Web Syllabus(講義概要)
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作業療法評価学Assessment of Occupational Performance
科目責任者今井 忠則
担当者今井 忠則
科目概要2年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻]

授業の目的

作業療法の理論(考え方・枠組み)と評価の視点を学ぶ。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。

教育内容・教育方法・フィードバック

【教育内容】
以下の、作業療法の代表的理論(考え方・枠組み)と評価の視点を学ぶ。
1. 作業遂行・作業参加と作業遂行障害・作業機能障害
2. 人-環境-作業(PEO)モデル
3. クライエント中心の実践と、カナダモデル(CMOP-E)
4. カナダ作業遂行測定(COPM)
5. 人間作業モデル(MOHO)と関連評価法
6. プロセスモデル:作業療法介入プロセスモデル(OTIPM)、他
7. 作業遂行分析と、運動とプロセス技能評価(AMPS)
8. 作業遂行に関連する各種評価法:環境要因、QOL・well-being、生きがい、他
9. 関連モデル:国際生活機能分類(ICF)

【教育方法】
授業形態:講義
講義形式で実施し、適宜グループワークおよび発表を行う。
提出した課題に対しては、次回の授業で課題の中の特徴的な見解や誤解について解説する。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回【対面】
総論:作業療法の基本的視点・枠組み・プロセス
作業療法の最も基本的な視点・枠組み・プロセスを学ぶ
・人-環境-作業(PEO)モデル
・ボトムアップ/トップダウン・アプローチ、他
今井 忠則
5/16③
第2-3回【対面】
作業遂行障害の理解
作業が上手く行えない状態(作業遂行障害)を体験・理解する今井 忠則
5/18③④
第4回【対面】
クライエント中心の実践とカナダモデル
クライエント中心の実践の考え方・態度と、作業遂行と結びつきのカナダモデル(CMOP-E)とそのプロセスを学ぶ今井 忠則
5/23③
第5-6回【対面】
カナダ作業遂行測定
カナダ作業遂行測定(COPM)を学び、演習を行う今井 忠則
5/25③④
第7回【対面】
人間作業モデル(MOHO)
人間作業モデルの基本概念を学ぶ今井 忠則
5/30③
第8回【対面】
MOHOの関連評価法①:興味・関心,意志
MOHOの関連評価法(意志・習慣化)を学び、演習を行う今井 忠則
6/1③
第9回【対面】
MOHOの関連評価法②:役割・作業歴
MOHOの関連評価法(役割・作業歴)を学び、演習を行う今井 忠則
6/6③
第10回【対面】
作業療法介入プロセスモデルとAMPS
作業療法介入プロセスモデル(OTIPM)と運動とプロセス技能評価(AMPS)の概要を学ぶ今井 忠則
6/8③
第11回【対面】
作業遂行分析
AMPSの技能項目を参考に、作業遂行分析の演習を行う今井 忠則
6/13③
第12回【対面】
作業遂行の各種評価法①:作業機能障害,作業参加
作業遂行に関する各種評価法を学び、演習を行う今井 忠則
6/20③
第13回【対面】
作業遂行の各種評価法②:環境要因・Well-bing,生きがい
作業遂行に関する各種評価法を学び、演習を行う今井 忠則
6/27③
第14回【対面】
関連モデル:ICF
国際生活機能分類(ICF)の概要と枠組みを学ぶ今井 忠則
7/4③
第15回【対面】
まとめ
講義の要点をふりかえり、知識の整理と統合を行う今井 忠則
7/11③
第1回
項目
【対面】
総論:作業療法の基本的視点・枠組み・プロセス
授業内容
作業療法の最も基本的な視点・枠組み・プロセスを学ぶ
・人-環境-作業(PEO)モデル
・ボトムアップ/トップダウン・アプローチ、他
担当者
今井 忠則
日時
5/16③
第2-3回
項目
【対面】
作業遂行障害の理解
授業内容
作業が上手く行えない状態(作業遂行障害)を体験・理解する
担当者
今井 忠則
日時
5/18③④
第4回
項目
【対面】
クライエント中心の実践とカナダモデル
授業内容
クライエント中心の実践の考え方・態度と、作業遂行と結びつきのカナダモデル(CMOP-E)とそのプロセスを学ぶ
担当者
今井 忠則
日時
5/23③
第5-6回
項目
【対面】
カナダ作業遂行測定
授業内容
カナダ作業遂行測定(COPM)を学び、演習を行う
担当者
今井 忠則
日時
5/25③④
第7回
項目
【対面】
人間作業モデル(MOHO)
授業内容
人間作業モデルの基本概念を学ぶ
担当者
今井 忠則
日時
5/30③
第8回
項目
【対面】
MOHOの関連評価法①:興味・関心,意志
授業内容
MOHOの関連評価法(意志・習慣化)を学び、演習を行う
担当者
今井 忠則
日時
6/1③
第9回
項目
【対面】
MOHOの関連評価法②:役割・作業歴
授業内容
MOHOの関連評価法(役割・作業歴)を学び、演習を行う
担当者
今井 忠則
日時
6/6③
第10回
項目
【対面】
作業療法介入プロセスモデルとAMPS
授業内容
作業療法介入プロセスモデル(OTIPM)と運動とプロセス技能評価(AMPS)の概要を学ぶ
担当者
今井 忠則
日時
6/8③
第11回
項目
【対面】
作業遂行分析
授業内容
AMPSの技能項目を参考に、作業遂行分析の演習を行う
担当者
今井 忠則
日時
6/13③
第12回
項目
【対面】
作業遂行の各種評価法①:作業機能障害,作業参加
授業内容
作業遂行に関する各種評価法を学び、演習を行う
担当者
今井 忠則
日時
6/20③
第13回
項目
【対面】
作業遂行の各種評価法②:環境要因・Well-bing,生きがい
授業内容
作業遂行に関する各種評価法を学び、演習を行う
担当者
今井 忠則
日時
6/27③
第14回
項目
【対面】
関連モデル:ICF
授業内容
国際生活機能分類(ICF)の概要と枠組みを学ぶ
担当者
今井 忠則
日時
7/4③
第15回
項目
【対面】
まとめ
授業内容
講義の要点をふりかえり、知識の整理と統合を行う
担当者
今井 忠則
日時
7/11③

授業内容欄外

◆実務経験の授業への活用方法◆
病院および地域での臨床経験を踏まえ、作業療法の理論(考え方・枠組み)と評価の視点を概説する。

到達目標

1. 作業遂行・作業参加と作業遂行障害・作業機能障害を理解し、説明できる。
2. 人-環境-作業(PEO)モデルを説明できる。
3. クライエント中心の実践とカナダモデル(CMOP-E)を説明できる。
4. カナダ作業遂行測定(COPM)を理解し、補助レベルで実施できる。
5. 人間作業モデル(MOHO)と関連評価法を理解し、説明できる。
6. 作業療法介入プロセスモデル(OTIPM)を説明できる。
7. 作業遂行分析と、運動とプロセス技能評価(AMPS)を理解し、説明できる。
8. 作業遂行に関連する各種評価法:環境要因、QOL・well-being、生きがい等を説明できる。
9. 国際生活機能分類(ICF)の概要を説明できる。

評価基準

定期試験(40%)、演習への参加と発表(40%)、課題とポートフォリオ(20%)により評価する。

準備学習等(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
・各回の教科書の予習とまとめ:各2時間(計30時間)
・各回の復習:各1時間(計15時間)
・課題と定期試験の準備:15時間

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書作業療法がわかるCOPM・AMPSスターティングガイド吉川ひろみ・著医学書院
教科書ICF(国際生活機能分類)の理解と活用−人が「生きること」「生きることの困難(障害)」をどうとらえるか上田 敏・著きょうされん
参考書作業学(第3版 作業療法学 ゴールド・マスター・テキスト)長崎重信・監修,浅沼辰志・編メジカルビュー社
参考書高齢者のその人らしさを捉える作業療法−大切な作業の実現−籔脇健司・編文光堂
参考書作業療法がわかるCOPM・AMPS実践ガイド吉川ひろみ・齋藤さわ子・編医学書院
教科書
書名
作業療法がわかるCOPM・AMPSスターティングガイド
著者・編者
吉川ひろみ・著
発行所
医学書院
教科書
書名
ICF(国際生活機能分類)の理解と活用−人が「生きること」「生きることの困難(障害)」をどうとらえるか
著者・編者
上田 敏・著
発行所
きょうされん
参考書
書名
作業学(第3版 作業療法学 ゴールド・マスター・テキスト)
著者・編者
長崎重信・監修,浅沼辰志・編
発行所
メジカルビュー社
参考書
書名
高齢者のその人らしさを捉える作業療法−大切な作業の実現−
著者・編者
籔脇健司・編
発行所
文光堂
参考書
書名
作業療法がわかるCOPM・AMPS実践ガイド
著者・編者
吉川ひろみ・齋藤さわ子・編
発行所
医学書院

備考・その他

科目ナンバリングコード: OT301-SS03