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公衆衛生学Public Health
科目責任者内藤 由紀子 (※)
担当者内藤 由紀子 (※), 片桐 裕史
科目概要2年 (3単位・必修) [医療検査学科]

授業の目的

 個人や人間集団の健康を保持するために、人間と人間を取りまく環境、即ち生態系を基盤とした健康を理解する。さらに、地域・職域・教育の場における集団の健康管理の意義・組織・予防対策ならびに健康保持増進に関する包括的知識を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の①②③に関連する。

教育内容・教育方法・フィードバック

【教育内容】
 人間集団を取りまく生活環境と健康、その集団を構成する人間の出生・死亡・疾病罹患の状況、健康障害発生の因果関係および対人保健活動を通した健康の保持増進について学ぶ。

【教育方法】
 授業形態:講義
 フィードバックは学生からの要望があった場合に対応する。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回【対面】
[前期]公衆衛生学総論1(健康と予防医学)
健康の概念、予防医学の概念について解説する。内藤 由紀子
4/20②
第2回【対面】
公衆衛生学総論2(集団の健康)
個人の健康、集団の健康、保健所業務、健康日本21、健康増進法について解説する。片桐 裕史
4/27②
第3回【対面】
感染症の疫学1(感染症の動向)
感染成立の要因(病因・感染経路・宿主)、感染症の動向について解説する。片桐 裕史
5/11②
第4回【対面】
感染症の疫学2(感染症の予防)
感染防止対策(感染症法、消毒滅菌、予防接種、結核・感染症サーベイランス)について解説する。片桐 裕史
5/18②
第5回【対面】
生活環境1(大気環境、地球環境)
大気環境(環境基本法・大気の環境基準・大気汚染など)および地球環境(地球温暖化・酸性雨など)について解説する。
片桐 裕史
5/25②
第6回【対面】
生活環境2(室内環境、廃棄物)
室内環境(室内換気・温熱指標など)および廃棄物(産業廃棄物など)について解説する。片桐 裕史
6/1②
第7回【対面】
生活環境3(上水)
浄水の水源、浄水法、水道法による水質基準、上水道普及率について解説する。片桐 裕史
6/8②
第8回【対面】
生活環境4(下水・水質環境)
下水処理法、下水道普及率、水洗化率、水質汚濁の指標、環境基本法、水質汚濁に係る環境基準について解説する。片桐 裕史
6/15②
第9回【対面】
疫学1(疫学の基礎)
疫学の定義・目的、疫学モデル、比率・割合・人口当たり、有病率、罹患率、年齢調整指標、時間的分布、空間的分布について解説する。片桐 裕史
6/22②
第10回【対面】
疫学2(各種疫学研究)
横断研究、縦断研究、後向き研究、前向き研究、介入研究、因果関係について解説する。片桐 裕史
6/29②
第11回【対面】
食品衛生1(栄養摂取)
食品衛生法、食品化学、栄養摂取量、栄養欠乏と過剰について解説する。内藤 由紀子
7/6②
第12回【対面】
食品衛生2(食中毒)
食中毒の疫学、細菌性・ウイルス性・自然毒などによる食中毒について解説する。内藤 由紀子
7/13②
第13回【対面】
[後期]人口静態統計
国勢調査、世界の人口分布と推移、年齢の3区分、日本の世帯状況について解説する。片桐 裕史
9/28①
第14回【対面】
人口動態統計
人口動態調査、出生・死亡・婚姻・離婚・死産、再生産率、PMI、年齢調整死亡率、生命関数・生命表・平均寿命について解説する。片桐 裕史
10/5①
第15回【対面】
地域保健1(母子保健)
母子保健の意義、新生児・乳児、低体重児、未熟児、過熟児、周産期死亡率、母子保健の指標とその水準、母体保護法、母子保健管理、母子手帳について解説する。片桐 裕史
10/12①
第16回【対面】
地域保健2(学校保健)
学校教育法、学校保健安全法、学校保健管理、学校保健の現状、学校安全・学校体育・学校給食について解説する。片桐 裕史
10/19①
第17回【対面】
地域保健3(老人保健)
老人保健法、老人保健施設、老人福祉、国民の医療費について解説する。片桐 裕史
10/26①
第18回【対面】
地域保健4(精神保健)
精神保健福祉法、精神保健福祉の現状、精神福祉活動、精神保健対策について解説する。片桐 裕史
11/2①
第19回【対面】
地域保健5(生活習慣病の動向)
生活習慣病とは、国際疾病死因分類(ICD-10)、スクリーニングについて解説する。内藤 由紀子
11/9①
第20回【対面】
地域保健6(生活習慣病各論)
悪性新生物、高血圧症、脳血管疾患、心疾患、糖尿病などの動向および予防について解説する。内藤 由紀子
11/16①
第21回【対面】
産業保健1(産業保健活動)
労働衛生の目的、労働基準法、労働安全衛生法、労働衛生管理について解説する。片桐 裕史
11/30①
第22回【対面】
産業保健2(職業病)
各種職業病について解説する。片桐 裕史
12/7①
第23回【対面】
国際保健
国際保健活動および環境管理の必要性と国際的取組みについて解説する。内藤 由紀子
12/14①
第1回
項目
【対面】
[前期]公衆衛生学総論1(健康と予防医学)
授業内容
健康の概念、予防医学の概念について解説する。
担当者
内藤 由紀子
日時
4/20②
第2回
項目
【対面】
公衆衛生学総論2(集団の健康)
授業内容
個人の健康、集団の健康、保健所業務、健康日本21、健康増進法について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
4/27②
第3回
項目
【対面】
感染症の疫学1(感染症の動向)
授業内容
感染成立の要因(病因・感染経路・宿主)、感染症の動向について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
5/11②
第4回
項目
【対面】
感染症の疫学2(感染症の予防)
授業内容
感染防止対策(感染症法、消毒滅菌、予防接種、結核・感染症サーベイランス)について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
5/18②
第5回
項目
【対面】
生活環境1(大気環境、地球環境)
授業内容
大気環境(環境基本法・大気の環境基準・大気汚染など)および地球環境(地球温暖化・酸性雨など)について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
5/25②
第6回
項目
【対面】
生活環境2(室内環境、廃棄物)
授業内容
室内環境(室内換気・温熱指標など)および廃棄物(産業廃棄物など)について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
6/1②
第7回
項目
【対面】
生活環境3(上水)
授業内容
浄水の水源、浄水法、水道法による水質基準、上水道普及率について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
6/8②
第8回
項目
【対面】
生活環境4(下水・水質環境)
授業内容
下水処理法、下水道普及率、水洗化率、水質汚濁の指標、環境基本法、水質汚濁に係る環境基準について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
6/15②
第9回
項目
【対面】
疫学1(疫学の基礎)
授業内容
疫学の定義・目的、疫学モデル、比率・割合・人口当たり、有病率、罹患率、年齢調整指標、時間的分布、空間的分布について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
6/22②
第10回
項目
【対面】
疫学2(各種疫学研究)
授業内容
横断研究、縦断研究、後向き研究、前向き研究、介入研究、因果関係について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
6/29②
第11回
項目
【対面】
食品衛生1(栄養摂取)
授業内容
食品衛生法、食品化学、栄養摂取量、栄養欠乏と過剰について解説する。
担当者
内藤 由紀子
日時
7/6②
第12回
項目
【対面】
食品衛生2(食中毒)
授業内容
食中毒の疫学、細菌性・ウイルス性・自然毒などによる食中毒について解説する。
担当者
内藤 由紀子
日時
7/13②
第13回
項目
【対面】
[後期]人口静態統計
授業内容
国勢調査、世界の人口分布と推移、年齢の3区分、日本の世帯状況について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
9/28①
第14回
項目
【対面】
人口動態統計
授業内容
人口動態調査、出生・死亡・婚姻・離婚・死産、再生産率、PMI、年齢調整死亡率、生命関数・生命表・平均寿命について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
10/5①
第15回
項目
【対面】
地域保健1(母子保健)
授業内容
母子保健の意義、新生児・乳児、低体重児、未熟児、過熟児、周産期死亡率、母子保健の指標とその水準、母体保護法、母子保健管理、母子手帳について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
10/12①
第16回
項目
【対面】
地域保健2(学校保健)
授業内容
学校教育法、学校保健安全法、学校保健管理、学校保健の現状、学校安全・学校体育・学校給食について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
10/19①
第17回
項目
【対面】
地域保健3(老人保健)
授業内容
老人保健法、老人保健施設、老人福祉、国民の医療費について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
10/26①
第18回
項目
【対面】
地域保健4(精神保健)
授業内容
精神保健福祉法、精神保健福祉の現状、精神福祉活動、精神保健対策について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
11/2①
第19回
項目
【対面】
地域保健5(生活習慣病の動向)
授業内容
生活習慣病とは、国際疾病死因分類(ICD-10)、スクリーニングについて解説する。
担当者
内藤 由紀子
日時
11/9①
第20回
項目
【対面】
地域保健6(生活習慣病各論)
授業内容
悪性新生物、高血圧症、脳血管疾患、心疾患、糖尿病などの動向および予防について解説する。
担当者
内藤 由紀子
日時
11/16①
第21回
項目
【対面】
産業保健1(産業保健活動)
授業内容
労働衛生の目的、労働基準法、労働安全衛生法、労働衛生管理について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
11/30①
第22回
項目
【対面】
産業保健2(職業病)
授業内容
各種職業病について解説する。
担当者
片桐 裕史
日時
12/7①
第23回
項目
【対面】
国際保健
授業内容
国際保健活動および環境管理の必要性と国際的取組みについて解説する。
担当者
内藤 由紀子
日時
12/14①

授業内容欄外

◆実務経験の授業への活用方法◆
研究機関での食品の安全性試験の概要を説明する。

到達目標

ヒトの健康は環境や食、労働に左右されることを理解し、疾病予防および健康の保持増進を説明することができる。

評価基準

2回の定期試験により評価する(前期試験50%、後期試験50%)。

準備学習等(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習時間:89時間】
教科書を利用して講義内容の予習を行う。講義資料および教科書を用いて講義内容を復習し、理解を深める。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書国民衛生の動向 2020/2021年版(3年次「公衆衛生学実習」の参考書としても使用)(一財) 厚生労働統計協会
教科書最新臨床検査学講座 公衆衛生学照屋浩司、河村堅医歯薬出版
参考書(なし)
教科書
署名
国民衛生の動向 2020/2021年版(3年次「公衆衛生学実習」の参考書としても使用)
著者・編者
発行所
(一財) 厚生労働統計協会
教科書
署名
最新臨床検査学講座 公衆衛生学
著者・編者
照屋浩司、河村堅
発行所
医歯薬出版
参考書
署名
(なし)
著者・編者
発行所

備考・その他

科目ナンバリングコード: ML201-SF11