科目責任者 | 深瀬 裕子 (※) |
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担当者 | 深瀬 裕子 (※), 前場 洋佑 (※) |
科目概要 | 3~4年 (2単位・自由) [保健衛生学科] |
福祉現場において生じる問題及びその背景,福祉現場における心理社会的課題及び必要な支援,虐待についての基本的知識を習得する。また,障害がある方の地域生活とその課題について理解する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の②に関連する。
【教育内容】
福祉現場において生じる問題及びその背景,福祉現場における心理社会的課題及び必要な支援,虐待についての基本的知識を学ぶ。また,障害がある方の地域生活について理解を深め、地域生活における支援を考えていく。
【教育方法】
授業形態:講義
講義とグループディスカッションを基本とする。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 オリエンテーション/児童虐待の概説 | 福祉心理学全体の構成について説明し,児童虐待について学ぶ。 | 深瀬 裕子 | 4/6③ |
第2回 | 【対面】 障害がある方の地域生活についてのオリエンテーション | 地域作業療法学の概要について学ぶ。 | 前場 洋佑 | 4/14④ |
第3回 | 【対面】 地域と地域社会 | 地域と地域社会, 自分の住む地域について学ぶ。 | 前場 洋佑 | 4/15④ |
第4-5回 | 【対面】 児童虐待の事例検討/ひきこもり・自殺予防の概説 | 児童虐待の事例検討をし,ひきこもり・自殺予防について学ぶ。 | 深瀬 裕子 | 4/20③④ |
第6回 | 【対面】 障害者と地域社会 | 障害者を取り巻く問題, 共感的な障害観について学ぶ。 | 前場 洋佑 | 4/22④ |
第7-8回 | 【対面】 ひきこもり・自殺予防の事例検討/高齢者への心理的支援の概説 | ひきこもり・自殺予防の事例検討をし,高齢者への心理的支援について学ぶ。 | 深瀬 裕子 | 4/27③④ |
第9回 | 【対面】 障害の捉え方 | 障害の捉え方について、医学モデルと社会モデルを学ぶ。 | 前場 洋佑 | 5/6④ |
第10-11回 | 【対面】 高齢者への心理的支援の事例検討/福祉領域における心理職の役割についてのふりかえり | 高齢者への心理的支援の事例検討をし,福祉領域における心理職の役割について学ぶ。 | 深瀬 裕子 | 5/12③④ |
第12回 | 【対面】 地域リハビリテーションの理念・歴史 | 地域リハビリテーションの理念・歴史について学ぶ。 | 前場 洋佑 | 5/13④ |
第13回 | 【対面】 地域リハビリテーションの流れ | 地域リハビリテーションの流れについて学ぶ。 | 前場 洋佑 | 5/20④ |
第14回 | 【対面】 行政、N P O、ボランティアの役割 | 行政が行う地域サービスやN P Oが担う役割について学ぶ。 | 前場 洋佑 | 5/27④ |
第15回 | 【対面】 まちづくり | 地域包括ケアの時代におけるまちづくりについて学ぶ。 | 前場 洋佑 | 6/4① |
*状況に応じてオンラインにする場合がある。
◆実務経験の授業への活用方法◆
公認心理師,臨床心理士,作業療法士としての臨床経験を踏まえ,実践的な講義を行う。
・福祉現場において生じる問題及びその背景,福祉現場における心理社会的課題及び必要な支援,虐待についての基本的知識を説明することができる。
・障害がある方の地域生活について、説明することができる。
・障害福祉制度について説明することができる。
成績評価は、定期試験(70%)、提出課題(20%)、受講態度(10%)を総合して評価する。
【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
・参考書、配布資料をよく読んで講義前までに課題に取り組んでください。
・講義終了後は moodle上で課題を提出してください。前場担当の課題については,提出期限は講義翌週火曜日のうちに。
・授業で取り上げるテーマと自分の暮らしている地域社会とを照らし合わせながら取り組むこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | 地域作業療法学 第3版 | 大熊明 加藤朋子編 | 医学書院 |
参考書 | 地域リハビリテーション論 Ver.7 | 大田仁史編 | 三輪書店 |
科目ナンバリングコード:(3年) HS301-CP07,(4年) HS301-MH20