科目責任者 | 水上 慎也 (※) |
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担当者 | 水上 慎也 (※), 五味 勉 (※), 坂口 和也 (※), THET THET LWIN (※), 原 秀剛 (※), 渡邉 祐介 (※), 安冨 蔵人 (※), 轟 辰也 (※) |
科目概要 | 2年 (1単位・必修) [医療工学科 診療放射線技術科学専攻] |
臨床において放射線検査法や画像評価法の理解・習得は重要となる。本実習では、講義で学んだ知識について理解を深め、実践できる能力を養うことを目的とする。
診療放射線領域において重要となるX線検査(一般撮影、X線CT)やMRIの基本原理や特性を理解する。また、臨床で必要とされる画像・画質について学び、画像評価法を理解する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②④⑦⑧に関連する。
【教育内容】
X線検査(一般撮影、X線CT)やMRIの原理と特性、X線の吸収・散乱特性、画像処理法、X線画像の鮮鋭度・粒状性評価について、実際に作業や測定を行うことで、知識と技術を習得する。
【教育方法】
授業形態:実習・実技
臨床で使用される装置・器具を使用して、各課題について実習する。適宜、パワーポイントやホワイトボードを使用して説明、講義する。
画像工学領域の課題はパソコンを使用して、医用画像の処理、評価を行う。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1・2回 | 【対面】 ガイダンス | 実習内容、レポート作成の説明を行う。また、使用装置の見学、簡単な使用方法を学ぶ。 | 担当者全員 | 9/7③④ |
3・4回 | 【対面】 線量分布の測定 | 散乱線量の分布と被ばくについて学ぶ。 | 担当者全員 | 9/14③④ |
5・6回 | 【対面】 一般撮影1(胸部・腹部撮影法) | 胸部・腹部のエックス線撮影について学ぶ。 | 担当者全員 | 9/21③④ |
7・8回 | 【対面】 一般撮影2(頭部撮影法) | 頭部のエックス線撮影について学ぶ。 | 担当者全員 | 9/28③④ |
9・10回 | 【対面】 一般撮影3(四肢関節撮影法) | 四肢関節のエックス線撮影について学ぶ。 | 担当者全員 | 10/5③④ |
11・12回 | 【対面】 X線出力と被写体との関係 | エックス線の照射条件と出力の関係について学ぶ。 | 担当者全員 | 10/12③④ |
13・14回 | 【対面】 X線CT | X線CT画像の基本特性(雑音評価)について学ぶ。 | 担当者全員 | 10/19③④ |
15・16回 | 【対面】 MRI | MRI装置を用いたT1・T2緩和時間の測定法を学ぶ。 | 担当者全員 | 10/26③④ |
17・18回 | 【対面】 画像工学1(鮮鋭度評価) | 画像の鮮鋭度評価におけるプリサンプリングMTFの測定法を学ぶ。 | 担当者全員 | 11/2③④ |
19・20回 | 【対面】 画像工学2(フィルタ処理) | デジタル画像の作成, 周波数領域におけるフィルタ処理について学ぶ。 | 担当者全員 | 11/9③④ |
21・22回 | 【対面】 画像工学3(雑音評価) | 画像の雑音評価におけるノイズパワースペクトル (NPS) の測定法を学ぶ。 | 担当者全員 | 11/16③④ |
23・24回 | 【対面】 実習統括 | 胸腹部、頭部、四肢関節の一般撮影法について学ぶ。 | 担当者全員 | 11/30③④ |
25~27回 | 【対面】 実習統括 | 線量分布、X線出力、X線CT、MRIの特性について学ぶ。 | 担当者全員 | 12/7③④⑤ |
28~30回 | 【対面】 実習統括 | 画像工学(画像処理、評価法)について学ぶ。 | 担当者全員 | 12/14③④⑤ |
31〜35回 | 【対面】 実習セミナー(※) | 3RTの体験談を聴講し、病院実習の現状を学ぶ。 | 担当者全員 | 後日掲示 |
(※)12/15①②③④⑤予定
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、X線撮影、X線CT、MRI、画像処理の基本となる実習を行う。
◆実習セミナーについて◆
3年次に行う病院実習の内容や事前準備について理解・把握するために、現3RTによる体験談を聴講する。実技実習は行わないが、本実習として出欠をとり、態度評価を行う。
画像検査(一般撮影、X線CT、MRI)の基礎、画像処理法、エックス線の基本的な特性、X線画像の物理評価について、基本原理を説明することができ、測定や評価を実施できる。
評価はレポート内容(90%)、実習態度(10%)で判定する。
実習項目によっては実習終了後に添削したレポートの返却や解説等を行う。
【授業時間外に必要な学習時間: ‐ 時間】
予習:事前に実習書をよく読み、実習内容を理解しておくこと。また、事前課題が設定されている項目は課題を済ませておくこと。
復習:実習内容をよく思い出し、実習レポートを作成する。事後課題や問題を課された項目は、その内容もレポートに含めること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 臨床実習Ⅰ実習書(教員より配布) | 北里大学医療衛生学部 編 | ガイダンス時に教員より配布 |
参考書 | (なし) |
科目ナンバリングコード: RT304-DE01