件をクリアすることが必須条件になる。
1)指定必須業務の実習時間を必ずクリアすること。
2)全実習場所での報告書をすべて提出していること。
評価は、実習先の評価(20%)と定期試験(80%)により総合的に判定する。
【授業時間外に必要な学習時間: 7.5 時間】
予習・復習:事前に配布した確認事項および当該実習項目に関する予習および復習を行い臨むこと。
体調管理:食事を摂り、健康管理に留意すること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 生理系臨床実習書 | 北里大学医療衛生学部編 | |
教科書 | 臨床実習マニュアル | 北里大学医療衛生学部編 | |
参考書 | 1~3年次に使用した教科書および実習書、ノート、資料など |
科目ナンバリングコード: CE304-SS32