科目責任者 | 髙橋 香代子 (※) |
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担当者 | 髙橋 香代子 (※), 今井 忠則 (※), 河村 晃依 (※), 前場 洋佑 (※) |
科目概要 | 1年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻] |
作業療法の概要を知り、医療・保健・福祉・教育・職業の分野における作業療法士の役割を理解する。
客観的・主観的に得られた情報を統合して解釈し、論理的な判断ができる。
国際的視点を持ち、様々な文化社会的背景に配慮した作業療法を国内外において実践できる。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①に関連する。
【教育内容】
作業療法の歴史、定義、目的、方法、倫理、治療概念を学ぶ。
【教育方法】
授業形態:講義
講義+演習形式、グループワーク・プレゼンテーション、ワークシートを用いて学ぶ。
提出された課題に対しては、教員からのコメントを入れてて次回の授業にて返却し必要に応じて解説をする。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 オリエンテーション | 作業療法における「作業」の定義と役割について学ぶ | 髙橋 香代子 | 4/9③ |
第2回 | 【対面】 エンパワメント | 作業療法の作用機序について、報酬期待と自己効力感の視点から学ぶ | 髙橋 香代子 | 5/7③ |
第3回 | 【対面】 目的であり手段である作業 | 「目的」である作業を治療の「手段」として活用するための方法を学ぶ | 髙橋 香代子 | 5/14③ |
第4回 | 【対面】 自己の治療的応用 | 自分自身の特性を知り、治療に生かす方法や効果的な「つたえ方」を学ぶ | 髙橋 香代子 | 5/21③ |
第5回 | 【対面】 作業療法が関わる領域 | 様々な領域で働く作業療法士の可能性について学ぶ | 髙橋 香代子 河村 晃依 前場 洋佑 | 5/28③ |
第6・7回 | 【対面】 クリニカル・リーズニング | 観察した事柄を考察する、臨床家の思考過程を学ぶ | 髙橋 香代子 | 6/4③ |
第8回 | 【対面】 作業療法の実践 | 作業療法の評価〜介入までの流れを体験を通して学ぶ | 髙橋 香代子 | 6/11③ 6/18③ |
第9回 | 【対面】 作業療法の歴史と理論 | 作業療法がどのようにして生まれ、どのように体系的に説明されるのか、作業療法の歴史と理論について学ぶ | 今井 忠則 髙橋 香代子 | 10/22② |
第10・11回 | 【オンライン】 世界の作業療法 | オーストリア・スウェーデン・香港の作業療法士養成校の1年生とオンラインで繋がり、互いの文化や学習内容について情報交換し学ぶ | 髙橋 香代子 | 10/27調整 10/29調整 |
第12回 | 【対面】 世界の作業療法 | 世界における日本の作業療法について交流によって学んだことを発表し、国際的視点を養う | 髙橋 香代子 | 11/12② |
第13回 | 【対面】 科学的根拠に基づいた作業療法 | 作業療法にはどのような効果があるか、科学的根拠に基づいた作業療法の実践の方法を学ぶ | 髙橋 香代子 | 11/19② |
第14回 | 【対面】 作業療法の役割 | 作業療法を受けた人達のストーリーに耳を傾け、作業療法の役割について考える | 髙橋 香代子 | 11/26② |
第15回 | 【対面】 作業療法を人に伝える | 作業療法とはどのような仕事か、グループ毎にまとめ発表する | 髙橋 香代子 | 12/3② |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、作業療法の臨床的思考や実症例を挙げながら講義・演習を展開する。
作業療法について理解を深め、専門職を学ぶ者としての基本的態度、知識を身につける。
授業内提出物(20%)、ポートフォリオ(20%)、前期・後期の定期試験(50%)、授業態度(10%)などで総合的に評価する。
【授業時間外に必要な学習時間:60時間】
前回の授業内容を復習して、講義に臨むこと。
配布資料は、ファイルに綴じて(ポートフォリオ)毎回の講義に持参すること。
作業療法、医療他関連することについて疑問点、問題意識を持つよう心がけて授業に臨むこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 作業療法学全集 第1巻 改訂第3版 作業療法概論 | 日本作業療法士協会編監修 | 協同医書出版社 |
参考書 | 作業療法の世界 | 鎌倉矩子 | 三輪書店 |
参考書 | 12人のクライエントが教えてくれる作業療法をするうえで大切なこと | 齋藤 佑樹 | 三輪書店 |
科目ナンバリングコード: OT201-SF05