科目責任者 | 清 和成 |
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担当者 | 清 和成※, 古川 隼士※, AMARASIRI MOHAN※, 研究委員 |
科目概要 | 4年 (6単位・選択) [保健衛生学科] |
〔環境衛生学〕
微生物実験や遺伝子工学実験の基本的技術、環境試料の採取(採水等)から試料の調製、機器分析まで一貫した研究の進め方を修得する。実習と異なり、道筋がついていない領域へ実験を進めて行く過程での心がまえと考え方を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の②に関連する。
【教育内容】
〔環境衛生学〕
1.水環境における水質と健康関連微生物のモニタリング
2.病原性微生物や薬剤耐性微生物の新規消毒技術開発
3.環境水や廃水中の有害(化学)物質の生物分解・処理
4.微生物を利用した環境浄化・資源循環
【教育方法】
授業形態:その他(卒業研究科目)
各自がテーマに沿って研究を進める。適宜、得られたデータについてのディスカッションを行う(フィードバックを含む)。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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【オンデマンド】 研究倫理 | 研究活動における不正行為への対応等に関するガイドラインについて学ぶ。 | 研究委員 | ||
1-90回 | 卒業研究 | 卒業研究を実施する。 | 清 和成 古川 隼士 AMARASIRI MOHAN |
◆実務経験の授業への活用方法◆
政府機関の専門家として短期派遣された、タイ、ネパールでの環境問題、衛生問題に関する教育と調査、研究の経験と、政府専門委員や政府委託事業における研究、実務経験を踏まえ、関連のある卒業研究テーマについては、開発途上国の環境問題、衛生問題の実際や、我が国の科学技術基本計画に基づいた研究指導を行う。
〔環境衛生学〕
分析機器を的確に操作できること、微生物実験、遺伝子工学実験の技術を習得することを通して、自立して実験の計画が立てられるようになること、研究を行っていく上で発生する諸問題に対し、自ら情況を分析してそれに対処できるようになる。また、各自の研究に関連する文献を検索し、読みこなせるようになることを到達目標とする。
自主的に研究をすすめ、ディスカッションを通して、研究計画立案と実験操作、得られたデータの解析、整理を的確に行えるかという観点、研究に取り組む姿勢と卒業論文の完成度の観点をもとに、総合的に評価する(100%)。
【授業時間外に必要な学習時間:90時間】
3年生までに習得した基礎的な機器分析、微生物等の生物、遺伝子の取り扱い方法を再度復習しておく。また、各自の研究テーマに沿った文献等を調査し、最新の研究動向や実験手技等についての情報を得ておく。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | (なし) |
科目ナンバリングコード: HS505-SS30