科目責任者 | 古平 聡 (※) |
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担当者 | 古平 聡 (※), 塚尾 浩 (※), 大島 弘之 (※), 海老根 智代 (※), 伊東 祥太 (※) |
科目概要 | 3年 (1単位・必修) [医療工学科 臨床工学専攻] |
循環に関わる生体機能代行装置の適切な操作と保守点検およびトラブル対応が的確に行えるように基本的な知識と操作技術を身につける。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。
【教育内容】
人工心肺装置や補助循環装置について、それぞれの原理、構造、機能を理解し、シミュレーションを用いた操作法とトラブル対策、関連機器の特性などについて修得する。
【教育方法】
授業形態:実習・実技
講義形式
オンライン :Moodleによる情報周知。Moodleからのファイルのダウンロードによる資料配付。Zoomを利用したパワーポイントやPDF等を用いた説明。Zoomを利用したグループワークや班ごとのプレゼンテーション。
オンデマンド:Moodleからのファイルのダウンロードによる資料配付。Moodleを介した講義収録動画を用いた実習方法の解説や測定結果の提示に合わせて行う結果グラフおよび考察の作成。 中間解説等によるフィードバックの実施。
対面 :各実習テーマの担当者によって前説を行った後に実習を行う。
(登校条件やリモートシステムの稼働・運用状況により変更することがある)
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1・2回 | 【対面】 オリエンテーション(1) - 基礎事項の再確認 - | 座学で学んだ人工心肺装置や補助循環装置に関する基礎事項について説明できる。 | 古平 聡 | 4/9③④ |
3・4回 | 【対面】 オリエンテーション(2) - 実習内容の理解 - | 実習内容、使用機器と材料、およびレポートの記載内容について理解できる。 | 古平 聡 塚尾 浩 大島 弘之 海老根 智代 伊東 祥太 | 4/16③④ |
5・6回 | 【対面】 人工心肺操作技術 その1 - 組立・充填・操作 - | 人工心肺装置の組立、充填、および操作方法について説明できる。 | 古平 聡 塚尾 浩 大島 弘之 海老根 智代 伊東 祥太 | 4/23③④ |
7・8回 | 【対面】 人工心肺操作技術 その2 - トラブル対応 - | 人工心肺装置の操作、トラブル対処法について説明できる。 | 古平 聡 塚尾 浩 大島 弘之 海老根 智代 伊東 祥太 | 5/7③④ |
9・10回 | 【対面】 装置の構成要素 その1 - ローラポンプの特性 - | ローラーポンプの特性および圧閉度の調整方法について説明できる。 | 古平 聡 塚尾 浩 大島 弘之 海老根 智代 伊東 祥太 | 5/14③④ |
11・12回 | 【対面】 装置の構成要素 その2 - 送血カニューレの特性 - | 送血カニューレの圧流量特性および動脈フィルタの特性について説明できる。 | 古平 聡 塚尾 浩 大島 弘之 海老根 智代 伊東 祥太 | 5/21③④ |
13・14回 | 【対面】 装置の構成要素 その3 - 脱血方法と流量特性 - | 落差脱血の方法および脱血カニューレの流量特性について説明できる。 | 古平 聡 塚尾 浩 大島 弘之 海老根 智代 伊東 祥太 | 5/28③④ |
15・16回 | 【対面】 装置の構成要素 その4 - 人工肺の性能評価 - | 人工肺のガス交換の性能評価と操作方法について説明できる。 | 古平 聡 塚尾 浩 大島 弘之 海老根 智代 伊東 祥太 | 6/4③④ |
17・18回 | 【対面】 ①実習の中間総括 ②普通救命講習(呼吸と循環の維持) | ①実習を行った結果と臨床で実際に使用されている機器・材料のカタログデータとの違いや設定条件・測定方法の違いなどが理解できる。 ②心肺蘇生やAEDの使用などの応急処置について実践し、命を守る知識とスキルを身につける | 古平 聡 塚尾 浩 海老根 智代 | 6/11③④ |
19・20回 | 【対面】 補助循環装置 その1 - IABPの原理と操作 - | IABPの構造と原理および操作法、およびトラブルについて説明できる。 | 古平 聡 塚尾 浩 大島 弘之 海老根 智代 伊東 祥太 | 6/18③④ |
21・22回 | 【対面】 装置の構成要素 その5 - 遠心ポンプの特性 - 補助循環装置 その2 | 遠心ポンプの流量特性およびECMO回路の構成について説明できる。 | 古平 聡 塚尾 浩 大島 弘之 海老根 智代 伊東 祥太 | 6/25③④ |
23・24回 | 【対面】 実習結果のまとめ -グループワーク- | あらかじめ指定した実習項目の実習結果について各班でまとめ、発表の準備を行うことができる。 | 古平 聡 塚尾 浩 大島 弘之 海老根 智代 伊東 祥太 | 7/2③④ |
25~27回 | 【対面】 実習結果の報告 -プレゼンテーション1- | あらかじめ指定した実習項目の実習結果について各班でまとめたものを発表し、ディスカッションができる。 | 古平 聡 塚尾 浩 大島 弘之 海老根 智代 伊東 祥太 | 7/9②③④ |
28~30回 | 【対面】 実習の総括、確認試験 | 各実習内容の要点について説明できる。 | 古平 聡 | 7/16②③④ |
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、体外循環装置と補助循環装置の原理・構造、操作方法を概説し実習指導を行う。
人工心肺装置や補助循環装置の原理や構造や特性を理解し、的確な操作方法やトラブル対処法などの基本的な事項を理解し、それらが実施できる。
レポート(70%)および確認試験(30%)から総合的に評価する。
【授業時間外に必要な学習時間:60時間】
2年次後期の生体機能代行装置学Ⅱの中で学んだ人工心肺装置や補助循環装置の原理・構造、トラブルとその対処法について予習をして臨むこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 実習書 ※教員より配布 | 北里大学医療衛生学部編 | |
参考書 | 臨床工学講座 生体機能代行装置学 体外循環装置 | 医歯薬出版 | |
参考書 | 臨床工学技士標準テキスト 第3版増補 | 金原出版 | |
参考書 | 最新人工心肺 理論と実際 第4版 | 阿部稔雄 編集 | 名古屋大学出版会 |
参考書 | 人工心肺安全ガイドライン | 学研メディカル秀潤社 |
科目ナンバリングコード: CE304-SS26