| 科目責任者 | 東條 美奈子 |
|---|---|
| 担当者 | 松永 篤彦 (※), 高平 尚伸 (※), 東條 美奈子 (※), 清水 忍 (※), 坂本 美喜 (※), 渡邊 裕之 (※), 横山 美佐子 (※), 上出 直人 (※), 神谷 健太郎 (※), 小倉 彩 (※), 河端 将司 (※), 安藤 雅峻 (※) |
| 科目概要 | ４年 （１単位・必修） [リハビリテーション学科 理学療法学専攻] |
卒業研究を実施するに当たり、理学療法学の基礎的および臨床的考え方を習得し、さらに卒業論文の作成法を習得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②に関連する。
【教育内容】
卒業研究のテーマを選定、そのテーマの独創的発想や新規性について指導する。卒業研究の実施方法に関して、研究目的や研究方法、期待される結果について議論し、そして具体的な論文執筆についても教授する。
【教育方法】
授業形態：実習・実技
卒業研究班ごとに担当教員によるスモールグループ形式の実習を行う。最終日に担当教員からの個別フィードバックを行う。
| 回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
|---|---|---|---|---|
| 第1・2回 | 【対面・オンライン】 研究ことはじめ［実習］ | 研究の意義、社会的貢献について学ぶ。 | 担当者全員 | 9/2③④ |
| 第3・4回 | 【対面・オンライン】 研究の独創性･新規性［実習］ | 研究の着眼点、どの点が独創的かについて理解する。 | 担当者全員 | 9/9③④ |
| 第5・6回 | 【対面・オンライン】 研究テーマ・仮説［実習］ | 研究の着眼点から始まり、どのような結果が期待されるかという仮説のたてかたを学ぶ。 | 担当者全員 | 9/16③④ |
| 第7・8回 | 【対面・オンライン】 研究タイトル［実習］ | 何に関する論文か、論文の主張は何かを客観的に提示する方法を学ぶ。 | 担当者全員 | 9/30②③ |
| 第9・10回 | 【対面・オンライン】 抄録作成［実習］ | 簡潔かつ的確に要約する方法を学ぶ。 | 担当者全員 | 9/30④ 10/7② |
| 第11・12回 | 【対面・オンライン】 研究背景･目的［実習］ | その研究を行った理由、その科学的意義について理解する。 | 担当者全員 | 10/7③④ |
| 第13-15回 | 【対面・オンライン】 研究対象［実習］ | 基礎的研究･臨床的研究のとらえ方や、倫理的配慮、対象の選定について学ぶ。 | 担当者全員 | 10/14②③④ |
| 第16-18回 | 【対面・オンライン】 研究方法［実習］ | 研究対象からどのようにデータを収集するか、その具体的方法を体得する。 | 担当者全員 | 10/21②③④ |
| 第19-21回 | 【対面・オンライン】 データ収集［実習］ | 選定した対象から、具体的にデータ収集し、その管理についても学ぶ。 | 担当者全員 | 10/28②③④ |
| 第22-24回 | 【対面・オンライン】 研究結果・図表［実習］ | 実際に収集したデータを解析し、それをどのようにアピールするかを学ぶ。 | 担当者全員 | 11/4②③④ |
| 第25-27回 | 【対面・オンライン】 考察［実習］ | 得られたデータ解析の結果を、どのように解釈するかを学ぶ。 | 担当者全員 | 11/11②③④ |
| 第28-30回 | 【対面・オンライン】 結論［実習］ | 立案し実践した研究の結果から、何が言えるのか、主張する点は何かをまとめていく。 | 担当者全員 | 11/18②③④ |
◆実務経験の授業への活用方法◆
医師・理学療法士としての臨床現場での実務経験をもとに、医学的情報の活用方法や研究倫理における注意点について教授する。
理学療法学に関するテーマを選定し、研究論文を作成する方法を具体的に体得する。
学術論文の主旨を学会形式で発表する方法を学ぶ。
卒業研究の進捗状況と研究発表会での内容（50%）と提出された研究論文（50%）をもとに担当教員が評価する。
予習：実習に先立ち、大学指定の倫理講習会（１時間半程度）に参加するか、e-ラーニングによる倫理講習（数時間程度）を受けておくこと。研究プロトコルを作成するために、関連する参考書や文献を読むなど、予習の時間をとること。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | （特になし） | ||
| 参考書 | 論文のレトリック | 医学研究発表のTips & Pitfalls | 南江堂 |
科目ナンバリングコード： PT304-DE12