科目責任者 | 髙橋 香代子 (※) |
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担当者 | 髙橋 香代子 (※) |
科目概要 | 3年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻] |
1.各疾患・障害における作業療法のポイントと、障害が子どもの発達に及ぼす影響を理解する。
2.子どもを発達途上の個性ある存在としてとらえ、正常発達と環境との相互関係を理解する。
3.子どもの遊びや日常生活活動の発達過程を理解し、子どもの発達を促す対応ができる。
4.子どもを支援する作業療法士のそれぞれの職場(学校・療育センター)における役割を理解する。
5.子どものライフコースに沿った援助方法を理解し実践できる。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。
【教育内容】
1.各疾患や障害に応じた作業療法の実践過程(評価・介入)について、症例を通して学ぶ。
2.療育センター・特別支援学校で働く作業療法士の話を聞き、地域における作業療法士の支援や療育の実際について学ぶ。
3.各疾患や障害に応じた作業療法の実践過程について、症例を通して学ぶ。
4.事例検討を通して子どもを多面的にとらえ、はたらきかける方法を対象者との協業体験と通して学ぶ。
【教育方法】
授業形態:実習
講義+演習形式、グループワーク・プレゼンテーション、ワークシートを用いた症例検討を行う。
提出された課題に対しては、教員からのコメントを入れて次回の授業にて返却し、必要に応じて解説をする。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1〜4回 | 【対面】 大学病院小児病棟見学 | 周産期母子療育センターおよび小児在宅支援センターを見学し、患児のケア体制やチーム医療について学ぶ | 髙橋 香代子 | 6/1①②③④ |
5〜9回 | 【対面】 作業療法の実際 | 感覚統合療法の理論と実践について学ぶ。症例に対する感覚統合プログラムを立案し発表する | 髙橋 香代子 | 6/21③④ 6/28②③④ |
10~12回 | 【対面】 疾患別作業療法 | ダウン症の評価と介入について学び、症例に対するプログラムを立案する | 髙橋 香代子 | 7/5②③④ |
13〜16回 | 【対面】 疾患別作業療法 | 脳性麻痺の評価と介入について学び、症例に対するプログラムを立案し発表する | 髙橋 香代子 | 9/6①②③④ |
17回 | 【対面】 疾患別作業療法 | 筋ジストロフィーの評価と介入について学び、症例に対するプログラムを立案する | 髙橋 香代子 | 9/13① |
18回 | 【対面】 疾患別作業療法 | 二分脊椎の評価と介入について学び、症例に対するプログラムを立案する | 髙橋 香代子 | 9/13② |
19・20回 | 【対面】 摂食嚥下機能 | 摂食・嚥下の発達と評価・援助方法について学ぶ | 髙橋 香代子 | 9/13③④ |
21〜24回 | 【対面】 事例検討 | 実際に障害児に対してインテーク・評価を実施し、全体像の把握、プログラム立案までを実施し、発表する | 髙橋 香代子 | 10/23③④ 10/25①② |
25・26回 | 【対面】 作業療法の実際 | 学校で働く作業療法士の仕事と支援内容について学ぶ | 髙橋 香代子 | 10/25③④ |
27・28回 | 【対面】 作業療法の実際 | 療育センターに勤務する作業療法士から、療育の実際について学ぶ | 髙橋 香代子 | 11/1①② |
29・30回 | 【対面】 まとめ | 子どものライフコースに沿った援助方法を理解し、医療・教育・地域支援の内容についてまとめ、発表する | 髙橋 香代子 | 11/1③④ |
◆実務経験の授業への活用方法◆
療育センター・病院での臨床経験を踏まえ、実際に病院における臨床場面を学生に見学させながら自身の作業療法の臨床的思考を伝える。
1.各疾患・障害における作業療法のポイントと、障害が子どもの発達に及ぼす影響を説明できる。
2.様々な作業療法の実践について理解し、子どもに合わせたプログラム立案ができる。
3.子どもを支援する作業療法士のそれぞれの職場(学校・療育センター)における役割が説明できる。
4.子どものライフコースに沿った援助方法を理解し、医療・教育・地域支援の内容について説明できる。
授業内課題の参加状況(10%)、レポート・ワークシート課題(20%)、定期試験(70%)により総合的に評価する。
・2年次に履修した運動学・解剖学・小児科学の内容を理解したうえで臨むこと。
・毎回15分以上教科書をよく読んで予習しておくこと。
・毎回の授業の内容を15分以上復習して、講義に臨むこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 作業療法学全書 第6巻 改訂第3版 発達障害 | 日本作業療法士協会編監修 | 協同医書出版社 |
参考書 | PT・OTのための発達障害ガイド | 新田 收ら編 | 金原出版 |
参考書 | イラストでわかる発達障害の作業療法 | 上杉 雅之 監修 | 医歯薬出版 |
参考書 | 発達障害の子の感覚遊び・運動遊び | 木村 順 監修 | 講談社 |
参考書 | 脳性麻痺の運動障害 評価と治療の考え方 | Krel Bobarth 原著 | 医歯薬出版 |
参考書 | 上手に食べるために | 金子 芳洋・菊谷 武 監修 | 医歯薬出版株式会社 |
参考書 | 学校に作業療法を | 仲間 知穂・ゆいまわる 編著 | クリエイツかもがわ |
科目ナンバリングコード: OT304-SS15