科目責任者 | 東川 麻里 (※) |
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担当者 | 石坂 郁代 (※), 東川 麻里 (※), 原 由紀 (※), 村上 健 (※), 市川 勝 (※), 秦 若菜 (※), 水戸 陽子 (※) |
科目概要 | 3年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻] |
臨床で必要な基礎的な臨床能力(態度、知識、技術)を深めるために、
臨床の場における基本的なマナー、コミュニケーションを習得する。
基本的な検査・評価法、訓練・指導法について理解する。
模擬患者を対象に、基本的な検査・評価法、訓練・指導法を実践し、習得する。
自らの臨床能力について課題を見出して、今後の学びの目標や方法を整理する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③④に関連する。
【教育内容】
STとして必要な基本的態度やコミュニケーション能力について、講義、会話演習を通して学ぶ。
実際の症例のビデオ記録、音声記録等をもとに臨床の記録をとり、必要な評価、訓練・指導方法を考察し、レポートを作成する。
実際の症例の資料をもとに訓練計画を策定し、基本的な訓練・指導を実践し、レポートを作成する。
実習を通して学んだことについて発表をする。
【教育方法】
授業形態:実習
言語聴覚士としてのコミュニケーションの方法について講義や演習を通して学ぶ。また小児と成人の領域別に、評価・訓練方法についてレポートの作成やロールプレイを用いた実習を行う。終了時セミナーにおいて、個別に実習全体を振り返り、フィードバックを行う。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1 回 | 【対面】 オリエンテーション | 概要説明、臨床実習の目的、臨床実習に臨む心構えについて学ぶ | 東川 麻里 | 10/27③ |
2~3 回 | 【対面】 コミュニケーション実習1 STとしてのコミュニケーション能力とは何かを学ぶ | 臨床の場において想定される患者・家族、臨床実習指導者、他職種等とのコミュニケーションを適切に行うための知識、技法を学び、実習を通じて習得する | 東川 麻里 石坂 郁代 原 由紀 村上 健 市川 勝 秦 若菜 水戸 陽子 | 10/27④ 10/28③ |
4~7 回 | 【対面】 コミュニケーション実習2 会話演習を通して自らのコミュニケーションの課題を整理する | 臨床の場において想定される患者・家族、臨床実習指導者、他職種等とのコミュニケーションを適切に行うための知識、技法を学び、実習を通じて習得する | 東川 麻里 石坂 郁代 原 由紀 村上 健 市川 勝 秦 若菜 水戸 陽子 | 10/29①②③④ |
8~27 回 | 【対面】 領域別実習(前半) 成人領域もしくは小児領域 | 臨床見学、観察と記録、見学レポートの作成、検査・評価法、訓練・指導法の体験・理解・習得、患者・家族との接遇、実習指導者、および他の臨床スタッフとの接遇を実践を通じて学ぶ (グループ分けによる実習) セミナー(実習の報告、評価、討議、講評)を含む | 東川 麻里 石坂 郁代 原 由紀 村上 健 市川 勝 秦 若菜 水戸 陽子 | 11/29①②③④⑤ 11/30①②③④⑤ 12/1①②③④⑤ 12/2①②③④⑤ |
28~47 回 | 【対面】 領域別実習(後半) 成人領域もしくは小児領域 | 臨床見学、観察と記録、見学レポートの作成、検査・評価法、訓練・指導法の体験・理解・習得、患者・家族との接遇、実習指導者、および他の臨床スタッフとの接遇を実践を通じて学ぶ (グループ分けによる実習) セミナー(実習の報告、評価、討議、講評)を含む | 東川 麻里 石坂 郁代 原 由紀 村上 健 市川 勝 秦 若菜 水戸 陽子 | 12/6①②③④⑤ 12/7①②③④⑤ 12/8①②③④⑤ 12/9①②③④⑤ |
48 回 | 【対面】 実技試験準備実習 | 実技試験に関する説明を受けた後、試験課題に向けて準備を行う | 東川 麻里 | 12/13① |
49~53 回 | 【対面】 実技試験(成人領域) | 臨床の場にふさわしい知識と技術の運用に関して、実際の臨床を模した状況で試験を行う | 東川 麻里 石坂 郁代 原 由紀 村上 健 市川 勝 秦 若菜 水戸 陽子 | 12/14①②③④⑤ |
第54~58回 | 【対面】 実技試験(小児領域) | 臨床の場にふさわしい技術の運用に関して、実際の臨床を模した状況で試験を行う | 東川 麻里 石坂 郁代 原 由紀 村上 健 市川 勝 秦 若菜 水戸 陽子 | 12/15①②③④⑤ |
第59~60回 | 【対面】 終了時セミナー | 本実習において明らかになった課題を明確にし、今後の対応について検討する | 東川 麻里 石坂 郁代 原 由紀 村上 健 市川 勝 秦 若菜 水戸 陽子 | 12/17③④ |
◆実務経験の授業への活用方法◆
言語聴覚士としての多様な臨床経験を踏まえ、担当者が領域を分担し実践的な実習指導を行う。
臨床の場における基本的マナーを実践することができる。
患者・家族、スタッフと、STとして概ね適切なコミュニケーションを取ることができる。
基本的な検査・評価法、訓練・指導法を理解し、実施できる。
臨床見学レポートを作成できる。
実習内容を報告し、他の学生と成果を共有できる。
自らの臨床力を伸ばす上で必要な項目を列挙できる。
実習及びセミナーの実施成績・参加状況(70%)、実技試験の結果(30%)から評価する。
欠席は減点する。
【授業時間以外に必要な学習時間: ‐ 時間】
各臨床分野における必要項目の復習を適宜行うこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特になし | ||
参考書 | 特になし |
科目ナンバリングコード: ST304-CP06