科目責任者 | 清水 忍 (※) |
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担当者 | 清水 忍 (※) |
科目概要 | 3年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻] |
中枢神経疾患に対する理学療法をすすめる上で必要な知識を修得する。
中枢神経疾患、特に脳血管障害に対する理学療法評価および介入の目的および方法を理解する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②に関連する。
【教育内容】
中枢神経疾患に対する理学療法の目的および介入方法について学ぶ。
特に脳血管障害に対するリハビリテーションの流れ、理学療法評価および介入の目的、方法について学ぶ。
【教育方法】
授業形態:講義
講義形式。講義内で小テストを行う。
授業始めの10分間でに小テストを実施し、前回の授業内容の振り返りを行う。小テストは次の講義開始時に返却し、全体に対してフィードバックする。
課題レポートは定期試験までに返却し、授業時間内に全体に対してフィードバックする。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 授業概要説明 | 中枢神経系理学療法学の概要説明を行った後、中枢神経系の解剖・生理、その障害に関する小テストを実施する | 清水 忍 | 4/9① |
第2回 | 【対面】 中枢神経について | 中枢神経系の解剖、機能とその障害について学習する | 清水 忍 | 4/9② |
第3回 | 【対面】 中枢神経疾患の理学療法 | 中枢神経疾患の理学療法について学習する | 清水 忍 | 4/16① |
第4回 | 【対面】 脳損傷について | 脳血管障害などの病態と障害構造について学ぶ | 清水 忍 | 4/16② |
第5回 | 【対面】 脳血管障害の理学療法評価 | 脳血管障害に対する理学療法評価について学ぶ | 清水 忍 | 4/23① |
第6回 | 【対面】 脳血管障害における理学療法の流れ | 脳血管障害の病期別(急性期、回復期、維持期)の理学療法について学ぶ | 清水 忍 | 4/23② |
第7回 | 【対面】 脳損傷とその回復および合併症について | 脳血管障害後の機能回復と合併症について学ぶ | 清水 忍 | 5/7① |
第8回 | 【対面】 運動学習について | 学習理論に基づくリハビリテーションについて学ぶ | 清水 忍 | 5/7② |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院や施設での臨床経験を踏まえ、中枢神経疾患に対する理学療法の目的、方法を指導する。
中枢神経疾患に対するリハビリテーションを説明できる。
特に、脳血管障害に対する理学療法評価および介入の目的、方法を具体的に説明できる。
定期試験(80%)、小テスト(10%)、課題レポート(5%)、授業への参加態度(5%)により評価する。なお、欠席は減点する。
【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】
予習:2年生までに学んだ中枢神経に関する解剖学、生理学、中枢神経疾患について十分に復習した上で授業に参加すること。
復習:講義の始めに前回の講義内容に関する小テストを行うので十分復習しておくこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 15レクチャーシリーズ 理学療法テキスト 神経障害理学療法学Ⅰ 第2版 | 石川 朗 総編集 | 中山書店 |
教科書 | 15レクチャーシリーズ 理学療法テキスト 神経障害理学療法学Ⅱ | 石川 朗 総編集 | 中山書店 |
参考書 | 病気がみえるvol.7 脳・神経 | 医療情報科学研究所 編集 | メディックメディア |
参考書 | 脳卒中ビジュアルテキスト | 高木康行・他 著 | 医学書院 |
参考書 | 脳卒中・片麻痺理学療法マニュアル 第2版 | 長澤 弘 編集 | 文光堂 |
参考書 | 改定第3版 脳卒中理学療法の理論と技術 | 原 寛美、吉尾雅春 編集 | メジカルビュー社 |
科目ナンバリングコード: PT301-SS21