科目責任者 | 横場 正典 (※) |
---|---|
担当者 | 横場 正典 (※), 石井 直仁 (※), 松永 篤彦 (※), 神谷 健太郎 (※), 小倉 彩 (※), 齊藤 央 (※), 槇田 喜之 (※), 小幡 進 (※), 姫田 久美 (※), 中西 久幸 (※), 小野山 志織 (※), 下河 ナオミ (※), 松下 瑞季 (※), 岩楯 欽央 (※), 片桐 真人 (※) |
科目概要 | 3年 (1単位・必修) [医療検査学科] |
臨床生理学ⅠA、臨床生理学ⅠBの知識を基礎に、生理検査の検査法や心得を理解する。臨床検査技師として必要な各生理機能検査の手技を理解・実践し、検査結果の評価方法を習得する。患者心理とその対応、安全対策などについての知識を得て、臨床実習における生理機能検査を行う際の基本的心得を理解する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。
【教育内容】
様々な生理機能検査の方法や検査の結果の評価方法を理解する。グループ別に心電図検査、呼吸機能検査、超音波検査などを実際に行い、検査結果を評価する。また、自ら被検者となることで患者心理などを理解させる。
【教育方法】
授業形態:実習・実技
配布資料、書画カメラ、powerpointを活用しながら行うオムニバス講義および医療検査機器を用いた実習。学生から出た質問は実習時間内でフィードバックし、必要な場合には次回の実習時に振り返りを実施する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
---|---|---|---|---|
1回 | 【対面】 呼吸機能検査の実際 | 呼吸機能検査の検査法に関する注意点について習得する。 | 横場 正典 | 4/26④ |
2回 | 【対面】 心電図検査の実際 | 様々な心電図を提示し、その所見について習得する。 | 片桐 真人 | 5/17④ |
3回 | 【対面】 筋電図検査の実際 | 実際の筋電図所見について習得する。 | 下河 ナオミ | 5/24③ |
4回 | 【対面】 聴覚機能検査の実際 | 聴覚検査における正常所見と異常所見について習得する。 | 岩楯 欽央 | 5/24④ |
5回 | 【対面】 脳波検査の実際 | 実際の脳波所見について習得する。 | 姫田 久美 | 5/26① |
6回 | 【対面】 平衡機能検査の実際 | 平衡機能検査における正常所見と異常所見について習得する。 | 小幡 進 | 5/26② |
7回 | 【対面】 超音波検査の実際 | 心臓超音波検査の検査法および正常所見と異常所見の詳細な所見について習得する。 | 槇田 喜之 | 5/31④ |
8回 | 【対面】 超音波検査の実際 | 甲状腺・乳腺・産科領域・血管(頸動脈)における超音波検査の正常所見と異常所見について習得する。 | 中西 久幸 | 6/7④ |
9・10回 | 【対面】 臨床生理学実習の実際 | 臨床生理系検査の実際と実習について習得する。 | 横場 正典 | 6/7⑤ |
11~30回 | 【対面】 心電図検査の実際 [ 実習 ] 呼吸機能検査の実際 [ 実習 ] 超音波検査の実際 [ 実習 ] 救命蘇生法、車椅子介助 [ 実習 ] | 心電図検査の測定法、所見の判定、機器の取り扱いについて習得する。 換気機能検査や気道抵抗検査の測定とその評価、機器の取り扱いについて習得する。 超音波検査の測定とその評価、正常所見について習得する。 救命蘇生法について習得する。車椅子実習は対象者の状態に応じた車椅子の操作や移乗の介助法が実践できるように習得する。 | 石井 直仁 横場 正典 松永 篤彦 神谷 健太郎 小倉 彩 齊藤 央 片桐 真人 小野山 志織 松下 瑞季 | 6/14③④⑤ 6/21③④⑤ 6/28③④⑤ 7/5③④⑤ 7/12③④⑤ |
※10回の実習は5・6時限目に行う。
※11~30回の実習は6時限まで実施する。
◆実務経験の授業への活用方法◆
病院での臨床経験を踏まえ、生理検査学の意義及び実際の検査方法がどのように行われているのかを実践かつ概説する。
①生理機能検査の手技を修得し、実践できる。
②生体の正常な生理機能検査所見を理解し、列挙できる。
③病的状態における生理機能の変化を理解する。
④被検者の心理を経験し、その対応を理解し、習得する。
実習態度(10%)、レポート(90%)によって評価する。
注)臨床生理学実習の内容は臨床生理学ⅠBの試験範囲に含まれる。
【授業時間外に必要な学習時間: ‐ 時間】
予習:第1回~第10回までは臨床生理学ⅠBの復習と授業に関連する項目を教科書で事前に学び、整理して授業に臨むこと。第11回目以降は第10回までの内容と臨床生理学ⅠBを十分に復習し、事前に理解して、実習に臨むこと。予習や授業、実習で不明な点は積極的に質問をすること。
復習:教科書と配付資料を参考に各授業の内容をまとめること。実習終了後は結果に関して復習を行うこと。これらを基に3年次以降の臨床実習の準備をすること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 最新 臨床検査学講座 生理機能検査学 | 東條尚子、川良徳弘 編 | 医歯薬出版 |
教科書 | 生理系臨床実習実習書 | 北里大学医療衛生学部・北里大学病院臨床検査部・北里大学東病院臨床検査部編 | |
参考書 | 標準臨床検査学 生理検査学・画像検査学 | 谷口信行 | 医学書院 |
参考書 | 日本臨床衛生検査技師会ライブラリーXII 心電図・超音波検査アトラス -生理検査に従事する初心者のための症例集- | ライブラリー発行企画委員会 | 社団法人日本臨床衛生検査技師会 |
科目ナンバリングコード: ML304-SS25