Web Syllabus(講義概要)
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心理学的支援法Methods of Psychological Support
科目責任者村瀬 華子 (※)
担当者村瀬 華子 (※)
科目概要4年 (2単位・自由) [保健衛生学科]

授業の目的

心理療法・カウンセリングが発展した経緯、代表的な心理療法の理論と技法やその適応と限界を理解する。心理師として働くに必要なプライバシーの配慮なども理解する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の②に関連する。

教育内容・教育方法・フィードバック

【教育内容】
心理療法とカウンセリングの違いと類似点を説明する。
代表的な心理療法の理論と技法を解説する。
心理師として働く際に必要なプライバシーの配慮や倫理に関する知識を講義する。

【教育方法】
授業形態:講義
授業は対面で、パワーポイントを使用して行う。
シラバスに記載された日程で授業の開始時に小テストを行い、前回の内容の振り返りを行う。
ケースフォーミュレーションや代表的な技法を練習するための課題を授業中に課す。授業中に練習したものを翌週の授業までに完成させて提出する。
レポートは7月16日(土)の23:59までにメールで提出する。フィードバックは前期試験期間中に行う。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回【対面】
オリエンテーション
心理療法とは何か
授業内容、評価方法についての説明。
心理療法の概要について学ぶ。
第1部第1章
村瀬 華子
4/7②
第2回【対面】
セラピスト・カウンセラーになるために
心理師の職域と倫理について学ぶ。
第1部第2章
村瀬 華子
4/14②
第3回【対面】
クライエント中心療法
小テスト1
クライエント中心療法の理論について学ぶ。
第2部第1章
村瀬 華子
4/21②
第4回【対面】
クライエント中心療法
クライエント中心療法から発展した理論や技法を学ぶ。
第2部第1章
村瀬 華子
4/28②
第5回【対面】
精神分析
小テスト2
精神分析の理論と技法を学ぶ。
第2部第2章
村瀬 華子
5/12②
第6回【対面】
精神力動的な理論
精神分析から発生した理論(分析心理学など)を学ぶ。
第2部第3,4章
村瀬 華子
5/19②
第7回【対面】
行動療法
小テスト3
行動療法の理論と技法を学ぶ。
第2部第5章
村瀬 華子
5/26②
第8回【対面】
認知行動療法
認知行動療法の理論を学ぶ。
第2部第6章
村瀬 華子
6/2②
第9回【対面】
認知行動療法
認知行動療法の技法を学ぶ。
第2部第6章
村瀬 華子
6/9②
第10回【対面】
トラウマの心理療法
小テスト4
トラウマの心理療法の理論と技法を学ぶ。
第2部第8章
村瀬 華子
6/16②
第11回【対面】
日本発祥の心理療法
森田療法、内観療法、臨床動作法について学ぶ。
第2部第11、12、13章
村瀬 華子
6/23②
第12回【対面】
集団療法
小テスト5
エンカウンターグループを含めた集団療法について解説する。
第2部第21章
村瀬 華子
6/30②
第13回【対面】
遊戯療法
芸術療法
遊戯療法と芸術療法について学ぶ。
第2部第18,19章
村瀬 華子
7/7②
第14回【対面】
芸術療法
芸術療法の技法を学ぶ。
村瀬 華子
7/14②
第15回【対面】
芸術療法
まとめ
芸術療法の体験に基づくディスカッションを行う。
今学期のまとめを行う。
村瀬 華子
7/14③
第1回
項目
【対面】
オリエンテーション
心理療法とは何か
授業内容
授業内容、評価方法についての説明。
心理療法の概要について学ぶ。
第1部第1章
担当者
村瀬 華子
日時
4/7②
第2回
項目
【対面】
セラピスト・カウンセラーになるために
授業内容
心理師の職域と倫理について学ぶ。
第1部第2章
担当者
村瀬 華子
日時
4/14②
第3回
項目
【対面】
クライエント中心療法
小テスト1
授業内容
クライエント中心療法の理論について学ぶ。
第2部第1章
担当者
村瀬 華子
日時
4/21②
第4回
項目
【対面】
クライエント中心療法
授業内容
クライエント中心療法から発展した理論や技法を学ぶ。
第2部第1章
担当者
村瀬 華子
日時
4/28②
第5回
項目
【対面】
精神分析
小テスト2
授業内容
精神分析の理論と技法を学ぶ。
第2部第2章
担当者
村瀬 華子
日時
5/12②
第6回
項目
【対面】
精神力動的な理論
授業内容
精神分析から発生した理論(分析心理学など)を学ぶ。
第2部第3,4章
担当者
村瀬 華子
日時
5/19②
第7回
項目
【対面】
行動療法
小テスト3
授業内容
行動療法の理論と技法を学ぶ。
第2部第5章
担当者
村瀬 華子
日時
5/26②
第8回
項目
【対面】
認知行動療法
授業内容
認知行動療法の理論を学ぶ。
第2部第6章
担当者
村瀬 華子
日時
6/2②
第9回
項目
【対面】
認知行動療法
授業内容
認知行動療法の技法を学ぶ。
第2部第6章
担当者
村瀬 華子
日時
6/9②
第10回
項目
【対面】
トラウマの心理療法
小テスト4
授業内容
トラウマの心理療法の理論と技法を学ぶ。
第2部第8章
担当者
村瀬 華子
日時
6/16②
第11回
項目
【対面】
日本発祥の心理療法
授業内容
森田療法、内観療法、臨床動作法について学ぶ。
第2部第11、12、13章
担当者
村瀬 華子
日時
6/23②
第12回
項目
【対面】
集団療法
小テスト5
授業内容
エンカウンターグループを含めた集団療法について解説する。
第2部第21章
担当者
村瀬 華子
日時
6/30②
第13回
項目
【対面】
遊戯療法
芸術療法
授業内容
遊戯療法と芸術療法について学ぶ。
第2部第18,19章
担当者
村瀬 華子
日時
7/7②
第14回
項目
【対面】
芸術療法
授業内容
芸術療法の技法を学ぶ。
担当者
村瀬 華子
日時
7/14②
第15回
項目
【対面】
芸術療法
まとめ
授業内容
芸術療法の体験に基づくディスカッションを行う。
今学期のまとめを行う。
担当者
村瀬 華子
日時
7/14③

授業内容欄外

◆実務経験の授業への活用方法◆
教員は日米の医療・教育現場にて精神疾患や発達障害などを持つ子供から大人までを対象にアセスメントと心理療法を行なった経験を持つ。授業では実務経験から得た例を交えながら理論や介入方法について説明する。

到達目標

・心理療法とカウンセリングの歴史とその相違点を具体的に説明できる。
・代表的な心理療法の理論と技法を具体的に説明し、課題で練習した技法においては、実際の臨床に使用する際の注意点などを予測できる。
・本科目で学んだ心理療法に関するエビデンスを説明でき、適用が推奨される心理的問題及びその心理療法の限界を述べることができる。
・心理師として働く際に必要な倫理的配慮を具体的に解説できる。

評価基準

小テスト(計5回)25%
課題(課題の詳細と提出期限は授業中に告知する) 45%
レポート(提出期限:7月16日(土)23:59) 30%

準備学習等(予習・復習)

授業時間外に必要な学習の時間:計60時間
教科書および資料を読み予習・復習をし、専門用語とその定義などをまとめること。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書基礎から学ぶ心理療法矢澤美香子(編)ナカニシヤ出版
参考書(なし)
教科書
署名
基礎から学ぶ心理療法
著者・編者
矢澤美香子(編)
発行所
ナカニシヤ出版
参考書
署名
(なし)
著者・編者
発行所

備考・その他

科目ナンバリングコード: HS301-MH17
• 小テストの日にやむおえない事情(忌引き、医師の診断書がある病気)ができた場合は、授業開始前までに教員に連絡し許可を得て、教員の指示に従ってください。授業開始前までに連絡がされなかった場合、許可が得られなかった場合は欠席とみなされます。
• 授業の展開によって、授業計画には若干の変更があり得るので、指示をよく聞く・読むこと。