診療画像科学Sciences for Medical Imaging
科目責任者水上 慎也 (※)
担当者水上 慎也 (※)
科目概要3年 (1単位・選択) [医療工学科 診療放射線技術科学専攻]

授業の目的

臨床において検査原理の理解は重要であるが、画像の物理的意味合いと臨床評価の相互理解によって意義のある検査が可能となる。
本講義では、MRI検査における診療画像の物理的意味付けや画像構成のメカニズムについて理解し、画質改善を行うための能力を習得する。また、将来のMRI技術の進歩にも対応出来る柔軟な考え方を身につける。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③④に関連する。

教育内容・教育方法

【教育内容】
MRI検査における信号発生から画像生成までの原理および臨床画像の持つ意味合いについて学ぶ。

【教育方法】
授業形態:講義
パワーポイントや配布資料を使用した講義形式。適宜、関連問題を解いて理解を深める。
講義で実施する関連問題については、その講義内で解説し、模範解答を教示する。学生から出た質問は講義内でフィードバックし、必要な場合には次回の講義で振り返りを実施する。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回【対面】
MRI原理1(画像構成)
MRIの信号取得原理から画像の成り立ちについて学ぶ。水上 慎也
5/20①
第2回【対面】
MRI原理2(撮像法)
基本的な撮像方法や3次元撮像法、高速撮像法について学ぶ。水上 慎也
5/27①
第3回【対面】
MRI原理3(評価方法)
MRIの評価法や磁気緩和時間(T1値、T2値)の測定について学ぶ。水上 慎也
6/3①
第4回【対面】
MRI原理4(パラメ-タと画質)
撮像パラメータ設定によるMRIの画質変化について学ぶ。水上 慎也
6/10①
第5回【対面】
MRI臨床1(血流・拡散)
MRI検査で行われる血流・拡散の解析方法について学ぶ。水上 慎也
6/17①
第6回【対面】
MRI臨床2(アーチファクト)
MRIのアーチファクトについて学ぶ。水上 慎也
7/1①
第7回【対面】
MRI臨床3(解剖)
MRIの正常解剖について学ぶ。水上 慎也
7/8①
第8回【対面】
MRI臨床4(疾患)
MRIの疾患について学ぶ。水上 慎也
7/15①

◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、MRI検査で必要とされる基礎から臨床応用、臨床画像について概説する。

到達目標

MRI検査に関連した原理・臨床的意味合いを科学的に説明できる。
MRIの画像原理、画質改善方法を説明できる。
画像から物理的意味合いを推測し、説明できる。

評価基準

全講義終了後に提出する課題レポート(90%)、受講態度(10%)から総合的に評価する。

準備学習等(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習時間:60時間】
予習:診療画像技術学Ⅳで既に学習した内容を復習しておくこと。
復習:講義内で配布した資料と教科書・参考書を照らし合わせ理解を深めること。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書配布プリント科目責任者講義当日に配布
教科書MR・超音波・眼底 基礎知識図解ノート新津守 監修金原出版
参考書標準 MRIの評価と解析日本放射線技術学会 監修オーム社
参考書MRIの基本 パワーテキスト荒木力 監訳メディカル・サイエンス・インターナショナル

備考・その他

科目ナンバリングコード: RT301-SS24