科目責任者 | 上出 直人 (※) |
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担当者 | 上出 直人 (※), 安藤 雅峻 (※) |
科目概要 | 3年 (1単位・選択) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻] |
地域の高齢者に対して実践的な予防的介入が実施できるようになるために、高齢者を対象とする調査や介入に必要な知識・技術を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②に関連する。
【教育内容】
・高齢者を対象とした調査の方法とデータの分析・解釈について、講義・実習・ディスカッションを通じて学ぶ。
・高齢者に対する運動プログラムの指導方法について、講義・実習・ディスカッションを通じて学ぶ。
【教育方法】
授業形態:講義
パワーポイントを使用した講義形式、実技実習、討議(ディスカッション)、発表(プレゼンテーション)を行う。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1回 | 【対面】 地域高齢者への調査方法 | 地域の高齢者が抱える問題を可視化するための調査方法について知る。(配布資料) | 上出 直人 | 9/10② |
2・3回 | 【対面】 調査データの分析と解釈 | 調査で得られるデータの分析方法と解釈の考え方について講義・グループ学習を通じて学ぶ。(グループ学習) | 上出 直人 安藤 雅峻 | 9/17①② |
4・5回 | 【対面】 地域診断とプログラム立案(実践演習1) | 地域の高齢者に対する調査データの分析結果から、地域診断を行い、予防的介入プログラムの立案へ繋げていく方法についてグループ学習により学ぶ。(グループ学習) | 上出 直人 | 9/24①② |
6・7回 | 【対面】 運動プログラムの立案と指導の考え方 | 地域の高齢者に対する運動プログラムの立案方法および実際の指導方法について実習を通じて学ぶ。(配布資料) | 上出 直人 | 10/1①② |
8・9回 | 【対面】 運動指導の実践方法1:筋力トレーニング | 地域の高齢者に対して、機器を用いた筋力トレーニングを行う際の注意点や方法に関して実習を通じて学ぶ。(配布資料) | 上出 直人 | 10/8①② |
10・11回 | 【対面】 運動指導の実践方法2:機能的トレーニング | 地域の高齢者に対して、器具を用いたトレーニングを行う際の注意点や方法に関して実習を通じて学ぶ。(配布資料) | 上出 直人 | 10/15①② |
12・13回 | 【対面】 運動指導の実践方法3:集団トレーニング | 地域の高齢者に対して、集団を対象に運動を指導する際の注意点や方法に関して実習を通じて学ぶ。(配布資料) | 上出 直人 安藤 雅峻 | 10/22①② |
14・15回 | 【対面】 運動プログラムの作成(実践演習2) | 地域の高齢者に対する具体的な運動プログラムの作成についてグループ学習を通じて学ぶ。(グループ学習) | 上出 直人 安藤 雅峻 | 10/29①② |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での勤務および地域の関連機関との協働事業での経験を基に、地域で暮らす高齢者の生活機能を維持するための予防的介入に必要な事項について概説するとともに、実習を行う。
・指導者の援助のもとに、高齢者への調査結果の分析を行うことができる。
・指導者の援助のもとに、高齢者への運動指導を実施することができる。
発表(45%)、グループ課題(45%)、授業参加態度(10%)で総合的に評定する。発表およびグループ課題へのフィードバックについては講義時間内に解説する。
・本実習は、老年理学療法学および老年理学療法学実習における学習内容を理論的・技術的背景として展開する。したがって、老年理学療法学および老年理学療法学実習の講義・実技内容を復習し、よく理解したうえで本講義に臨むこと。
【授業時間外に必要な学習時間:30時間】
予習:事前に老年理学療法学および老年理学療法学実習の講義資料を読んでおくこと。
復習:講義資料や教科書の該当箇所をノートにまとめること。実習で行った実技について練習をしておくこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 予防理学療法要論 | 大渕修一・浦辺幸夫(監修) | 医歯薬出版 |
教科書 | 体操療法オールブック | 高平尚伸(編集) | メジカルビュー |
参考書 | 完全版介護予防マニュアル | 鈴木隆雄、他(監修) | 法研 |
科目ナンバリングコード: PT302-DE03