科目責任者 | 小畑 秀一 |
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担当者 | 小畑 秀一 |
科目概要 | 2年 (2単位・必修) [医療工学科 臨床工学専攻] |
解剖学 I で学んだ内容と合わせて、人体の正常な構造およびその形成過程の基本を理解する。これは、将来、大学・企業・公共機関における研究開発などで指導的役割を担うための基礎力を身につけることにつながる。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。
【教育内容】
解剖学 I に続き、呼吸器系、循環器系、血液・リンパ系、泌尿器系、生殖器系、内分泌系の形態・構造の基本的内容を解説する。さらに、ヒトの発生、上皮組織の機能を裏付ける形態的特徴についても解説する。
【教育方法】
授業形態:講義
スライドを用いた講義形式
課題や小テスト解答の中の特徴的な見解や誤解などについて、次回の授業でコメントする。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 【対面】 呼吸器系 | 気道と肺の構造について学ぶ。 教科書 p.195〜211 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 4/7① |
第2回 | 【対面】 循環器系(1) 〜心臓〜 | 心臓の構造と刺激伝導系について学ぶ。 教科書 p.103〜117 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 4/14① |
第3回 | 【対面】 循環器系(2) 〜血管系とその変化〜 | 血管系(動脈系と静脈系)、出生に伴う循環路の変化について学ぶ。 教科書 p.117〜135 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 4/21① |
第4回 | 【対面】 血液、リンパ系 | リンパ系と血球について学ぶ。 教科書 p.135〜149 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 4/28① |
第5回 | 【対面】 泌尿器系 | 腎臓と尿路の構造について学ぶ。 教科書 p.213〜220 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 5/12① |
第6回 | 【対面】 生殖器系(1) 〜男性生殖器〜 | 男性生殖器の構造と精子形成について学ぶ。 教科書 p.221〜228 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 5/19① |
第7回 | 【対面】 生殖器系(2) 〜女性生殖器〜 | 女性生殖器の構造と卵形成について学ぶ。 教科書 p.228〜239 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 5/26① |
第8回 | 【対面】 内分泌系 | 下垂体、副腎など内分泌器官の構造について学ぶ。 教科書 p.241〜252 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 6/2① |
第9回 | 【対面】 人体発生学(1) 〜総論〜 | 受精から出産までのヒトの発生の概略について学ぶ。 教科書 p.333〜350 を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 6/9① |
第10回 | 【対面】 人体発生学(2) 〜消化器系の発生〜 | ヒトの消化器系の発生について学ぶ。 事前に配布するプリント を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 6/16① |
第11回 | 【対面】 人体発生学(3) 〜心臓の発生〜 | ヒトの心臓・脈管系の発生について学ぶ。 事前に配布するプリント を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 6/23① |
第12回 | 【対面】 人体発生学(4) 〜頭部と顔面の発生〜 | ヒトの頭部および顔面の発生について学ぶ。 事前に配布するプリント を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 6/30① |
第13回 | 【対面】 組織・細胞学(1) 〜細胞接着と細胞外基質〜 | 上皮組織の細胞接着(細胞ー細胞間接着、細胞ー細胞外基質間接着)について学ぶ。 事前に配布するプリントを読んでくること。 | 小畑 秀一 | 6/30② |
第14回 | 【対面】 組織・細胞学(2) 〜細胞骨格の多彩な機能〜 | 真核細胞において細胞骨格が果たす多彩な機能について学ぶ。 事前に配布するプリント を読んでくること。 | 小畑 秀一 | 7/7① |
第15回 | 【対面】 まとめ | 第1回〜14回までの授業内容について、全体のつながりを意識してまとめる。 | 小畑 秀一 | 7/14① |
・呼吸器系の構造について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・胸膜と胸膜腔について具体的に説明できる。
・心臓の構造について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・冠状動脈とその主要な枝について、走行部位を名称とともに具体的に説明できる。
・刺激伝導系について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・出生に伴う循環路の変化について、名称とともに具体的に説明できる。
・全身の主要な動脈について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・頚部、胸部、腹部の動脈について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・総頚動脈の分岐部に存在する特徴的構造とその役割について具体的に説明できる。
・全身の主要な静脈について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・頚部、胸部、腹部の静脈について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・肝門脈に流入する静脈について、名称とともに具体的に説明できる。
・血液およびリンパ系の構造について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・泌尿器系の構造の全体像について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・腎臓の顕微鏡的構造について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・生殖器系の構造について、男女別に、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・下垂体の構造と機能について、間脳との関係も含めて、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・副腎の構造について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・膵臓の構造について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・消化器系の発生について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・心臓と脈管系の発生について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・真核細胞の電子顕微鏡レベルでの微細構造について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・細胞接着(細胞ー細胞間接着、細胞ー細胞外基質間接着)の構造について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・細胞接着(細胞ー細胞間接着、細胞ー細胞外基質間接着)について、細胞外基質および細胞骨格との関連で具体的に説明できる。
・細胞骨格の構造について、基本的内容を名称とともに具体的に説明できる。
・真核細胞の細胞骨格が果たす役割について、基本的内容を具体的に説明できる。
・消化と吸収について、上皮細胞の果たす役割に基づいて、細胞レベルで具体的に説明できる。
定期試験(95%)、受講態度(5%)
【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
・予習:各回の授業内容欄に記した教科書の該当ページを読み、理解できることと理解できないことを区別してくること。
・復習:教科書で、その日の授業内容が記載されているページおよび関連するページをよく読み直した上で、教科書と配付資料の両方を活用したノートを各自作成すること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 入門人体解剖学 | 藤田恒夫 | 南江堂 |
参考書 | カラー図解 人体誕生 ーからだはこうして造られるー | 山科正平 | 講談社ブルーバックス |
参考書 | 入門組織学 | 牛木辰男 | 南江堂 |
参考書 | 人体解剖学 | 藤田恒太郎 | 南江堂 |
参考書 | 日本人体解剖学(上巻、下巻) | 金子丑之助 原著 | 南山堂 |
科目ナンバリングコード: CE201-SF04