科目責任者 | 原 由紀 |
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担当者 | 武田 啓 (※), 根本 充 (※), 柏木 慎也 (※), 杉本 孝之 (※), 石川 心介 (※), 森山 和の (※), 杉本 佳香 (※), 君塚 幸子 (※) |
科目概要 | 2年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻] |
近年、医療を受ける側にとって、機能のみならずより正常に近い形態を得ることへのニーズが益々高まっている。形成外科・美容外科学は、外傷、腫瘍、先天性疾患を対象とした外科学の一部門であり、機能・形態、ひいては心像をも正常な状態に修復・再建することを目的としている。本講義では、言語聴覚士と関連のある形成外科・美容外科の扱う疾患を理解し、他科との関連などチーム医療への理解を深めることを目指す。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の②④に関連する。
【教育内容】
創傷治癒、皮膚再建術の基礎をはじめ、形成外科・美容外科で扱う分野を項目別に解説する。
【教育方法】
授業形態:講義
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 形成外科総論 | 形成外科の基礎について学ぶ | 杉本 佳香 | 9/7① |
第2回 | 【対面】 熱傷、手外科、 マイクロサージャリー | 熱傷、手外科、マイクロサージャリーについて学ぶ | 根本 充 | 9/14① |
第3回 | 【対面】 眼瞼疾患と美容外科 | 眼瞼下垂、美容について学ぶ | 石川 心介 | 9/21① |
第4回 | 【対面】 頭蓋顔面疾患と潰瘍 | 潰瘍、褥瘡、頭蓋顔面疾患について学ぶ | 森山 和の | 9/28① |
第5回 | 【対面】 創傷治癒、腫瘍と再建 | 創傷治癒、植皮と皮弁、腫瘍の再建について学ぶ | 柏木 慎也 | 10/5① |
第6回 | 【対面】 顎口腔疾患 | 顎口腔疾患について学ぶ | 君塚 幸子 | 10/12① |
第7回 | 【対面】 口唇口蓋裂と関連疾患 | 口唇口蓋裂の病態と治療、頭蓋顔面疾患、外耳疾患について学ぶ | 杉本 孝之 | 10/19① |
第8回 | 【対面】 講義のまとめ | 講義内容を振り返り知識を確認する | 武田 啓 | 10/26① |
◆実務経験の授業への活用方法◆
言語聴覚士と協働する医師としての臨床経験を踏まえ、形成外科・美容外科学の基礎知識について教授する。
形成外科・美容外科学の基礎知識を学習し、とくに構音機能に関連のある病態についての理解を深める。
定期試験(90%)および受講態度(10%)により評価する。
授業時間外に必要な学習の時間:30時間
予習:事前に教科書の該当項目に目を通し、概要を把握した上で、講義に臨む。
復習:配付資料、教科書の該当項目に目を通し、用語の理解を確認すること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 標準形成外科学 第7版 | 鬼塚卓弥 | 医学書院 |
参考書 | 図説臨床形成外科講座1~8 | メジカルビュー社 | |
参考書 | 口唇裂口蓋裂の総合治療 | 森口隆彦ほか | 克誠堂出版 |
参考書 | 口唇裂・口蓋裂の基礎と臨床 | 高橋庄二郎 | 日本歯科評論社 |
参考書 | 口蓋裂の言語臨床 | 岡崎恵子ほか | 医学書院 |
科目ナンバリングコード: ST201-SF12