画像診断機器工学Ⅰ Diagnostic Imaging Equipment EngineeringⅠ
科目責任者原 秀剛 (※)
担当者原 秀剛 (※)
科目概要2年 (2単位・必修) [医療工学科 診療放射線技術科学専攻]

授業の目的

画像診断機器を安全に取り扱えるようになるために、各種診断用X線装置、磁気共鳴画像診断装置、超音波画像診断装置および眼底写真撮影装置の構造、動作特性、画像の特徴、規格、保守管理等の方法を習得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③④⑤⑦に関連する。

教育内容・教育方法

【教育内容】
画像診断機器にはX線装置として、X線源装置、X線高電圧装置、X線機械装置、X線映像装置、X線画像処理装置、その他の関連機器があり、これらを応用した一般・透視・循環器(血管撮影)・乳房・歯科用等のX線検査システムやX線CT装置、磁気共鳴を利用した磁気共鳴画像診断装置や超音波を利用した超音波画像診断装置等がある。これら診断機器について撮影・撮像原理、システムの構成と特徴、動作原理、安全管理等を教授する。

【教育方法】
授業形態:講義
講義形式、パワーポイントを使用する、講義内で小テストを行う。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回【対面】
X線装置総論
画像診断機器の変遷を学習する原 秀剛
9/6③
第2回【対面】
X線高電圧装置1(自己整流、単相装置)
X線高電圧装置概要、自己整流方式、単相2ピーク形X線高電圧装置を学習する原 秀剛
9/13③
第3回【対面】
X線高電圧装置2(三相装置)
三相6ピーク形、三相12ピーク形X線高電圧装置を学習する原 秀剛
9/27③
第4回【対面】
X線高電圧装置3(定電圧、コンデンサ装置)
定電圧形、コンデンサ式X線高電圧装置を学習する原 秀剛
10/4③
第5回【対面】
X線高電圧装置4(インバータ装置)
インバータ式X線高電圧装置を学習する原 秀剛
10/11③
第6回【対面】
X線管装置
X線管装置構造・性能・特性を学習する原 秀剛
10/18③
第7回【対面】
X線機械装置、関連機器
X線撮影台、照射野限定器、自動露出機構、グリッド等を学習する原 秀剛
10/25③
第8回【対面】
X線映像装置1(X線TV、血管装置)
X線TV装置、血管撮影装置を学習する原 秀剛
10/27④
第9回【対面】
X線映像装置2(CR、FPD装置)
CR装置、FPD装置を学習する原 秀剛
11/1③
第10回【対面】
診断用X線装置1(X線装置)
一般、透視、乳房X線装置等を学習する原 秀剛
11/10④
第11回【対面】
診断用X線装置2(特殊X線装置、機器管理)
可搬形、歯科用X線装置等、機器管理、安全性、JIS規格を学習する原 秀剛
11/15③
第12回【対面】
X線CT装置1(原理、構成)
X線CT装置原理・構成、画像処理を学習する原 秀剛
11/22③
第13回【対面】
X線CT装置2(MDCT装置)
MDCT装置原理・構成、性能評価、機器管理等を学習する原 秀剛
11/29③
第14回【対面】
磁気共鳴画像診断装置
MRI装置構成・RFコイル等を学習する原 秀剛
12/1④
第15回【対面】
超音波装置・眼底カメラ装置
US装置原理・構成、眼底カメラ装置原理・構成を学習する原 秀剛
12/6③

* 基本的に月曜日の3時限ですが、水曜日4時限の日がありますので注意してください。

◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、X線画像診断機器の基礎知識を概説する。

到達目標

現在、放射線診断機器は用途に応じ多様化している。また、放射線を使用しない画像診断を行う技術も進歩を続けている。これら種々装置の性能と特性を把握し、画像診断機器の理解を深め、具体的に説明ができる。

評価基準

定期試験(70%)、小テスト(20%)、受講態度(10%)を総合的に評価する。
授業始めの10分間で小テストを実施し、前回の内容の振り返りを行う。

準備学習等(予習・復習)

授業時間外に必要な学習の時間:60時間
教科書を利用して講義内容の予習・復習を行い、学習内容をより深いものにするために参考書を読むこと。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書診療画像機器学笠井俊文 編オーム社
参考書新版 放射線機器学(Ⅰ)青柳泰司 著コロナ社
参考書診療放射線技術 上巻立入弘 監修南江堂
参考書MR撮像技術学笠井俊文 編オーム社
参考書新超音波医学日本超音波医学会編医学書院
参考書JISハンドブック 放射線(能)日本規格協会編日本規格協会
参考書医用画像・放射線機器ハンドブック日本画像医療システム工業会編名古美術印刷

備考・その他

科目ナンバリングコード: RT301-SS04