Web Syllabus(講義概要)
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老年理学療法学実習Practice of Physical Therapy in Gerontology
科目責任者上出 直人 (※)
担当者上出 直人 (※), 河村 晃依 (※), 安藤 雅峻 (※)
科目概要3年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻]

授業の目的

高齢者に対して老年理学療法学的観点から評価・介入ができるようになるために、代表的な老年症候群に対する評価および介入方法について修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②に関連する。

教育内容・教育方法・フィードバック

【教育内容】
・高齢者に対する予防的介入の考え方について学ぶ。
・代表的な老年症候群の評価および介入方法について講義や実習を通じて学ぶ。
・老年症候群に対する予防プログラムの立案についてディスカッションを通じて学ぶ。

【教育方法】
授業形態:実習・実技
パワーポイントを使用した講義形式、実技実習、討議(ディスカッション)、発表(プレゼンテーション)、フィールドワークを行う。また、講義では小テストも行う。

授業内容

項目授業内容担当者日時
1回【対面】
コース紹介
本講義の目的・内容・達成目標および評価基準について、オリエンテーションを行う。上出 直人
5/18③
2回【対面】
予防的介入の概念
高齢者における一次予防、二次予防、三次予防の概念、ハイリスクアプローチ、ポピュレーションアプローチについて解説する。(教科書pp2-5)上出 直人
5/18④
3・4回【対面】
認知機能障害の評価と介入
高齢者の認知機能障害の特徴について解説する。また、認知機能障害に対する評価や介入について実習を通じて習得する。(教科書:pp139-150)河村 晃依
5/25③④
5・6回【対面】
骨折・転倒リスクの評価と介入
転倒リスクおよび骨粗鬆症について解説する。また、骨折・転倒リスクの評価および介入について解説する。(教科書:pp91-95)上出 直人
6/1③④
7・8回【対面】
運動機能低下・サルコペニアの評価と介入
運動機能低下、ロコモティブシンドローム、サルコペニアの評価と介入方法について解説する。また、サルコペニアのリスク要因となる栄養についても解説する。(配布資料、教科書:pp30-36、77-90、96-102)上出 直人
6/8③④
9・10回【対面】
フレイルの評価と介入
フレイルの定義、判定基準、介入方法について解説をする。また、フレイルとサルコペニア、老年症候群との関連について整理する。(配布資料、教科書:pp86-90)上出 直人
6/15③④
11回【対面】
誤嚥性肺炎(呼吸・口腔機能)の評価
高齢者における口腔・嚥下機能低下および呼吸機能低下について解説する(配布資料、教科書:pp103-118)。上出 直人
6/22③
12回【対面】
社会的要因の評価
高齢者の健康に影響を与える社会的要因の評価方法について解説する。(配布資料、参考書)安藤 雅峻
6/22④
13・14回【対面】
老年症候群の評価(実践演習)
代表的な老年症候群に対する評価方法について、実習を通じて具体的に学ぶ(問診、身体計測、骨量、骨格筋量、運動機能、口腔機能、呼吸機能、など)。(1-12回までの講義資料)上出 直人
安藤 雅峻
6/29③④
15・16回【対面】
老年症候群への予防的理学療法(実践演習)
老年症候群に対する予防的理学療法について、介入プログラムの立案をグループ学習により学ぶ。(グループ学習)上出 直人
7/6③④
17~31回フィールドワーク[外部実習]地域において、高齢者に対するリハビリテーション・サービス提供施設において見学実習を行う。上出 直人
安藤 雅峻
①②③④⑤
1回
項目
【対面】
コース紹介
授業内容
本講義の目的・内容・達成目標および評価基準について、オリエンテーションを行う。
担当者
上出 直人
日時
5/18③
2回
項目
【対面】
予防的介入の概念
授業内容
高齢者における一次予防、二次予防、三次予防の概念、ハイリスクアプローチ、ポピュレーションアプローチについて解説する。(教科書pp2-5)
担当者
上出 直人
日時
5/18④
3・4回
項目
【対面】
認知機能障害の評価と介入
授業内容
高齢者の認知機能障害の特徴について解説する。また、認知機能障害に対する評価や介入について実習を通じて習得する。(教科書:pp139-150)
担当者
河村 晃依
日時
5/25③④
5・6回
項目
【対面】
骨折・転倒リスクの評価と介入
授業内容
転倒リスクおよび骨粗鬆症について解説する。また、骨折・転倒リスクの評価および介入について解説する。(教科書:pp91-95)
担当者
上出 直人
日時
6/1③④
7・8回
項目
【対面】
運動機能低下・サルコペニアの評価と介入
授業内容
運動機能低下、ロコモティブシンドローム、サルコペニアの評価と介入方法について解説する。また、サルコペニアのリスク要因となる栄養についても解説する。(配布資料、教科書:pp30-36、77-90、96-102)
担当者
上出 直人
日時
6/8③④
9・10回
項目
【対面】
フレイルの評価と介入
授業内容
フレイルの定義、判定基準、介入方法について解説をする。また、フレイルとサルコペニア、老年症候群との関連について整理する。(配布資料、教科書:pp86-90)
担当者
上出 直人
日時
6/15③④
11回
項目
【対面】
誤嚥性肺炎(呼吸・口腔機能)の評価
授業内容
高齢者における口腔・嚥下機能低下および呼吸機能低下について解説する(配布資料、教科書:pp103-118)。
担当者
上出 直人
日時
6/22③
12回
項目
【対面】
社会的要因の評価
授業内容
高齢者の健康に影響を与える社会的要因の評価方法について解説する。(配布資料、参考書)
担当者
安藤 雅峻
日時
6/22④
13・14回
項目
【対面】
老年症候群の評価(実践演習)
授業内容
代表的な老年症候群に対する評価方法について、実習を通じて具体的に学ぶ(問診、身体計測、骨量、骨格筋量、運動機能、口腔機能、呼吸機能、など)。(1-12回までの講義資料)
担当者
上出 直人
安藤 雅峻
日時
6/29③④
15・16回
項目
【対面】
老年症候群への予防的理学療法(実践演習)
授業内容
老年症候群に対する予防的理学療法について、介入プログラムの立案をグループ学習により学ぶ。(グループ学習)
担当者
上出 直人
日時
7/6③④
17~31回
項目
フィールドワーク[外部実習]
授業内容
地域において、高齢者に対するリハビリテーション・サービス提供施設において見学実習を行う。
担当者
上出 直人
安藤 雅峻
日時
①②③④⑤

授業内容欄外

※1 フィールドワークは、8/30~9/4 のうち終日3日間

◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での勤および地域の機関との協働事業での経験を踏まえ、高齢者に適切な理学療法を展開するための評価と介入方法について概説するとともに実習を行う。

到達目標

・予防的介入の考え方(概念)について具体的に説明することができる。
・代表的な老年症候群に対して、評価および介入の方法を具体的に説明することができる。
・代表的な老年症候群の評価を実施することができる。

評価基準

小テスト(30%)、グループ課題(20%)、定期試験(50%)で評定する。グループ課題については、講義内でフィードバック(解説)を行う。

準備学習等(予習・復習)

・本実習は、老年理学療法学における学習内容を理論的背景として展開していくため、老年理学療法学における講義内容を復習し、よく理解したうえで本実習に臨むこと。
【授業時間外に必要な学習時間:30時間】
予習:事前にMoodleで提示する講義資料や教科書の該当箇所を読んでおくこと。
復習:講義資料や教科書の該当箇所をノートにまとめること。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書予防理学療法学要論大渕修一・浦辺幸夫(監修)医歯薬出版
参考書高齢者理学療法学島田裕之(総編集)医歯薬出版
教科書
署名
予防理学療法学要論
著者・編者
大渕修一・浦辺幸夫(監修)
発行所
医歯薬出版
参考書
署名
高齢者理学療法学
著者・編者
島田裕之(総編集)
発行所
医歯薬出版

備考・その他

科目ナンバリングコード: PT304-SS24