科目責任者 | 小倉 彩 (※) |
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担当者 | 小倉 彩 (※), 清水 忍 (※), 上出 直人 (※), 渡邊 裕之 (※), 坂本 美喜 (※), 横山 美佐子 (※), 安藤 雅峻 (※) |
科目概要 | 2年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻] |
理学療法評価における代表的な検査・測定法を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の②③⑤に関連する。
【教育内容】
フィジカルアセスメント、形態測定法、関節可動域検査法、反射検査、バイタルサインの診かた、感覚検査、疼痛検査、徒手筋力検査法、平衡機能検査、機器を用いた筋力測定について学習する。各種検査・測定法について体験し、修得する。
【教育方法】
授業形態:実習・実技
パワーポイントと配布資料を用い、実演や視聴覚教材を活用しながら解説し、その後実技を行う。
ワークシート・記録用紙を配布し、記録やまとめを行なう。
理解を深めるために小グループでのディスカッションを行う。
模擬症例を対象として各種検査・測定を実践する。
授業開始時に復習の小テストを行い、前回の振り返りを行う(10-20分程度)。
小テストは次回授業時までに採点し返却する。
課題(宿題)は授業内で解説し、授業終了時あるいは次回授業時に返却する。
ワークシート、レポート等の提出物は、後期定期試験日までに解説とともに返却する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1回 | 【対面】 オリエンテーション 理学療法評価の基本的な組み立て方 | コースオリエンテーション 理学療法評価の基本的な組み立て方を練習する | 小倉 彩 | 4/6④ |
2回 | 【対面】 医療面接、問診のとり方 | 医療情報のとり方と効果的な問診の実施方法を練習する | 小倉 彩 | 4/20④ |
3回 | 【対面】 フィジカルアセスメント | 視診・観察、触診、聴診を練習する | 小倉 彩 | 4/27④ |
4回 | 【対面】 形態計測法 | 形態計測の手技を練習する | 小倉 彩 | 5/11④ |
5回 | 【対面】 関節可動域検査法(1)―基礎 | 関節可動域測定の実施方法を理解して練習する | 小倉 彩 | 5/18④ |
6~9回 | 【対面】 関節可動域検査法(2)―上肢 | 上肢の関節可動域測定を練習する | 小倉 彩 | 5/25③④ 6/1③④ |
10~13回 | 【対面】 関節可動域検査法(3)―下肢 | 下肢の関節可動域測定を練習する | 小倉 彩 | 6/8③④ 6/11③④ |
14・15回 | 【対面】 関節可動域検査法(4)―頸部・体幹 | 頸部・体幹の関節可動域測定を練習する | 小倉 彩 | 6/18③④ |
16・17回 | 【対面】 関節可動域検査法(5)―臨床応用 | 関節可動域検査の臨床応用を学習する | 小倉 彩 | 6/25①② |
18・19回 | 【対面】 バイタルサインの診かた | バイタルサインの測定方法を理解して練習する | 小倉 彩 | 7/2③④ |
20回 | 【対面】 反射検査 | 深部反射、病的反射の検査方法を理解して練習する | 小倉 彩 | 7/9② |
21・22回 | 【対面】 感覚と疼痛の診かた | 体性感覚(表在感覚、深部感覚)検査をおよび疼痛評価を理解して練習する | 小倉 彩 | 7/16③④ |
23回 | 【対面】 徒手筋力検査法(1)―基礎 | 徒手筋力検査法の原理・原則、臨床的意義を学ぶ | 小倉 彩 | 9/3② |
24~28回 | 【対面】 徒手筋力検査法(2)―上肢 | 上肢の筋力測定を練習する | 小倉 彩 | 9/3③④ 9/10②③④ |
29~32回 | 【対面】 徒手筋力検査法(3)―下肢 | 下肢の筋力検査を練習する | 小倉 彩 | 9/17②③④ 9/24② |
33・34回 | 【対面】 徒手筋力検査法(4)―頸部・体幹 | 頸部・体幹の筋力検査を練習する | 小倉 彩 | 9/24③④ |
35~38回 | 【対面】 徒手筋力検査法(5)―臨床応用 | 徒手筋力検査法の臨床応用を学習する | 小倉 彩 | 10/1①②③④ |
39回 | 【対面】 実技試験 | 関節可動域検査、徒手筋力検査を中心とした実技試験を行う | 小倉 彩 | 10/15後日掲示 |
40・41回 | 【対面】 バランス検査 | 姿勢反射・平衡反射の診かた、バランス検査を学習し、練習する | 小倉 彩 | 10/22①② |
42・43回 | 【対面】 パフォーマンステスト | 筋力の影響を受けるパフォーマンステストを学習し、実施する | 小倉 彩 | 10/29①② |
44回 | 【対面】 徒手筋力検査法(6)―顔面 | 顔面の筋力検査を練習する | 小倉 彩 | 10/29③ |
45~48回 | 【対面】 グループ実習準備 | グループ実習のオリエンテーションと、ディスカッションを通して実習に向けた準備を行う | 小倉 彩 | 11/12①②③④ |
49~52回 | 【対面】 グループ実習(1) | 模擬症例を対象として、基本的な検査・測定手技を実践するグループ実習を行う※ | 小倉 彩 上出 直人 渡邊 裕之 坂本 美喜 清水 忍 横山 美佐子 安藤 雅峻 | 11/19後日掲示 |
53・54回 | 【対面】 グループ実習(1)のまとめと(2)の準備 | グループ実習(1)をふりかえり、課題を明確にした上で(2)に向けた準備を行う | 小倉 彩 | 11/26①② |
55~58回 | 【対面】 グループ実習(2) | 模擬症例を対象として、基本的な検査・測定手技を実践するグループ実習を行う※ | 小倉 彩 上出 直人 渡邊 裕之 坂本 美喜 清水 忍 横山 美佐子 安藤 雅峻 | 12/3後日掲示 |
59・60回 | 【対面】 グループ実習セミナー | グループ実習のまとめを行う | 小倉 彩 | 12/10③④ |
※模擬症例実習日の時間は変則的になるため、後日提示する
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院や施設での臨床経験を踏まえ、理学療法評価手技の習得を援助する。
各種評価の手技・手順を説明できる。
各種評価を安全かつ正確に実施できる。
評価計画をたてることができる。
対象者に敬意をもって、医療人として適切に接することができる(態度、言葉遣いなど)。
対象者に検査の目的や手順をわかりやすく説明できる。
対象者に評価結果のフィードバックができる。
1)定期試験(40%) 2)実技テスト(20%) 3)グループ実習成績【参加態度、レポート含む】(30%) 4)課題(宿題、ワークシート)提出および小テスト、受講態度(10%) より総合的に評価する。
※ 遅刻して小テストが受験できなかった場合は0点とする。注意すること。
※ 課題の採点基準は以下の通りとし、未提出は0点、遅れは減点とする。必ず期限内に提出すること。
宿題:指示された内容について十分調べて整理できているか
ワークシート:調べた内容や実技結果を記録して整理できているか
レポート:模擬症例の測定結果を正確に記録しているか。それらの結果を統合と解釈(整理)できているか。実習中の実技や手技を振り返り、自身の今後の課題や目標について考えを述べられているか。
【授業時間外に必要な学習の時間:-時間】
理学療法評価には身体の構造・機能の知識が不可欠となるため、該当する解剖学、生理学、運動学についてあらかじめ理解して授業に臨むこと。
復習として、実技の自主練習をすること。
適時、予習・復習用の課題(宿題)を提示する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 図解理学療法検査・測定ガイド 第2版 | 奈良 勲、内山 靖 | 文光堂 |
教科書 | 筋骨格系のキネシオロジー 原著第3版 | N eumann DA著、Andrew P D・他 監訳 | 医歯薬出版 |
教科書 | 神経診察クローズアップ 改訂第2版 | 鈴木則宏 | メジカルビュー社 |
教科書 | 新徒手筋力検査法 第9版 | 津山直一、東野修治 | 協同医書出版社 |
教科書 | 運動療法エビデンスレビュー | 松永篤彦、神谷健太郎 | 文光堂 |
参考書 | 理学療法評価学テキスト | 細田多穂 | 南江堂 |
参考書 | ベッドサイドの神経の診かた 第18版 | 田崎義昭、斎藤佳雄 | 南山堂 |
参考書 | 基礎運動学 第6版 | 中村隆一、齋藤 宏、長崎 浩 | 医歯薬出版 |
欠席した場合、講義資料や課題(宿題)は本人が直接科目責任者のところに取りに来ること。
課題等が未提出の際も、科目責任者から確認・催促はしないので、各自管理すること。
科目ナンバリングコード: PT304-SS05